独立型キッチンにするメリット・デメリットと注意点とは?気になる具体的な工事内容もご紹介

独立型キッチンとは、キッチンスペースとダイニングスペースが壁や扉で仕切られている形のキッチンの事です。もともとはオープンキッチンを使用されていた方でも、独立型キッチンにリフォームするケースもあります。今回は、独立型キッチンへのリフォームに関わるメリット、デメリットと工事に関する注意点に関してご紹介します。

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独立型キッチンのメリット

独立型キッチンは、キッチンとダイニングが仕切られていることから、

・収納の配置が簡単
・においがキッチンの外に漏れない
・調理中の作業を見られない
・散らかっていても人目に触れない

といったメリットがあります。オープン型のキッチンだと、リビングからキッチンが丸見えになるため、収納の配置もインテリアを意識しなければなりませんが、独立型キッチンであれば、気にする必要はありませんし、壁などを利用して収納スペースを大きく確保することも可能です。また、家族や来客の目を気にせず、調理に集中できることがメリットです。

独立型キッチンのデメリット

ただ、独立型キッチンは、キッチンとダイニングが仕切られていることから、

・仕切りがある分、リビングの空間が狭く感じられる
・調理中は家族とのコミュニケーションが取れない
・配膳に時間がかかる

といったデメリットがあります。ダイニングやキッチンが仕切られているため、調理中の家族間のコミュニケーションが取りづらいことや、配膳する際の移動の手間がデメリットと言えるでしょう

リビングとつながりを持たせてオープンに

閉鎖的な空間になりがちというデメリットを持つ独立型キッチンですが、それを防ぎかつオープンな印象も持たせる手段として、一部の壁を切り取るという方法もあります。リビングとのつながりを持たせることによって、オープンでかつ独立型キッチンのメリットである適度な独立感や収納力といった恩恵も受けられる、まさにいいとこ取りとも言えるキッチンを作ることができます。

リフォームの際は、壁の一部をなくすということも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

リフォームの工事内容

オープンキッチンなどの、キッチンとダイニングの間が壁で仕切られていない形のキッチンから独立型キッチンへリフォームする場合は、壁や仕切りを新設する工事が必要となります。

◆壁の新設・場所移動を伴わない場合
もともと独立型キッチンだった場合の壁の新設と場所移動を伴わない場合のリフォームは、もともとキッチンとダイニングの間に間仕切りが存在せず、キッチンの取り換え工事のみで完了します。

◆壁の新設はするが、場所移動は伴わない場合
キッチンの場所は移動せず、台所とダイニングの間の壁を新設したリフォームを行う場合、
キッチン機材交換の他に 

・壁の新設、修繕
・クロス張り替え

といった費用が発生します。壁の新設を行う分、大がかりな工事になり、壁の面積や柱の有無などで工事内容・費用は変動します。

◆壁の新設、場所移動を伴う場合
壁の新設、場所移動を伴うリフォームの場合、

・機材交換
・壁新設、修繕
・クロス張り替え

の工事に加えて、

・配管移設工事
・床の張り替え
・天井の工事

といった工事が発生します。

キッチンの場所の移動に伴い、水道管の移設工事、キッチンを新設した場所の床の張り替え工事、また、空調ダクトの移設工事を行う場合は、天井に穴を空けて工事する必要があります。大がかりな工事になり、費用も大きくなります。

壁の面積や柱の有無に加え、キッチンの移動距離や、床、天井の工事範囲で工事内容や費用が変動します。

まとめ

いかがでしたか。独立型キッチンへのリフォームは、周囲の視線を気にせず、料理に集中したい方に人気のリフォームです。一括見積りをする際は、調理中に家族のコミュニケーションを重要視したいかイメージすることをおすすめします。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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