アルミサッシ塗装を自分でDIYする方法!塗装するときの注意点や業者に依頼したときの費用も
アルミサッシの塗装を自分でDIYする方法を紹介! 塗装するときに気をつけるべきポイントや、業者に依頼したときにかかる目安の費用も解説していくので、気になる方はぜひ参考にしてみてください。
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アルミサッシの塗装は可能?
これまでの技術だと、非金属であるアルミサッシは塗料がうまく着色しにくかったため、これが一般的に「アルミサッシを塗料できない理由」とされてきました。
しかし、近年ではアルミにも塗装できる塗料が発売されるようになったため、自分でアルミサッシを塗装することが可能になっています。
アルミサッシの塗装が難しいケースとは?
アルミにも使える塗料を持っていない場合だと、アルミサッシをしっかり塗装することが難しいといえるでしょう。
また、アルミに使える塗料を持っている場合でも、きちんと下地の処理から行わないと塗装を失敗してしまう確率が上がります。
アルミに合う塗料を買う手間や、下地の処理を行う時間をかけられないという場合は、自分でアルミサッシの塗装をするのは難しいといえるでしょう。
塗装が必要なアルミサッシの症状
- 1.劣化による赤サビ・白サビ
- 2.塗装の剥がれ
- 3.塗膜の劣化による粉浮き(チョーキング現象)
- 4.サッシの隙間による雨漏り
アルミサッシは、時間がたって劣化すると上記のような症状が発生します。
このようなアルミサッシの劣化症状を放置すると、窓の開閉に支障をきたしたり、隙間が生まれて雨漏りの原因となったりするため注意が必要です。みつけたらできるだけ早めに対処するようにしましょう。
アルミサッシのDIY塗装方法
ここでは、アルミサッシに塗装するDIY方法を紹介していきます。
まず、アルミサッシの塗装は、大きく分けて下地処理→下塗り→中塗り→上塗り→コーティングの5段階に分かれることを把握しておきましょう。その都度乾燥時間が必要なので、作業完了までに1日~2日ほどかかります。
作業を行う際はちりが舞ったり塗料の匂いが発生してもいいように、しっかり換気をするか屋外で行うようにしてください。
ただし、すでに塗料が塗ってある場合には、新しい塗料を塗る前に古い塗料をすべて落とす必要があるため、業者に依頼するようにしてください。
必要なもの
- 肌が露出しない汚れてもいい服装・マスク
- 乾いた清潔な布
- サンドペーパー
- 養生テープ・養生シート
- ハケ 2本
- プライマー
- アルミ用塗料
- コーティング剤
DIY塗装方法
▼下地処理
- 1.肌が露出しない汚れてもいい服装に着替えてマスクを着用する
- 2.乾いた清潔な布でアルミサッシの汚れを拭き取る
- 3.布を濡らして拭き上げた場合は乾燥するまで3時間ほど待つ
- 4.サンドペーパーでアルミサッシ全体をこすり、ちりをすべて落とす
▼塗装
- 1.塗装をしない部分を養生シート・養生テープでカバーする
- 2.ハケを使ってアルミ用塗料を下塗りして、乾燥させる
- 3.ハケを使ってプライマーを塗布部分全体に塗り、乾燥させる
- 4.2のハケを使ってアルミ用塗料を中塗りして、乾燥させる
- 5.最後にムラにならないように気を付けながらアルミ用塗料を上塗りして、乾燥させる
▼コーティング
- 1.塗料がしっかり乾いたら仕上げにコーティング剤を塗る
- 2.乾燥させてきれいに拭き上げたら完了
アルミサッシの塗装におすすめの塗料3選
ここでは、おすすめのアルミに塗れる塗料を紹介していきます。
ブロンズ塗料やスプレー塗料、下地の色を活かすクリア塗料も紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
1. カンペハピオ/油性アルミ用 ブロンズ
