
マイホームを一新!世界が変わるフルリフォームのご紹介!
フルリフォームは、新築とは違い住宅全体に対して改装を行うことになるので、非常に大がかりな工事となります。費用的にも工期的にも大きな負担となるため、部分リフォームよりもさらに入念に計画を立てる必要があるでしょう。それでは、フルリフォームを成功させるポイントや費用についてご紹介します。
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住宅を購入してから年月が経ち、複数の箇所に問題が発生して改装が必要になっている場合や、中古で購入した住宅を改装して新築と同じように使いたいという場合に選ぶのが、「フルリフォーム」という選択肢です。間取りごと変更する場合には「フルリノベーション」という呼び方をされることもあります。
フルリフォームは、住宅全体に対して改装を行うことになるので、非常に大がかりな工事となります。費用的にも工期的にも大きな負担となるため、部分リフォームよりもさらに入念に計画を立てる必要があるでしょう。それでは、フルリフォームを成功させるポイントや費用についてご紹介します。
フルリフォーム成功のポイント
フルリフォームは範囲が広いため、成功させるためのポイントがたくさんあります。今回は、フルリフォームを成功させるために必ず押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。
1. あらかじめ予算の上限を決めておく
フルリフォームは、かかる金額が非常に大きくなります。そこで重要なのが、あらかじめ予算の上限を決めて、業者に伝えておくことです。リフォームの範囲や金額が大きいからこそ、調整できるポイントは多くあります。予算がはみ出てしまった場合、「どうしてもこの範囲内に金額を収めたい」と伝えておけば、業者側でカットできそうな部分を探してくれます。提案されるままに計画を立てて、気づいたら予算を大幅にオーバーしていた…などということにならないよう注意しましょう。
2. 築年数別の「住宅の弱点」を知っておく
日本では、住宅を建築する際は「建築法」の規定を満たさなければなりません。しかし、この建築法というのは何度も改訂されており、いつの建築法に沿って建てられたかによって、その住宅の「ウィークポイント」が変わります。具体的には、
・2003年以前に建てられた住宅は「換気性」
・1999年以前の住宅は「断熱性」
・1981年以前の住宅は「耐震性」
に、(現在の基準と比較した場合)問題を抱えている可能性があると言われています。リフォームをする際は、築年数別の問題がないかを合わせてチェックしましょう。
3. 構造を確認しておく
フルリフォームをするなら、間取りも変更してまったく新しい形にしたいですよね。ただし、フルリフォームをするとは言っても、家の構造によってはどこまでリフォームができるかには限界があります。まずは、自分の家がどんな構造なのかを確認しましょう。
日本の戸建て住宅に多く使用されている構造としては「在来工法構造」「ツーバイフォー構造」「プレハブ工法構造」があります。
3-1. 在来工法構造
比較的自由に間取り変更ができるのが、在来工法構造です。
3-2. ツーバイフォー構造
ツーバイフォー構造は、壁が柱としての機能を持っている構造であるため、壁を外すと耐久性に問題が発生してしまう可能性があります。そのため、拡張性リフォームなどには適していないことが多いです。
3-3. プレハブ工法構造
プレハブ工法構造については、工事を行ったメーカーによってさまざまです。拡張性がある場合もあれば、拡張性がない場合もあります。
4. マンションの構造を確認しておく
マンションの場合は、「ラーメン構造」と呼ばれるタイプであれば間取り変更がしやすくなっています。「壁式構造」だと難しいでしょう。
戸建てやマンションの構造の違いを素人が正確に把握するのは難しいため、リフォーム業者に構造をみてもらうようにしてください。大切なのは、間取り変更できる構造とできない構造があることをきちんと理解しておくことです。
フルリフォームで失敗しないための注意点
よくあるフルリフォームの失敗例を挙げながらフルリフォーム時の注意点をご紹介します。
失敗例1:デザインばかりを重視して、機能性をないがしろにしてしまった
住宅づくりにおいては、多くの方がどうしてもデザインにばかり目を向けてしまいがちです。どんな要望でも実現しやすいフルリフォームではその傾向が特に顕著で、動線に配慮していない構造になってしまったり、デザイン費をかけすぎて壁材などが安価になり、防音性に問題が出てきたりします。
どんなにきれいな住まいでも、機能性がないがしろにされていると、「暮らしやすさ」の面で大きな問題が生じます。実際に生活する様子を具体的にイメージしながら、リフォーム業者の担当者や建築士の先生などにアドバイスを求めつつ、見た目と機能性とを両立させたリフォームを行うようにしましょう。
失敗例2:水回りの位置を変更したら予算が跳ね上がった
キッチンやトイレ、風呂などの水回りの設備を移動しようとすると、排水管を移動しなければならず、予想以上に費用が跳ね上がってしまいます。なるべく予算を抑えたいのであれば、水回りの位置はそのままにしておくと良いでしょう。
例えば、お風呂の湿気が隣の部屋に影響するのが気になるなどといった問題は、壁紙などの設備を変更することで解決できる場合がほとんどです。業者に他の解決策がないか相談して、間取り変更は極力避けてください。
失敗例3:フルリフォーム中の仮住まい費用を考えていなかった
フルリフォーム時に間取りを変更するような場合、生活できるスペースはなくなってしまいます。部分的なリフォームとは違い、フルリフォームをするときは工事期間中の仮住まいを探す必要があるケースが多いです。
業者によっては、不動産会社などと連携して仮住まいを紹介してくれたり、一部の大手業者では、お客さんに貸すための物件を所有していたりすることもあります。自分で探すのが面倒な場合や、安い値段で利用できそうな場合は、そちらを利用すると便利です。業者で仮住まいの紹介を行っていない場合や、家族の通勤・通学や金額の問題で提示された内容に満足がいかない場合は、自分でウィークリーマンション、もしくはマンスリーマンション探すことになります。
しかし、この仮住まいにかかる費用をリフォーム予算に入れ忘れていたという人が多いです。そのため、フルリフォームにかかる予算をはみ出してしまい、本来必要なリフォーム項目を削ってしまうことにもなりかねません。
仮住まいにかかる費用は、都市部であればかなりの費用となってしまいます。フルリフォームを計画する段階で仮住まいにかかる費用も含めてリフォーム予算を立てましょう。
フルリフォームの費用・相場
最後に、フルリフォームにかかる費用がどの程度になるかについてご紹介します。フルリフォームの場合、全面的な工事が必要となるため、新築に近い金額がかかることもあります。500万円〜2,500万円程度の費用が必要となるケースが多いため、用意できる金額について十分に検討した上で計画を立てる必要があります。
事例:バリアフリー住宅にフルリフォームする
フルリフォームの事例として紹介するのは、住宅の劣化と自分たちの加齢に伴って、より暮らしやすい「バリアフリー住宅」へとリフォームした例です。家中のあらゆる段差をなくしたり、階段に手すりをつけて使いやすくしたりと、バリアフリーに特化した住宅にリフォームしました。合計で1,500万円ほどの費用がかかっています。
おわりに
フルリフォームは、非常に大きなリフォーム費用がかかります。検討項目も多岐にわたるため、業者とよく相談しながら、さまざまな角度から入念にチェックしたうえで、フルリフォームを行うかどうかを検討しましょう。
もっと具体的なリフォーム・リノベーション費用について知りたい方は、厳選された複数リフォーム業者での価格見積もりを無料で徹底比較できる、リフォーム料金一括見積もりサービスをお気軽にご利用ください。
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