さらり・ひらり。アートをまとうTシャツ＆ワンピがドワネルから登場

感性を刺激する、上質なTシャツ／ワンピース

ヨーロッパのアイテムを中心に、感性を豊かにしてくれるインテリア雑貨や自然派ワインを扱う東京・外苑前のショップ「doinel（ドワネル）」。
この春の注目は、テキスタイルデザイナーの浦 佐和子さん、デザインユニット「enamel.」、高級カットソー生地を製造する小野莫大小 (オノメリヤス) という、doinelならではのつながりから生まれたTEESHIRT/ONEPIECE DRESSだ。

この特別バージョンは浦さんが描いた原画を元に、デザインユニットenamel.がテキスタイルとしてデザインしたもの。
クレヨンを用いたスクラッチ画の力強い筆致に焦点を当てて構築された、有機的な線とグラフィカルな柄の対比が印象的。アートのような美しい柄とオノメリヤスの上質な生地が大人の上品さを醸し出す。

マリメッコにもデザイン提供するデザイナーが原画を制作

今回、原画を手がけた浦 佐和子（うら・さわこ）さんは、東京都に生まれ、現在はフィンランドを拠点に活躍。主に自然の美と記憶の中の風景をテーマに制作し、20代にして大人気の北欧ブランド、マリメッコ（marimekko）にデザイン提供するなど、幅広く活動する気鋭のテキスタイルデザイナーだ。

doinelではこれまでにハンカチーフのプリントなどを手がけており、年代を超えたファンに支持されている。

滑らかな生地は小野莫大小（オノメリヤス）製！

そして、特筆すべきは生地のすばらしさだ。

生地は、高級カットソー生地を製造する小野莫大小（オノメリヤス）とのコラボレーションで生まれたもの。オノメリヤスは、1924年の創業以来、メリヤス（カットソー）生地の製造を一筋にしてきた企業。最高品質を生み出すために、編み針や編み機をはじめとする機械の設計や糸づくりまで自社で行い、海外のトップメゾンからも高い評価を得ている。

見た目はいかにもなめらかで、肌触りの良さは格別。綿100％のカットソーでありながら、シルクのようなつややかな表情と、薄地でありながら独特の張りのある風合いを持ち、その生地を生かす立体裁断が、1枚でさまになる、美しいTシャツを生み出したのだ。

生地の美しさが際立つ無地バージョンもチェック！

今回のベースとなったのは、オノメリヤスの生地による無地のTEESHIRT/ONEPIECE DRESS。これは、オノメリヤスのデザイナー、杉原淳史さんがデザインを手がけたコンテンポラリーな感覚の大人のTシャツだ。

普段着としてはもちろん、ジャケットのインナーなど幅広いシーンでの着回しが可能で、Tシャツは男女共に着用可。また、ドレープが美しいコクーンシルエットのワンピースも同素材で作られ、体型を選ばない気軽さと着心地の良さ、上品な質感が人気を博している。

着ているだけで気分が上がる美しいプリントと上質素材がコラボレートしたアートなTシャツ／ワンピース。この夏、お気に入りの1枚になりそうだ。

【ショップ情報】
東京都港区北青山3-2-9
営業時間：12:00～20:00　
水曜定休
TEL： 03-3470-5007


Text:中島理恵