公営住宅のお風呂をリフォームしたい!【県営住宅・都営住宅・市営住宅】

家賃が安い分だけ、部屋のメンテナンスに関しては必要最小限になってしまうことが多い公営住宅。「老朽化した公営住宅のお風呂をリフォームしたい」と考えている方は多くいらっしゃるでしょう。そこで今回は、公営住宅(県営住宅・都営住宅・市営住宅)の風呂リフォームの方法や注意点について、事例を交えながらご紹介します。

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風呂リフォームにはどんな種類がある?

以下では、風呂リフォームの種類をいくつかご紹介します。

■【種類その1】在来工法(タイル)
在来工法とは、既存の浴室を部位ごとにリフォームする方法です。メリットとしては、リフォームの自由度が高く、好みの素材を選ぶことができる点でしょう。一方デメリットとしては、施工の都合上断熱性や防水性がユニットバスと比較すると高くない点が挙げられます。また、自由度が高い分、ユニットバスと費用面を比較した場合に、少し高めになってしまうため注意が必要です。

■【種類その2】ユニットバス
ユニットバスとは、工場で規格に沿って作られた部位(床・天井・浴槽など)を、現場で組み立ててリフォームする方法です。メリットとしては、床や壁のつなぎ目がほとんどないため、保温性や防水性に優れている点です。デメリットとしては、工場で規格に沿って作られているため、デザインや追加できる設備などの選択が限られる点が挙げられます。

公営住宅の風呂リフォームの実例

以下では、実際に行われた公営住宅の風呂リフォームの実例をいくつかご紹介します。

【実例その1】バランス釜を撤去

地域…埼玉県営住宅
工期…1日
リフォーム箇所…浴槽、給湯器の設置

バランス釜を撤去して、給湯器を新たに設置した事例です。バランス釜を撤去することで、バランス釜のスペース分だけ浴槽を大きくすることが可能になります。今回の事例では、狭かった既存の浴槽を給湯器専用の大きな浴槽に交換することができました。

【実例その2】浴槽を浅く広いものに交換

地域…神戸市営住宅
工期…2日
リフォーム箇所…浴槽、給湯器の設置、扉

給湯器を取り付けて、浴槽を浅く広いものに交換した事例です。ステンレス製の浴槽から保温性のある浴槽に変えて快適性を高めています。さらに、浴室入口の扉を引き戸から折れ戸に交換することで、浴室への移動や出入りをスムーズにしています。

おわりに

今回は公営住宅の風呂リフォームの方法をいくつかご紹介しました。リフォームができる箇所は自治体によって異なるため、今回ご紹介したリフォームの方法を利用できない場合があります。リフォーム計画を立てる前に、事前に自治体に確認しておくと良いでしょう。また、業者さんを選ぶ際も、公営住宅でのリフォーム経験が豊富な施工業者さんにお願いするのが安心です。一括見積を利用して、まずは多くの業者さんにリフォーム相談をするところから始めてみましょう。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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