どんな資格が取れるの？通信制大学で取れる資格の種類とは

資格取得を目指そう！　通信制大学について

通信制大学は、子育て中の女性も学習しやすい環境が整っています。最近は、スクーリングがない大学が増えており、インターネットで授業や試験を受けることができます。スクーリングをしなくてもよい通信制大学は、「全ての授業がネットで受講できる大学」と「ネット授業＋テキストを使った学習を組み合わせて受講する大学」があります。また、スマホやタブレットで受講できる大学とできない大学があるので事前に確認が必要です。

少し子育てが落ち着いている女性なら、スクーリングがある通信制大学もよいでしょう。最近の通信制大学は、20代、30代、40代……と幅広い年代の方が通っているため、新しい友人ができることもあります。また、資格を取得するために通っているのなら、同じ目標を持って目指せる仲間ができるのでおすすめです。意見交換などもできるので、資格取得を目指しているのならスクーリングがあるところのほうがよいかもしれません。

子育て中の方も！　資格取得を目指せる通信制大学

通信制大学は、学校教育法と大学通信教育設置基準によって定められており、郵便やインターネットを使って履修する大学です。そのため、通学しなくてもよいので働きながらでも子育てしながらでも勉強できます。法律的にも通学制の大学と変わらないため、最終学歴が大卒扱いになります。

通学制の大学との違いは、勉強するところが違います。通学制は大学のキャンパスで勉強しますが、通信制は基本的に自宅で勉強します。通信制大学は、「スクーリング」・「放送・メディア授業」・「テキスト授業」の3つの方法で勉強します。

スクーリングは、通学制の大学と同じようにスクーリング会場に通って授業を受けます。受けた授業内容の試験を受けて合格すれば、その科目を履修したと認定されて単位をもらえます。

放送・メディア授業は、DVDやインターネットを使って授業を受けます。インターネット上で講師とやり取りしながら勉強することもありますが、授業の動画をDVDで観てレポートを書いて提出することのほうが多いようです。スクーリング同様、試験に合格すると単位がもらえます。

テキスト授業は、指定されたテキストを基本に自ら学習を行ってレポート提出します。レポートの提出と試験の両方に合格することで単位がもらえます。スクーリング以外は、基本的に自分のペースで学習できます。

通信制大学は基本的に自分の都合に合わせて学習するスタイルなので、頑張れば最短年月で卒業することができます。しかし、ゆっくりしたペースで学習すると在籍期限があるので期限内に卒業認定がもらえる単位を修得しなければ退学や除籍になることも。ゆっくり学習したいと考えていても、期限に関しては気にしながら勉強したほうがよいでしょう。

通信制大学で取れる資格の種類

通信制大学で取得できる資格は、民間資格から国家資格までさまざまあります。ここでは、特に人気で就職に役立つ資格を中心にご紹介します。

・保育士
保育士の資格は、大学を卒業と同時に取得できます。

・図書館司書
本が好きな方におすすめの国家資格です。図書館司書の資格を持っていれば、図書館で働けます。正科生にならなくても科目履修生として必要な単位を修得しておけば、資格を取ることができます。最短1年～2年程度の学習が必要です。

・社会福祉士
通信制大学でも社会福祉士の勉強をして受験資格を得れば、社会福祉士の資格を取ることができます。

・社会保険労務士（社労士）
保険や年金、労務の管理などを行う専門家となる資格です。さまざまな企業で活躍することができるため、取得しておくと就職がしやすくなります。また、独立開業も狙える資格です。

・建築士（一級・二級・木造）
住宅やビルを設計できる資格です。求人数が増えているため、資格を持っていると就職に有利です。

・ファイナンシャルプランナー
ライフプランに関係するお金の悩みを解決できるようにアドバイスできる専門家の資格です。保険業界や金融業界で使える資格で就職に有利です。また、就職だけでなく自分の家計を見直すこともできるためおすすめです。

通信制大学で資格を取ろう

通信制大学は、通学制と同じように大卒の資格をもらえます。そのため、最終学歴が大卒にすることができるので就職に有利となります。また、民間資格から国家資格まで取得できる体制が整っているので、大卒の資格と同時に何かの資格を取得することも可能です。

「転職したいけど何も資格がない」、「最終学歴が高卒……」、「子育てが一段落したら働きたい」と思っているのなら、通信制大学はおすすめです。就職や転職に有利になるので、キャリアアップのために通ってみてはいかがでしょうか。