
畳からフローリングへのリフォーム!注意点や費用の抑え方
畳からフローリングへのリフォームについて詳しくご紹介! リフォームの工程や注意すべきポイントなどをまとめています。また、畳の上にフローリングマットを敷くだけのDIYについても紹介していますので、畳からフローリングへのリフォームを考えている方はぜひ参考にしてくださいね!
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畳からフローリングにリフォーム! 主な工程は4つ
「和モダン」なインテリアがブームになり、和室の雰囲気をフローリングの床で楽しむという暮らし方も一般的になりました。今では、新築時にフローリングの和室を設けるケースも多くなりましたが、リフォームで畳の床をフローリングに替えることもできます。以下に、畳からフローリングへのリフォーム工程を順に紹介していきましょう。
リフォームの工程1.畳をはがす
まず、既設の畳をはがして、下地になっている板の間の状態にします。このとき、下地補修や追加処理などの必要がないかどうかも一緒に確認します。なお、畳の厚みの分だけ下地の床は一段低い状態になっていることがほとんどです。
リフォームの工程2.下地を調整
畳をはがしたままの状態で、その上にフローリングを張ると隣室や廊下との段差ができてしまいます。それを防ぐために、下地調整を行います。「根太」とよばれる細長い木材を何箇所かに並べてかさ上げをし、その上に合板の板を張ります。これで、高さの揃った床の下地が完成です。
リフォームの工程3.フローリング材を張る
建材用の接着剤などを使って、フローリング材を全面に張っていきます。見えない部分には、釘を打って反りを防ぐ場合もあります。なお、床断熱をする場合は、下地調整のあと、フローリングを張る前の段階で断熱材を施工します。
リフォームの工程4.巾木を取り付ける
壁と床の取り合い部分(境目)に、必要に応じて「巾木」とよばれる細長い木材を張ります。これで、畳からフローリングへのリフォームが完成です。
畳からフローリングへのリフォームで注意すべき3つのポイント
畳からフローリングへのリフォームでは、仕上がりをよりきれいにし、快適に長く暮らせる床にするための注意点もいくつかあります。以下に、それらをご紹介します。
ポイント1.用途に応じてフローリングの機能を選ぶ
車椅子などを使う自宅介護や、寝室にしてベッドを置くためにフローリングにリフォームする方も多いでしょう。そのような場合は、強度が高く傷や衝撃に強いフローリング材や、更に機能を特化した「介護室向けフローリング材」なども出回っています。また、傷に強く掃除が楽な、ペットと暮らすためのフローリング材なども選べます。用途に合ったフローリング材を選び、末永く快適に暮らせる床を作りましょう。
ポイント2.フローリングは畳より防音性が劣る
畳は、音や衝撃を吸収する機能にすぐれた床材です。フローリングに替えることで、生活音が下の階に漏れやすくなることもあるため、集合住宅の場合は特に注意が必要です。マンションの場合、管理規約で「防音規定」が定められていることもあります。その場合、フローリングに限らず床材を交換する際には、規定の防音基準を満たすようにリフォームを行う必要があります。
ポイント3.寒冷地では床暖も同時に行うのがおすすめ
触り心地に温かみのある畳と比べ、フローリングは足元がひんやりと感じます。寒冷地では真冬などに寒く感じてしまうこともあるでしょう。リフォーム時に床断熱も一緒に行うと、フローリング独特の寒さを低減できますし、余裕があれば同時に床暖房を施工するのもおすすめです。
畳の上に敷くフローリングマットやシートで費用を抑えられる
フローリングへのリフォームは費用がかかる
フローリングは、張り替え時にある程度の費用がかかります。当然、リフォーム後のフローリングが経年によって傷んでくれば再度張り替えることになりますが、その場合もある程度の出費を覚悟することになります。
クッションフロアマットは敷くだけで済むのでリーズナブル
予算や維持費が心配な場合、安価なフローリング調クッションフロアを選ぶという方法もあります。材料費や施工費が抑えられますし、メンテナンス時の費用も安価になります。ただし、クッションフロアはフローリング材よりは長持ちしないため、メンテナンスサイクルは短くなる傾向があります。その点も考慮して選ぶ必要があるでしょう。
ネット通販からマット購入することもできる
フローリング調のクッションフロアマットは、ネット通販からも購入可能です。こちらの商品は、ジョイントマット型のクッションシート。購入後、畳の上にマットを敷くだけでフローリングのように見せられます♪ 費用も手間もかからないので、できる限りコストを抑えたい方におすすめの商品ですね!
畳からフローリングへのリフォーム事例を2つ紹介
それでは、畳からフローリングへのリフォームの成功事例をいくつかみていきましょう。
1.あえて壁の柱を残し、和モダンの部屋に
和室をフローリングの床にリフォームしましたが、完全に洋風の部屋にはしたくないとの要望のもと、あえて壁は和室独自の真壁を残し和モダンに仕上げました。希望するイメージ通りにリフォームできたうえにコストも抑えられ、柱が見えているのもかえって味わいがあると好評です。
畳からフローリングへ! 和モダンな部屋もトレンド
リビング隣の和室を持て余していたため、フローリングに張り替えてリビングの一部としました。元々リビングの隣は和室とキッチンが並んでいましが、このリフォームと同時に和室とキッチンの間の壁を一部撤去。そこにカウンターを増設し、和室だった箇所がちょうどキッチンの水回りと向き合うように。思わぬ形で対面式キッチンまで手に入り、驚きのコストパフォーマンスを実現したリフォームです。
畳からフローリングへ! 和モダンな部屋もトレンド
いかがでしたか? 持て余しがちな和室ですが、フローリングへリフォームすれば使い勝手も向上し、人の集まる部屋に変えられるかもしれません。「フローリングの和室」もトレンドになっていますから、あえて完全に洋室にせず、モダンで個性的な和室として使うのもおすすめです。
和室のリフォームは、腕のよい業者さんを見つけることも成功へのポイントです。まずは見積を取るなどして、気軽にリフォーム相談から初めてみるのもよいでしょう。
もっと具体的なリフォーム・リノベーション費用について知りたい方は、厳選された複数リフォーム業者での価格見積もりを無料で徹底比較できる、リフォーム料金一括見積もりサービスをお気軽にご利用ください。
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