人気の万年筆インクおすすめ10選！彩り豊かな書き味を楽しもう

万年筆インクの魅力とは？

独特の書き味や、それを手にしたときの身が引きしまる感覚に魅了される人の多い万年筆の世界。

そんな万年筆の楽しみのひとつに「インク選び」があります。多くのメーカーからそれぞれ絶妙に異なった色味や個性のあるアイテムが数多く販売されており、その中からお気に入りの色を見つける過程は非常に趣深いもの。

みなさんもぜひ、この記事をきっかけに奥の深い万年筆インクの魅力に触れてみてくださいね！

万年筆インクを選ぶときの3つのポイント

万年筆インクには、その種類や形状、色合いにさまざまな種類があります。それぞれに異なった魅力があるため、何を基準に選べばいいのか分からず悩んでしまう方も多いかもしれませんね。

ここからは、万年筆インクを選ぶときにチェックしておきたいポイントの3つを解説していきます！

①インクの種類で選ぶ

万年筆に使用されるインクは、色材の性質で異なる複数の種類があります。

代表的なものが、染料インクと顔料インクの2つ。それぞれに異なる長所があるので、自分の目的に合わせてぴったりなタイプを探してみてくださいね！

染料インク

万年筆インクとしてはもっとも一般的なタイプです。水に溶けやすいのが大きな特徴で、ペン先のインク詰まりが起きてしまったときも比較的簡単に取り出せるのがうれしいポイントです。

万年筆を傷めにくく、メンテナンスも簡単なので、扱いやすいのが魅力。ただ、耐水性は低いので、長期に渡って保管する重要な資料には不向きです。

顔料インク

長期保管用におすすめのタイプです。水や色あせに強く、にじまずに濃くはっきりとした字を書けるのが特徴。

しかし、染料インクに比べてインクが水に溶けにくいので、こまめに手入れをするように心がける必要があります。

②インクの形状で選ぶ

インクの形状にはボトルタイプとカートリッジタイプの2つがあります。

どちらも便利なので、好みに合わせて選んでみてくださいね！

ボトルタイプ

ガラス瓶にインクが入ったボトルタイプ。インクの色を楽しめ、見た目も美しいのが特徴です。

インクのカラーバリエーションも豊富なので、選ぶ過程も楽しめるのではないでしょうか。また、インクを混ぜて自分だけのオリジナルカラーを作れるのも楽しみのひとつです♪

カートリッジタイプ

カートリッジタイプは、インクの入ったチューブを万年筆にセットして使うもの。手が汚れず、簡単にインクの補充ができるのが魅力です。

互換性のあるものを選ばなければならず、メーカー純正品という縛りはあるものの、手間をかけず気軽に万年筆を楽しみたい方におすすめです♪

③インクの色で選ぶ

インクの色にもさまざまなものがあります。

ここからは、各シーンで使い分けられる3つのカラーパターンを紹介していきます！

黒インク

ビジネスや普段使い用には黒インクがおすすめです。重要な書類からメモ書きまで、どんな場面でも使える万能さが魅力ですよ♪

同じ黒でもマットなものから光沢のあるものまで、微妙にニュアンスの違う複数の種類があります。お気に入りの黒インクを探してみてくださいね！

ブルーブラック

黒よりも柔らかく上品な印象を与えられるブルーブラックも、黒と並んで定番カラーのひとつ。

洗練された青を使って手紙を書くと、美しい仕上がりになりますよ！

カラーインク

カラーインクは、色にとことんこだわりたい方におすすめです。

イラストにもぴったりで、万年筆独特の色の濃淡を楽しめるのも魅力ですよ！

おすすめの万年筆インク10選を紹介♪

万年筆インクの選び方が分かったところで、ここからはおすすめの商品をLIMIA版のランキング形式で紹介。

さまざまな種類をピックアップしたので、きっとみなさんにぴったりな商品が見つかりますよ♪

宝石の名前を与えられた深みのあるカラーが魅力

各色に宝石の名前がつけられた美しい万年筆インク。ボトルの高級感にも気分が上がる一品です。

濃淡の美しさはもちろん、不思議な深みを含んだ黒に魅了されてしまいます。他にも、「サファイア」や「マンダリン」など、実際の宝石にも負けないほど鮮やかで胸を掴まれるカラーインクが全15色で展開されていますよ。

