
マンションの水回りをリフォームしたい!失敗しないリフォームのために
キッチン、トイレ、浴室…マンション住まいの方にとって、水回りのリフォームを「いつ」「どんな風に」行うのかということはとても大切な問題です。適切な時期をしっかりと見極め、無駄なくリフォームを成功させたいものです。ここでは、マンションの水回りリフォームで失敗しないために押さえておきたいポイントをご紹介。場所別のチェックポイント、事前に知っておきたい注意点などを押さえ、より良いリフォームを実施しましょう。
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水回りリフォーム成功のコツとは?
マンション住まいの方が水回りのリフォームを成功させるためには、どんな点に注目すれば良いのでしょうか。
リフォームのタイミング
水回りのリフォームを考えるタイミングは、マンションでも戸建てでも、目安として約15~25年。それ以上の期間が過ぎると、水漏れやシロアリなどが原因となり、床や壁の腐食が進みやすくなります。見た目の変化が感じられない場合でも、床下や壁の内部など、見えない部分で劣化が進んでいるケースも少なくないため、注意が必要です。
もちろん年数の目安以外にも、「掃除が大変になった」、あるいは「浴室内のカビが目立ってきた」など、日々の生活の中で不便さや不快感を覚え始めてきたら、そのときが良いタイミングだと考えられる場合もあります。ただし、あまりにも早過ぎるタイミングでリフォームを計画しても、特に問題がなかったとしたら単に費用の無駄になってしまいます。
そのため、おおよそ築15年が経過した頃からリフォーム計画を念頭に置き始め、そこから3~5年ほどで実行に移すのがおすすめです。そうすれば無駄なく、また傷みが激しくなり過ぎない時期に、望ましいリフォームを行えるでしょう。
まとめてリフォームがお得
水回りのリフォームがしたいと考えたとき、思い浮かぶ場所は主に、キッチン・浴室・トイレの三ヶ所でしょう。実はリフォームは、関連する工事を同時に行うことで費用を安く抑えられます。工事の効率が上がるためです。水回りのリフォームの場合、特に顕著にこの傾向が見られます。
水回りはそれぞれの場所を別々に工事するよりも、できるだけ同時にリフォームしましょう。効率の良い工事をお願いすることで、お得にリフォームを進めたいものです。
水回りリフォームの前に!確認しておきたいリフォームポイント
リフォーム箇所によって、事前にチェックしておきたい項目が異なります。それぞれのポイントを見てみましょう。
キッチン
キッチンのリフォームでは、作業がしやすいよう導線がきちんと考慮されているキッチンにすることが最優先事項。毎日使う場所だからこそ、収納の位置も含めて使い勝手の良さを重視し、ストレスなく家事ができるようにします。
また、意外に見落としがちな点が「ゴミの保管スペース」。これを確保しておかなかったがために、せっかく動きやすい導線を取り入れたにも関わらず、そこを塞ぐようにゴミ箱を設置しなければならなくなった…などという事態にならないよう、しっかり考えておきましょう。また、システムキッチンを導入する際には、キッチンを最も使う人物の身長に合うものを選ぶという点も大切です。
好みのデザインにすることももちろん重視したいものですが、毎日使う場所だからこそ、ストレスなく使える空間にしましょう。
トイレ
トイレのリフォームでは、便器ばかりに注目が集まりがちですが、床や壁・収納・小物などの素材や位置にも目を向けたいところです。例えば床は、水に弱い木のフローリングを避け、ビニールクロス(クッションシート)を選びましょう。水やアンモニア成分・洗剤などに強い素材でできた床なら、お手入れが格段にしやすくなります。
また、タオル掛けや収納の位置にもしっかり目を向けましょう。手を伸ばしたときに最適な位置にあるかどうか、使いやすさを重視します。加えて忘れられがちなのが、電源の確保です。古いタイプのトイレスペースには、そもそも電源コンセントがないケースも多いです。最新のトイレを設置する際には、新たにコンセントを設けるための工事も別途必要になりますので、気をつけましょう。
浴室
マンションの浴室リフォームで注目したい点は、システムバス内の装備です。便利な機能を搭載したシステムバスを取り入れれば、毎日のお手入れがより快適になる上、充実したバスタイムを過ごせるでしょう。
浴室暖房乾燥機のように、他の家事(この場合は洗濯・乾燥)の負担を軽くできる装備もあれば、保温浴槽やミストサウナなど、入浴時に便利だったり贅沢感を味わえたりする装備も今ではたくさんあります。劣化を直すだけのリフォームに終わらず、ワンランク上の機能を取り入れ、より快適な生活を楽しんでみてはいかがでしょうか。
マンションの水回りリフォーム、押さえておきたい注意点
リフォームの話を進める前に、自分のマンションの規約など確認すべきことがあります。ここでは、
自分の住まいに合わせたリフォームを行うための注意点をご紹介します。
本当にリフォームできるのかを事前に確認
マンションの水回りリフォームでは、「そもそもそリフォームは可能か、不可能か」を事前に見極めておくことが非常に重要です。そのためにはリフォーム会社だけでなく、マンションの管理組合とも連絡を取り合う必要が出てきます。
管理組合との連絡を怠ってしまうと、契約をした後になってからそのリフォームが行えなかったと判明したときに、リフォーム会社に支払う費用だけが発生することも。そのような事態になってしまわないよう、事前にしっかり確認を入れておきましょう。
中古マンションの場合は、電気容量や設備のサイズに気をつける
中古マンションの水回りリフォームでは、電気容量やシステムバスのサイズなどを、事前に注意深く確認しておくと安心です。
電気容量の上限チェックはうっかり忘れてしまいがちです。上限が低いと、キッチンで使用できる電気製品が限られてしまいます。特にIHクッキングヒーターを導入する場合は、エアコンなど他の家電製品と同時に使用したときのことまでを視野に入れ、上限を確認しておくと良いでしょう。
また、システムバスのサイズについても注意が必要。中古マンションの場合、浴室がやや特殊なサイズになっているケースが少なくありません。特殊なサイズのシステムバスは、特注工事になったり、間仕切りを移動させることで通常サイズに整えたりする場合があります。その分リフォーム費用がかさむため、思わぬ出費につながってしまうことが多いのです。直前で慌てずに済むよう、事前に確認しておきたいものです。
おわりに
水回りのリフォームを成功させるためには、何よりタイミングを見誤らないことが重要です。また、工事費用が高額になる可能性が高いため、一括見積を利用するのがおすすめです。しっかりと商品や工事内容に目を配り、より快適な生活を送れるリフォームを目指しましょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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