造作家具付きのリノベ賃貸で叶える、自分らしさを表現する暮らし【我が家の暮らし #12】
今やポピュラーになりつつある物件のリノベーション。そこでの暮らしがどれだけ快適なものなのかは、実際に住んでみないとわからないものです。「初めから中古物件を購入しリノベーションに挑戦するのはハードルが高い」という方も、賃貸であれば気軽にリノベーション物件での暮らしの良さを体感することができます。そこで今回訪れたのは、都内にあるデザイナーズ・リノベーション物件にお住いのTさんのお宅。Tさんが物件を選んだポイントと、暮らしを豊かにするためのお部屋の活用方法を伺いました!
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程よく空間が仕切られたこだわりの賃貸ワンルーム
中央線沿いの人気エリアにある、およそ25平米のワンルームのお部屋にお住まいのTさん。もともと近隣で生まれ育ち、好きな場所でもあったことから、このエリアで賃貸物件を探していたといいます。
「本が好きなので、蔵書をたくさんしまえるような、備え付けの本棚があるお部屋が理想でした」というTさんが選んだのが、住む人と持つ人の満足度を最大限に高めるリノベーション賃貸ブランド、〔REISM(リズム)〕が手がける物件です。
床は石のタイル、天井は重厚感のある木にダウンライト......と、ホテルのような空間でありながらどこか懐かしさも感じるTさんのお部屋。造作の飾り棚によってワンルームの空間がうまく仕切られているのも大きなポイントです。
それではさっそく、お部屋の特徴的な部分を見てみましょう!
細部にまでこだわって作られた、木のぬくもりを感じる空間
読書が好きで、家族や友人にも作家が多いことからアートへの造詣も深いTさん。本棚を見ればその人がわかるというように、備え付けの本棚には装丁の美しい本や、センス良く選び抜かれた小物類の数々が並びます。
さらにTさんは、天板を取り外せることを利用して本棚をアレンジ。造作家具の一角に作業机を自作したのだとか。限られたスペースを効率よく使っています。
一方で本棚の裏側は、小上がりになったキッチンスペースに。
横幅が狭いキッチンでも、奥行きがありリビング部分とも繋がっていることで、作った料理を仮置きすることができて便利なのだとか。
部屋の中心にある造作家具や大きめの石のタイルなど、通常の賃貸物件では見かけないような建材が使われているTさんのお宅。上を見上げるとダウンライトが埋め込まれた木の天井が広がり、お部屋をより雰囲気ある空間にしています。
さらにTさんは、部屋の中心部にあるライトをアレンジ。天井に籠行灯をつけることで、高級ホテルのような洋風の空間から、オリエンタルな雰囲気のお部屋にイメージを変えています。
趣味を楽しむ部屋づくり
「これからどんな家具を置こう?」とワクワクさせてくれるのが、デザイナーズ・リノベーション物件のいいところ。Tさんも、自分らしいライフスタイルを実現するために、家具選びや動線づくりにこだわったといいます。
「もともとナチュラル系の家具が好きで、自分がすでに持っている家具に合わせて、アンティークテーブルやチェストなどを買いそろえて行きました。お部屋の動線づくりで大切にしたのは、“衝動的になんでもできる部屋”です(笑)。家で過ごす時間は、ゆっくりするよりも、常に何かしらの事をしているのが私のライフスタイル。ヒップホップのダンスを踊ったり、調べ物をしたり、友達が遊びにきたり......何かやりたい時に身動きが取りやすいように、家具を置く場所にもこだわりました」(Tさん)
趣味人のTさんの部屋をよく見てみると、厳選された趣味のアイテムが並んでいることに気がつきます。家にいる時は、レコードで音楽を聴いたり、友人からもらったという民族楽器を演奏したりすることもあるそう。見える場所に置いておいても、インテリアとしてもおしゃれにまとまります。
大小さまざまな雑誌類は、木の箱にまとめて収納。インテリアアイテムとしてきれいに見せながら、すっきりと収納しています。
大容量の本棚には、趣味の本や小物をたくさん置くことができますが、本棚全てに本や物を詰め込まないのがTさん流。いくつかの棚をディスプレイスペースとして使うことで、インテリアにメリハリをつけています。
よく見れば小物選びのセンスも良く、ついついひとつひとつに見入ってしまいます。
「遊びに来た友人もこの部屋を気に入ってくれる人が多くて、そのまま泊まって行ったり、お茶をストックしていったりするんです(笑)」とTさんがいうように、自分らしいライフスタイルを叶えてくれるリノベーション物件のお部屋は、住む人も訪れる人もワクワクさせてくれます。
“求めるライフスタイルを叶えられるお部屋かどうか”という視点で選ぶことで、賃貸であっても、ワンルームであっても、自分らしい暮らしを最大限にしていくことができる。REISMのデザイナーズ・リノベーション物件は、想像力の可能性を広げてくれる場所なのかもしれません。
●取材協力 リズム株式会社
●テキスト 宇治田エリ
●写真 土佐麻理子
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