「1杯何グラム？」も検証！ティースプーン人気おすすめ15選

ティースプーンの魅力とは？

ティースプーンは、紅茶を飲むときに、砂糖やミルク、レモンを混ぜるために使用する小さなスプーン。カフェでメニューを注文した際、ソーサーの上に一緒に添えられているのを見たことがある方も多いはずです。

実際にティースプーンと他のスプーンの違いはなかなかわかりづらいもの。今回はサイズの違いや素材にも着目しながら、おすすめのティースプーンを選ぶお手伝いをしていきます。

気になる！ティースプーンとコーヒースプーンの違いって？

ティースプーンはコーヒースプーンよりひと回り大きい

ティースプーンがコーヒースプーンより大きいということは、意外と知られていない事実。

厳密に規格などはないのですが、一般的に日本でティースプーンと呼ばれているスプーンは13〜14cmほどのものが多く、コーヒースプーンはそれよりも小さなものを指します。

ティースプーンの方がコーヒースプーンより一回り大きいのは、コーヒーに比べて紅茶の方がカップ&ソーサーが大きいためだと言われています。紅茶もコーヒーも兼用で使いたいという方は、ティースプーンを選ぶとカップに埋もれず使用できるのでおすすめです。

ティースプーンとコーヒースプーンで測れる茶葉の量も違う

ティースプーンは、砂糖やミルクを混ぜるだけではなく、茶葉の計量にも用いられます。ブランドやメーカーによって違いはありますが、ティースプーン1杯ですくうことができる茶葉は大体約2gほど。これがコーヒースプーンになると1.5g前後とやや少なくなります。

紅茶は茶葉の量によってガラッと味が変わってしまう繊細な飲み物。美味しさを最大限引き出すためにも、コーヒースプーンで代用はせず、きちんと計量することを心掛けましょう。

ティースプーン1杯何グラム？を実際に検証！

【検証:1】実際どうなの？ティースプーン1杯の茶葉の量を計測！

実際に市販のティースプーンで測れるグラム数はどれぐらいなのかを計測してみました。使用するスプーンは、記事内おすすめ商品でも取り上げている『柳宗理』のティースプーン。

こちらの茶葉は、1.5〜2ミリ程の平均的な大きさのものです。結果、茶葉をすり切らずに乗せて1.9gでした。一般的にティースプーン1杯が平均2gと言われているので、こちらのスプーンは平均とほぼ同じグラム数という結果になりました。

ちなみに、大きな茶葉は、茶葉同士が引っかかるためかさが増しして見えますがすき間が多く、細かい茶葉は、かさは少なく見えますがすき間がないため重くなります。茶葉の種類は変わっても、同じスプーンで計量する場合はおおよそ一定の重さになります。

【検証:２】一体何グラム？ティースプーン1杯で計れる砂糖の量

次に、ティースプーン1杯で計れる砂糖（使用したのはグラニュー糖）の量を計測してみました。今回使用するアイテムは、おすすめでも取り上げている『アルファクト』のおしゃれなティースプーン。長さ自体は13.5cmと平均より少しだけ短めのスプーンです。

こちらのティースプーンに軽く1杯分の砂糖をのせて計測したところ、5gという結果になりました。

グラニュー糖の場合、小さじ1杯が4gなので、ティースプーンと小さじでは差があることがわかります。小さじとして代用したいときはすり切って計ってくださいね。ちなみに、軽く山盛り1杯、砂糖5gの摂取カロリーは19kcal。紅茶を飲む際の参考にしてみてくださいね。

ティースプーン選びの「ポイント」を知る

ティースプーンについての知識を蓄えたところで、ここからは実際にティースプーンを選ぶときにチェックしておきたいポイントを《材質、デザイン、ブランド》の3つの軸に切り分けて解説していきます。

さまざまな種類があって悩んでしまうティースプーン選びですが、これらをおさえておくことで、自分に合った1本を見つけやすくなるはず。お気に入りのアイテムで紅茶をもっと楽しんで！

①材質ごとの特徴を知ろう

ティースプーンにはさまざまな材質のものがありますが、一般的にステンレスタイプが多く販売されています。その他にも銀や合金、メッキを施されたもの、天然木材などバリエーションがあり、材質ごとでお手入れ方法や、食洗機に対応しているかなど魅力も扱い方も異なります。

材質それぞれのおすすめポイントをチェックしながら、自身の好みやライフスタイルに合わせて選びましょう。

扱いやすさ重視ならステンレス製のティースプーンを

ステンレスは、stainless steelという名の通り、ステイン（汚れやサビ）レス（つかない）という意味があります。輝きが長続きしやすく、耐久性の高いステンレスは食洗機でも洗える手軽さもうれしいポイントですね。

また、販売されている数も豊富で、シンプルなものからおしゃれなデザインのものまでバリエーションに富んでいるので、ティーカップとのコーディネートも楽しめそう！

高級感のあるミラーのような輝きの「合金」

ニッケルや銅、亜鉛などを用いた合金のティースプーンは、見た目の美しさだけでなく、強度を高めていたり傷付きにくかったりなど機能性を重視したタイプも多く、初めての1本として特におすすめしたい素材です。

こちらの画像のティースプーンは、記事内のおすすめ商品としても登場している、『サクライ』のスーパー700シリーズのもの。モリブデン合金で非常に強度が高いことが特徴。

