畳の床下が気になる!床下トラブルや修理費用の相場についても紹介
長年使用した畳が沈んだり、凹んだりして悩んでいませんか? 本記事では、トラブルの原因や修理方法、さらには、床下の構造やリフォームについて詳しく紹介します。
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畳の床下ってどんな構造になっているの?
床下の構造は、「根太(ねだ)」という床を貼り付ける角材があり、根太を支える「大引き(おおびき)」があります。
そして、大引きを支える「床束(ゆかづか)」があり、床束の下には「束石(つかいし)」という石やセメントの土台があります。床束を直接地面においてしまうと水分などを吸い上げてしまうため、束石が使用されます。
畳の床下トラブル①畳が沈む?原因と修理費用、DIYについて
長年、畳の部屋で過ごしていると畳が沈んだり凹んだりしてくる場合があり、そのままでは快適に生活することができません。
ここからは、原因と修理について紹介します。
畳が沈んだり凹んだりするのはなぜ?
畳が沈んだり凹んだりする原因の1つに、畳の下に使われている畳下板に問題が発生していることがあります。床下の湿気やシロアリの被害により畳下板が劣化している場合、交換を検討することが必要です。
また、畳下板の素材によって耐久年数が異なります。
畳下板の交換費用の相場が知りたい
畳下板の交換費用の相場は1坪約15,000円前後(※)です。
ただし、養生や運搬清掃などの費用が別途発生するほか、床の状態や使用する畳下板の種類などによっても変動します。
※ALT(アルト)公式ブログ参照
DIYで畳下板の交換をしたい
畳が凹んでしまい修理を検討するなかで、自分で畳下板の交換をしたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
元の畳下板を外すことはDIYでも可能ですが、張り替える作業は手間がかかります。また、床下が腐食している場合など、状態によっては修繕が必要です。
そのため、無理をせず業者に相談してみてください。地域やリフォーム内容にあわせてリフォーム会社を無料で紹介している、『リショップナビ』への相談もおすすめです!
畳の床下トラブル②畳の張り替えは必要?
畳の床下について紹介してきましたが、畳自体の劣化が気になっている人もいるのではないでしょうか。ここからは、畳の張り替えについて紹介します。
畳の張り替えの種類と時期
畳の張り替えには、3種類の方法があります。
- 1.裏返し
- 2.表替え
- 3.新調
1つ目は「裏返し」。畳は「畳表(たたみおもて)」と「畳床(たたみどこ)」、「畳縁(たたみべり)」の3つで構成されていますが、畳表を裏返して張り替え、畳縁を交換する方法です。新しい畳にしてから、約2〜5年経過が目安の時期となります。
2つ目は「表替え」。畳床は既存のものを使用して、畳表と畳縁を交換する方法です。約4〜8年経過した畳や、裏返しをおこなってから約5年経過が目安の時期となります。
3つ目は「新調」。畳表や畳床、畳縁のすべてを交換する方法です。新しい畳にしてから、約10〜15年経過が目安の時期となります。
畳の床下をリフォーム!床下断熱で暖かいお部屋にしよう
寒い時期になると、足元の冷えが気になるのではないでしょうか。畳の部屋をさらに過ごしやすい空間にするために、床下のリフォームについて紹介します。
床下断熱とは?
畳の床下のリフォームのなかに、床下断熱があります。床下断熱とは、畳の下に断熱材を敷き詰める方法です。床下からの冷気が床に伝わるのを防ぐ効果があります。
迷ったら「リショップナビ」に見積もり相談!
もし和室の床下断熱を検討するなかで、「どこの業者がいいか分からない」あるいは「複数社の見積もりが欲しい」と思っている人は、一括見積もりサービスがおすすめです!
『リショップナビ』は、優良リフォーム会社を最大5社紹介する一括見積もりサービスです。365日、電話でのサポートもしていますので、リフォームに関する不安や疑問点も解消できます。
畳の床下に関するQ&A
Q1. 畳の床下ってどんな構造になっているの?
A. 床下は、「根太(ねだ)」「大引き(おおびき)」「床束(ゆかづか)」「束石(つかいし)」という構造になっています。
床下には、「根太」という床を貼り付ける角材があり、根太を支える「大引き」があります。そして、大引きを支える「床束」があり、床束の下には「束石」という石やセメントの土台があります。床束を直接地面においてしまうと水分などを吸い上げてしまうため、束石が使用されます。
Q2. 畳が沈んだり凹んだりするのはなぜ?
A. 畳が沈んだり凹んだりする原因の1つに、畳の下に使われている畳下板に問題が発生していることがあります。
床下の湿気やシロアリの被害により畳下板が劣化している場合、交換を検討することが必要です。
Q3. 和室の足元の冷えが気になる場合の対策は?
A. 畳の床下のリフォームのなかに、床下断熱があるので導入を検討してみてください。
床下断熱とは、畳の下に断熱材を敷き詰める断熱方法です。床下からの冷気が床に伝わるのを防ぐ効果があります。
畳の床下を知ってさらに居心地のよい和室にしたい!
本記事では、畳の床下の構造やトラブル、床下のリフォームについて紹介しました。
床下や畳の手入れをすることで、和室がさらに居心地のよい空間に変化します。トラブルや困っていることがある人は、紹介した内容をもとにリフォームや修理を検討してみてください!
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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年10月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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