後悔しないフローリング材選び!おすすめ材質は無垢それとも複合?
部屋の印象を左右する「フローリング」。後悔しないフローリング選びをするためにも、よくある失敗ポイントをおさえましょう! また、無垢フローリングと複合フローリングの特徴も解説。費用や見た目、お手入れのしやすさを踏まえて、自分に合ったフローリングを選びましょう♪
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フローリング選びで後悔しやすい点は?
どんなフローリングを選ぶかによって、その部屋の雰囲気が変わるといっても過言ではありません。選んだフローリング次第で、明るさや広さの感じ方も変わってきますよ♪
フローリング選びでよくある失敗ポイントをおさえておきましょう!
生活スタイルに合わない素材
フローリングには、驚くほどたくさんの種類があります♡ フローリングは占める面積が大きいため、家具以上に「その部屋の雰囲気」にも影響するものです。
同じような色のフローリングに見えても、素材のかたさや吸湿性によって、歩いたときに感じる感覚が変わりますよ……!
選んだフローリングによってお手入れ方法も異なります。なかには耐久性が低い材質もあり、日ごろから注意しつつ掃除することが大切ですよ♪ 一方で、近年では「消臭」「遮音」「クッション性」などにすぐれたものも出てきています♡
素材によって特性があるため、自分の生活スタイルに合った素材を選ぶことが大切です。
費用をかけすぎてしまった
素材によって、かかるお金もまったく異なります。同じフローリングでも「合板フローリング」か「無垢フローリング」かによって約8倍の価格差があります。
「せっかくのマイホームにはこだわりたい!」という人も多いと思いますが、きちんと予算を組むことも大切です。勢いで選択して後悔しないためにも、この機会にしっかり考えておきましょう。
生活スタイルによって過ごしやすいと感じるフローリングは異なります。価格が高くても無垢フローリングを選ぶべきかどうかは、人によるということです。
無垢フローリングの場合は、最初にお金がかかるだけでなく、美しさを保つため年1〜2回ワックスを塗ることが推奨されています。その費用や時間も考慮に入れて決めましょう♪
無垢フローリングとは
自然な風合いが人気の無垢フローリングですが、どのような特徴があるかをまとめました。
木のぬくもりが感じられる床に
無垢フローリングとは、100%天然の木材かつ、異なる種類の木材も混ざっていないものを指しています! パイン材、ヒノキ、スギなどの木材を使ったものが主流です♪
自然素材のため、木のあたたかみを感じられます。年月の経過とともに少しずつ表情が変わるのも愛着のわくポイントです♡ 単に古びていくのではなく、味わいが出てくるでしょう。
木によっては、やわらかく傷つきやすいものや反ってきやすいものもあります。材質に合わせて定期的にメンテナンスすることを心がけましょう。
高級素材の見分け方
フローリングに限らず、天然の木を使った家具は木の「種類」や「木目」「節の有無」によって価格差が激しいのが特徴です。
スギやヒノキの場合は節があるものは比較的安価で、節の少ないものやないものになるにつれて高価になることが一般的。
木の種類でいえば比較的安価なものはオークで、反対に高価なものは「世界三大銘木」と評されるチーク、ブラックウォールナット、マホガニーを使ったフローリングといわれています。
フローリングの幅は、広いほど高価になります。天然の木は大きい木からきれいに切り落とす必要があり、希少性が高くなるためです。
無垢フローリングは傷が気になる?
まっさらなフローリングを目の前に「長くきれいな状態を保ちたい……!」と考える人は多いでしょう♪ 日常生活していると、物を落としたり子どもがおもちゃを投げたり……と「傷のつきやすさ」は気になりますよね!
