【5/3〜】知られざる自転車のマニアな世界。モールトン展を青山で開催！

5月は自転車月間だって知ってた？特別な自転車博覧会が開催

実は、5月は自転車月間だと知っていましたか？　そのつながりもあり、2013年より毎年5月に伊藤忠商事株式会社が「自転車博覧会」を行ってきた。4回目となる本年は「自転車博覧会2016 モールトン展〜素晴らしき小径車の世界〜」を開催する。

伝説的な自動車・自転車エンジニアであるアレックス・モールトン氏がデビューした当時のビンテージモデルから最新モデルまで、モールトン氏出身の英国も認める貴重なコレクション22台を、時代ごとに検証＆紹介。豪華なラインナップに期待が高まる！

会場となるのは、伊藤忠青山アートスクエア。青山は2009年に「自転車に優しい街」宣言を行ったそう。多くのサイクリストの注目を集める青山での展覧会であり、付近のサイクルショップやカフェとの連動企画、ギャラリートーク、小径車試乗会などのイベントも行われる予定だ。

最近流行りのミニベロって？

ところで、ミニベロというのは、フランス語で自転車を意味する「VELO（ベロ）」の小さいもの、ということで、ファッション性と機能性を持ち合わせた小径スポーツ自転車のこと。エコ的観点やファッショナブルさに憧れて「自転車デビューしたいけれど、マウンテンバイクはちょっとハードルが高い…」という層に人気のミニベロは、近年人気が高まっている。

それもそのはず、コンパクトな見た目ながら機能性にも優れ、小回りも効くミニベロはちょっとしたお出かけにとても便利！　都心部での移動に最も適した乗り物なのだ。

自転車開発の祖、アレックス・モールトンを知っているか？

今回の展覧会の主人公、アレックス・モールトン氏。彼は、20世紀を代表するイギリスの自動車・自転車エンジニアであり、20世紀後半の自転車開発をサスペンションの進化などで大きく飛躍させた人物。大英帝国勲章も授与されているほど！

1962年に発表した小径ホイールの自転車は、従来にない漕ぎ出しの速さに代表される操縦性と走行性の素晴らしさに加え、ファッショナブルな外観から一躍大ブームに。今でもモールトン氏の自転車は、今でも世界中のファンに愛されているのだ。

会期中はイベントも多数。ゴールデンウィークは青山へ集合！

会期中は、様々なショップやカフェとコラボしたイベントが盛りだくさん。


●5/3（火・祝）～5/31（火）
　≪バイシクル・カフェ・リーグ≫
　サイクルショップやカフェを回るスタンプラリ―に加え、カフェでは期間限定のメニューなど特典あり！

●5/5（木・祝）自転車の日12:00～、13:30～
　≪西川昌徳トークショー”親子の自転車冒険教室〜自転車旅は生きてくチカラの第一歩〜“≫
　自転車冒険家が旅で出会った地球の大自然や人々との話は、子供たちに大きな夢を与えます！

●5/8（日）11:00～
　≪「モールトン・オーナーズ・クラブ」ミーティング≫
　モールトン保有のオーナー達が愛車と共に伊藤忠青山アートスクエアに大集合します！

●5/13（金）18:00～19:00
　≪自転車ツーキニスト疋田智＆内海潤ギャラリートーク“小径車は都市で大活躍”≫
　毎日自転車で通勤するツーキニストの第一人者が小径車で都市を走る素晴らしさを語ります！

●5/19（木）18:00～19:00
　≪山口京一＆青木高弘ギャラリートーク“モールトンの魅力、小径車の歴史“≫
　日本を代表する有識者・コレクターがモールトンに代表される小径車の魅力を解き明かします！

●5/29（日）11:00～15:30
　≪いちょう並木試乗会≫
　モールトン等の小径車や東京サイクルデザインの学生作品を実際に試乗できます！

特に毎日行われる<<バイシクル・カフェ・リーグ>>では、「RATIO&C」や「OVE」など今話題のサイクルショップやカフェが参加。期間限定メニューも味わいたい。

合理的で無駄のない、自転車のデザイン。加えてユニークなモールトン氏の理想的な自転車開発を通じて、ミニベロの奥深さに触れてみたい。これを機に、自転車の魅力にどんどんハマっていってしまうかも！？

【自転車博覧会2016 モールトン展〜素晴らしき小径車の世界〜】概要
◆会期／5月3日（火・祝）〜5月31日（火）　※会期中無休

◆会場／東京都港区北青山2-3-1 シーアイプラザB1F　伊藤忠青山アートスクエア

◆時間／11:00〜19:00

◆入場料／無料

◆お問い合わせ／TEL：03-5772-2913（伊藤忠青山アートスクエア）