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：黒（全15色）

インク拭き取り紙付きの便利な万年筆インク

インクボトルのボディの側面に、インク拭き取り紙がついた便利なアイデア商品。インクを補充する際に、ペン先の余分なインクを吸いとるために使えます。

安定する構造とも合わせて、使いやすいように追求された万年筆インクは利便性も◎。おすすめアイテムです♪

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：ブルーブラック（全6色）

最後まで吸引できる特殊構造が魅力のアイテム！

特殊な構造のボトルが印象的な万年筆インク。内部で2分割されており、中身が少なくなっても最後まで吸い上げられるようになっています。

人気なロイヤルブルーは、高級感がありおしゃれな色合いで人気のアイテムです♪

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：ロイヤルブルー（全11色）

時間がたつほど深みが出る！鮮やかさを味わおう

時間の経過とともに筆跡が黒く変化する現象に注目して、変化の過程を楽しむことにこだわって作られた万年筆インク。

筆跡の濃淡がしっかりと強調されるようになっており、書き上がりがより味わい深いものに。色の鮮やかさを楽しめるカラーインクです。

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：カシスブラック、フォレストブラックなど全6種類

美しい藍色で台湾の伝統文化を感じよう

藍染の美しさをたくさんの人に伝えるべく、台湾の藍染め屋によって作られた万年筆インク。

どこか懐かしくなるような青色は、見る人を夢中にさせる不思議な魅力を持っています。藍染風インクの美しい色彩を眺め、台湾の美しい情景や藍染の文化に思いを馳せてみませんか？

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：紺藍、浅葱など全6色

書き味と品質のよさを極める黒インク

顔料インクのはっきりとした書き味が魅力の万年筆インク。長期保存が必要な重要資料のサインにもおすすめですよ！

また、インクリザーバーがついており、インクが少量になっても吸入がしやすくなっているのもうれしいポイントですね♪

インクの種類：顔料インク
形状：ボトルタイプ
色：黒（ブルーブラックとの2種類）

神戸の街と海の青を楽しむ神戸セレクション

神戸の街の美しさを、ピュアな青で表現した万年筆インクです。微妙にニュアンスの異なる青の奥深さに見惚れてしまうこと間違いなしのアイテム。

「波止場ブルー」や「須磨海浜ブルー」など、街並みや海を彷彿とさせるネーミングにときめきます。神戸へ旅行したくなる万年筆インクです。

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：波止場ブルー、和田岬ブルーなど全19色

日本の美しい情景を彩りに変えて思いを綴ろう

日本の美しい情景を色に閉じ込めたような、深みのある色合いが特徴的な〔PILOT（パイロット）〕の《iroshizuku》シリーズ。

色の名前に「露草」や「霧雨」、「秋桜」などと、色合いに適した趣深い日本語が充てがわれています。人気の「月夜」は、明るい月を包む深い青を思わせ、落ち着いた気分にしてくれる特別なアイテムです。

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：月夜（紺碧、深海など全24色）

上品な色合いの3色セットでカラーインクデビュー

「朝顔」、「深海」、「山葡萄」とそれぞれに美しい名前がつけられたカラーインクのセット。

深く上品な色合いが、洗練された印象を与えます。カラーインクにトライしたことのない方のファーストステップにもおすすめですよ♪

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：朝顔、深海、山葡萄の3色セット

コスパの良さに定評あり！パイロットのカートリッジ

5本入りで200円未満と、リーズナブルな価格がうれしい万年筆インク。

カートリッジタイプなので、出先でも手を汚さず気軽にインクを補充できます。〔パイロット〕の高品質インクで、コストパフォーマンスのいい書き心地を実感してみてくださいね♪

インクの種類：染料インク
形状：ボトルタイプ
色：黒（青、赤、ブルーブラックの全4色）

ガラスペンもおすすめ

LIMIAでは、ガラスペンの紹介もしています。

万年筆と合わせてぜひチェックしてほしいガラスペン。万年筆とも違う独特の書き味や、ペンそのものの工芸品のような美しさで長きに渡って人気を博しているアイテムです。

以下の記事では、そんなガラスペンのおすすめ商品を多数紹介しているので、ぜひ確認してみてくださいね！

▽「ガラスペン」についてもっと見る

まとめ

幅広い種類があり、実に奥の深い万年筆インク。

お気に入りのインクで文章を綴り、ペン先と紙の間に現れる美しい色に時間を忘れて夢中になった経験のある方は少ないかもしれません。

デジタルの手段が増えている今だからこそ、万年筆セットにこだわりを持って、文字を書く喜びを大切にしていきたいものですね！

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