
古民家リノベーション!古い物件の良さを生かすためのポイントや注意点とは?
今回は、古民家をリノベーションするうえでの注意事項やチェックポイントなどをご紹介いたします。古くから親しまれてきた、日本の伝統的家屋の味わいを残す古民家。今、古民家をリノベーションすることにより、住まいとして利用するケースも増えてきています。現代においても、独特の和の雰囲気の中で暮らしたいと言う方や、先祖代々受け継いだ古民家を後の世代に残したいという方にその価値を見直されつつあります。そんな古民家のリノベーションに興味を抱いている方は、ぜひ参考にしてください!
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古民家をリノベーションする際のポイント
実際に古民家をリノベーションするなら、まずは断熱性や耐震性についての対策を施す必要があります。ゆえに一般的な住宅に比べてリノベーションにも多くの費用がかかる傾向があります。しかし、以下に紹介するポイントを押さえることでお得にリノベーションを実現できるかもしれません。
減築も視野に入れる
古民家には、家族の増減に伴い幾度も増築を重ねているケースが多々見られます。ご自身のライフスタイルや家族構成を考慮し、部屋の数が多すぎると感じたときは思い切って減築を考えてみましょう。工事面積が少なくなり、リノベーション費用の節約が期待できます。また、風通しや陽当たりが良くなるなどの効果を得られる可能性もあります。
既存の建材や建具を有効活用する
リノベーションのうえで、どうしても出てきてしまう廃材。そのまま捨ててしまうのはもったいないので、古民家の資材を専門的に扱う業者に買い取りを依頼してみましょう。古民家に使われている建材は、現在入手の難しい希少なものも多く、高額がつくこともあります。あるいは、まだ使える質の良い資材などの場合、リノベーション時に再利用することで工事費用を抑えられます。
補助金制度をチェックする
年々増加を続ける空き家は、今や社会問題のひとつに数えられています。空き家問題の対策のため、中古住宅のリフォームには国や自治体から補助金がおりるケースがあります。また、自治体によっては、古民家のリノベーションや再生に特別な支援を行っている場合もあります。古民家をリノベーションする際には、あわせて必ずチェックしましょう。
古民家を選ぶうえで注意すべき2大ポイント
古民家に現在お住まいでない方は、まずは古民家を探すところからはじまります。しかし、どのような基準で古民家を探せば良いのでしょうか?ここでは、リノベーションを想定した古民家を探す際に、とくに注意すべきふたつのポイントをご紹介いたします。
土台がしっかりしている古民家を選ぶ
古民家の土台は、固めた土の上に石を据え、直接柱を打ち付ける手法で築いてあるケースが多くなります。この土台部分が沈下している場合、建物が立派だとしても避けた方が無難でしょう。土台の補修が必要な古民家をリノベーションする場合、建物のほぼすべてを解体するため工事の手間がかかり、費用も高くついてしまいます。
家屋部分の躯体をチェック
土台がしっかりしていても、建物が修復困難なほど傷んでいては意味がありません。とくに梁や柱など、建物の重要な構造部分が劣化していると、リノベーションにかかる費用も跳ね上がってしまいます。屋根部分の雨漏りの有無やシロアリによる被害、基礎部分や柱の腐食などをあらかじめチェックするようにしましょう。
古民家自体の注意点
古き良き日本の心に触れることのできる古民家。高温多湿の日本の環境に合わせて、湿気を防ぎ、夏を涼しく過ごす工夫が随所に見られます。古民家にはメリットも多いですが、一方でいくつか注意すべきデメリットもあります。リノベーションしてから困ることのないように、しっかり対策しておきましょう。
冬はとても寒い
高温多湿の日本の環境に合わせ、夏を涼しく過ごせるよう風通しの良い造りになっていることの多い古民家ですが、一方で、冬場は寒く感じられることが多くなります。天井も高く、温かい空気が逃げて行ってしまいやすいので、とくに冬場は暖房のランニングコストが余計にかかりがちです。リノベーションで、必要に応じて断熱効果を高める改修をしっかり行っておきましょう。
耐震性に問題がある場合も
古民家の多くは、現在の耐震基準が制定される以前に建てられたものです。現在の建築が、基礎や構造を固め倒壊を防ぐ造りになっているのに対し、古民家はあえて建物の一部を壊すことで、全体にかかる揺れを吸収する造りになっているものもあります。そのため、必ずしも古民家の耐震性が低いとはいえません。ただし、古いため目に見えない箇所が傷んでいることも多く、期待通りの耐震性を発揮できない可能性は考えられます。専門家に相談のうえ、必要であれば耐震性を補う工事を施すことをおすすめします。
基本的に改修には多くの費用がかかる
新築や建て替えに比べて、リノベーションは費用が安いと思い込んでいる方はとくに注意が必要です。古民家のリノベーションにおいては、予想以上に費用がかかってしまうことが少なくありません。それは、古いため補強や断熱工事などが大規模になるほか、解体・廃材処理などの費用が高くつくためです。古民家のリノベーションには、ある程度ゆとりのある予算を心がけるようにしましょう。
おわりに
古民家は、しっかりとしたケアさえ怠らなければ、100年以上は持つと言われています。必要に応じたリノベーションを施し、後の世代にも誇れる住まいとして残したいものです。そのためにも、専門の施工業者と相談のうえ、しっかりとした計画を練りましょう。初めに一括見積で相談申し込みと見積請求を同時に行っておくと、費用や工期についても大まかに知ることができるのでおすすめです。
古民家は、しっかりとしたケアさえ怠らなければ、100年以上は持つと言われています。必要に応じたリノベーションを施し、後の世代にも誇れる住まいとして残したいものです。そのためにも、専門の施工業者と相談のうえ、しっかりとした計画を練りましょう。初めに一括見積で相談申し込みと見積請求を同時に行っておくと、費用や工期についても大まかに知ることができるのでおすすめです。
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