自然の木からできている無垢フローリングは、傷のつきにくい複合フローリング比べると、跡や傷がつきやすいといえるでしょう。
ただし、無垢フローリングでも傷を防ぐための対策をあらかじめとっておけば、きれいな状態を保てますよ♡
家具の移動などには十分注意が必要
模様替えやワックス塗りで家具を移動させるときには、細心の注意を払いましょう。重いものによる衝撃はもっとも傷つきやすく、深くなりがち。
重量のある家具は、重さをずっと同じ場所で支えることになるため、フローリングの一部分のみに凹みができやすくなります。設置時に敷板をはめ込むことで、ある程度分散させましょう!
かための材質を選ぼう
どの材質を選ぶかによっても、傷のつきやすさは異なります。小さな傷が気になるという神経質な人は、あらかじめ「かため」のものを選ぶとよいでしょう。
なかでも、ナラやカバは硬質で傷も目立ちにくい木材です。反対に、スギやヒノキ、パイン材はやわらかさが特性のため、避けたほうが無難です。
人それぞれ好きな木の材質があり、かたさを優先にして選ぶのには抵抗があるかもしれません。しかし「これから長く快適に過ごすために何がよいか」という視点は忘れないようにしましょう!
別の種類の床材と組み合わせるのもアリ
「それぞれの場所によって別の木を使う」という方法もあります。リビングダイニングは、リビングとダイニングで配置する家具も過ごし方も異なりますよね♪
リビングで子どもが遊んだり、軽く運動したりする場合は「強度の強い材質」を選び、食事をするダイニングは「明るい雰囲気で過ごせる色の材質」を選ぶのもよいでしょう。
近年では「和室を作るだけのスペースはないけれど畳は使いたい」というニーズも増えています。そのような場合には、リビングルームの半分を畳、もう半分をフローリングにするという手もありますよ!
複合フローリングとは
「無垢フローリングに憧れるもののメンテナンスなどを考えるとちょっと大変……」という人におすすめなのが「複合フローリング」です♡
価格を抑えて性能も選べる素材
最近人気の複合フローリングとは、接着剤で複数の化粧材を貼ったもののことです。化粧材には、特殊なシートや木材が使用されます。
無垢フローリングと比較したときのメリットは何よりも「加工による強度」でしょう♪ あらかじめ木を守るように化粧材が貼られているため、経年劣化しにくく衝撃や摩擦にも強いといわれています!
それでいて無垢フローリングよりも安価であることが一般的ですよ♪
子どもやペットのいる家庭にもおすすめ
遮音や消臭効果のある複合フローリングもあります♪ 化粧材で有効な成分を加工できるためです。
子どもやペットがいる家庭はもちろん、楽器の演奏を楽しみたい人などにもおすすめですよ♡
複合フローリングは扱いやすいの?
複合フローリングのメリットをたくさん紹介しましたが、メンテナンス必要なのでしょうか……?
注意点もあわせて、チェックしておきましょう♪
お手入れが簡単な素材もある
無垢フローリングと同様に、複合フローリングも定期的なワックスが必要です。ワックスを塗るとなると、家具の移動などで1日がかりの作業になりますよね。
「面倒だな」と感じる人は、特殊コーティングが施されている「ワックスフリーフローリング」タイプを選ぶのがおすすめです。定期的なワックスが不要で傷もつきにくく、汚れも拭き掃除程度でとれますよ♪
接着剤の成分を確かめておこう
複合フローリングは「接着剤」を使用して複数の木材や特殊シートを一体化させています。しかし、その接着剤には要注意です!
化学物質が使用されているため、人によっては「アレルギー」や「シックハウス症候群」につながるおそれがあります。心配な人はあらかじめ接着剤の成分を確かめて、危険性のあるものかどうかを調べておきましょう。
日ごろからこまめに換気することで予防することも大切といわれています。特にフローリング施工直後は、意識的に換気をおこなうように心がけてくださいね!
普段の生活をイメージすることが大切
フローリング選びは見た目だけでなく、日常生活をするうえで求める性能やメンテナンスも見据えながら慎重に選ぶ必要があります♪
紹介したポイントを参考にして、自分の生活スタイルにあったフローリングで快適な毎日を過ごしましょう。
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