ただ、家庭用のスポンジの硬い部分には非常に硬度の高い研磨成分の「アルミナ」が含まれているので傷が付きやすくなってしまいます。合金だけでなく、他の素材にも言えるのでお手入れの際は注意しましょう。

長く使用したくなる美しさが特徴の「純銀・スターリングシルバー」

高級カトラリーの定番材質である銀。ひとことで銀といっても、純銀のものもあれば、銅などを混ぜて強度をプラスしたsilver925（スターリングシルバー）製のものがあります。そんな銀製のティースプーンは1本で数万円するものも多く高価ですが、その柔和な輝きで紅茶の時間をもっと華やかにしてくれるはずです。

銀製のティースプーンは、細やかな彫刻が施されているものが多く、長年手をかけてあげることによって、美しさが増すという特徴があります。食洗機非対応のものが多いので、お手入れは専用のクロスを使い、やさしく拭うように磨いていきましょう。

なめらかな口あたりがやさしい「磁器」のティースプーン

磁器のカトラリーの魅力はなんといってもその口あたりの良さ。また、汚れも落としやすく、食洗機で使えるものも多いということもうれしいポイント。おしゃれなイラスト入りなどデザイン性も高く、一味違ったティースプーンをお探しの方におすすめです。

画像の商品は、おすすめ商品としてもご紹介している、『ナルミ』のいわさきちひろ柄のティースプーン。ころんとしたフォルムも、磁器ならではの魅力。

ほっこりとした温かみが魅力の「木製」のティースプーン

扱うときの金属音が気になる方や、ティーセットを傷つけたくないという方におすすめなのが木製のティースプーン。木の持つやさしく、あたたかな印象と素朴な手ざわりが魅力です。

木製のカトラリーは使うことで風合いが増していきますが、吸収性のある素材だけに、洗浄後にはきちんと乾燥させてカビたりしないように気をつけましょう。

②ティースプーンをデザインで選ぶ

デザインやカラーなど直感的に選んで意外なマッチング楽しむというのもティースプーン選びの醍醐味。

センスをアピールしたいなら、先が丸くなっているものをセレクトしたり、ティースプーンのゴールドとカップ縁のゴールドをリンクさせたりしてもおしゃれですね。

ティースプーンは本来、単品で使用するというよりも「ティーカップと合わせる」ことを前提としたカトラリー。シンプルなものだったり、エレガントさを感じるものだったり、インテリアや気分に合わせて、自由な感性でチョイスしてくださいね。

③ティースプーンをブランドで選ぶ

見た目のデザインや材質だけでは商品のよし悪しが分からず、なかなか決められないという方は、王室御用達ブランドや、広く知られる人気ブランドのアイテムをチェックするのもおすすめです。

デンマークを代表するブランドの『カイ・ボイスン』は、デザイナーの名前を冠したカトラリーブランド。デンマーク王室だけでなく、各国のデンマーク大使館で使用されるなど、自国を代表するブランドとして定評があります。

また、ポルトガルを代表するブランドの『クチポール』はCUT（カトラリー）とPO（ポルトガル）という意味を含んで名付けられたブランドで、社内に専属のデザイナーを置き、全ての工程を熟練の技術による手作業で行っています。

職人技やセンスが感じられる、王室御用達ブランドによるティースプーンは、いつもの紅茶をより特別なものに演出してくれるでしょう。

ギフトにもおすすめ！ティースプーン厳選15アイテムをチェック

ここまではティースプーンの選び方をご紹介していきましたが、ここからはLIMIAが選んだおすすめのアイテムを15点セレクトしていきます。

伝統あるカトラリーブランドのものから、使いやすさを追求して作られたものまで幅広いアイテムをピックアップしました。

材質ごとに分けて紹介するので《デザイン、ブランド、食洗機対応》などのポイントを参考にして、みなさんのお気に入りアイテムを探してみてくださいね！

おしゃれなものを厳選！【ステンレス製ティースプーン】のおすすめはこちら

機能性やデザインに優れた【メッキ・合金製ティースプーン】のおすすめはこちら

大切にしたい1本を見つけて！【純銀製ティースプーン】のおすすめアイテム

オリジナリティ溢れるデザインがおすすめの【その他素材のティースプーン】

おすすめティースプーンの比較一覧表

一緒に揃えて！ティーカップセットもチェックしよう

LIMIAでは、ティースプーンと合わせて、人気ティーカップセットの紹介もしています。おいしい紅茶を味わうティータイムには欠かせないアイテムなのでじっくり選びたい方も多いはず。

以下の記事では、世界で愛されている有名ブランドから、リーズナブルでかわいらしいデザインのアイテムまで幅広く紹介しています。ホッとするやすらぎのティータイムを彩る、自分好みのアイテムを見つけてみてください。

▽「人気なティーカップセット」についてもっと見る

お気に入りのティースプーンは見つかりましたか？

おいしい紅茶との時間をより特別なものに変えるティースプーン。

いつものカップにお気に入りのスプーンを添えるだけでも、気分はぐんと高まるものです。ひとりで過ごすくつろぎ時間や、みんなで楽しむティータイムなど幅広く活躍してくれるこだわりのアイテムで、毎日に彩りをプラスしてくださいね！

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※記載しているカラーバリエーションは、2020年9月現在のものです。