アルミ素材にしっかり密着する、アルミ用塗料「カンペハピオ」の「油性アルミ用 ブロンズ」。落ち着いたツヤ感のあるブロンズに塗りあげることができます。
サビ付きなどの腐食を食い止めつつ紫外線や排気ガスにも強い塗膜だから、耐久力に優れているところがうれしいポイント。機能性の高さと色味の美しさどちらも欲しいという方におすすめのアルミ用塗料です。
2. アサヒペン/アルミに直接塗れるカラーアルミスプレー ブロンズメタリック
名前の通り、アルミサッシに直接塗ることができる「アサヒペン」の「アルミに直接塗れるカラーアルミスプレー ブロンズメタリック」。
スプレータイプの塗料だから、サッと吹きかけるだけで簡単にアルミサッシを塗装することが可能。塗った後は乾きやすく、しかも剥がれにくいという使い勝手の良さをかなえているところが魅力のアルミ用塗料です。
3. 染めQ/ミッチャクロンマルチ
アルミ素材と塗料の密着力をぐんと上げてくれるプライマー「染めQ」の「ミッチャクロンマルチ」。
クリア塗料なので、上に塗る塗料の色に響くことなく使えます。ハケやローラーで塗るのはもちろん、より手軽に塗布したい場合はスプレーに入れて使うことも可能。手軽に使えて、かつアルミサッシの塗装を長持ちさせたい方におすすめのプライマーです。
アルミサッシを塗装する際の注意点
- 基本的に自分で塗装を美しく仕上げるのは難しい
- 自分で行う場合は下地からしっかり施工しないと失敗しやすくなる
- 劣化が激しいときは交換修理が必要になる
基本的に自分で塗装を美しく仕上げるのは難しい
アルミサッシには基本的に塗料がつきにくいため、ムラなく均一に塗り上げるのは難しいです。
また、一度間違えて塗りあげてしまうとやり直しに手間がかかってしまうため、ムラなく艶やかなサッシに仕上げたいという場合や、技術に自信がないという場合は最初から業者に依頼する方がスムーズだといえます。
自分で行う場合は下地からしっかり施工しないと失敗しやすくなる
自分でアルミサッシの塗装をする際は、サッシの下処理からきちんと行う必要があります。
工数をカットしようとして下処理をしないまま塗装を行うと、うまく塗料が乗らなかったりムラのある仕上がりになってしまいます。また、すでに別の塗装が付いている場合は、いちどしっかり落としてから塗装をはじめるようにしましょう。
劣化が激しいときは交換修理が必要になる
アルミサッシ自体の劣化が激しい時は、何度塗料を塗り重ねてもすぐに剥がれや亀裂ができてしまいます。
その場合は、余分な塗装の手間暇やコストをカットするためにも、最初からアルミサッシごと交換修理を行ったほうがスマートだといえます。
本格的なアルミサッシの塗装・交換は業者に任せる
アルミサッシをきれいに塗りあげたい場合やアルミサッシの交換が必要な場合は、プロである業者に頼むのがベストです。
業者に依頼するときは、見積もり時点で些細な質問にもしっかり答えてくれるか、一度契約したらそのあとにかかる費用がないかを確認しておくようにしましょう。
これらを確認できない場合は悪徳業者である可能性が高いため注意が必要。契約を決める前にしっかり吟味することが肝心です。
アルミサッシの塗装・交換は「リショップナビ」にお任せ!
アルミサッシの塗装でお困りの方は、リショップナビの無料一括見積もりサービスがおすすめです。
要望に応じてコンシェルジュが最大5社を提案し、なかでも最安値の会社を提示してくれるので、できるだけ安く済ませたい方にもうれしいサービスです。
また、利用者による口コミもチェックすることができるため、自分にあった業者を選びやすくなっています。見積もりは30秒ほど&簡単操作のみで依頼可能! 電話からも相談できるので、ぜひ気軽に問い合わせてみてください。
アルミサッシの塗装にかかる費用の目安
アルミサッシの塗装を業者に頼んだ場合は、一箇所で約2万円~6万円の費用がかかるケースが多いです。
また、道具や塗料を準備してDIYで行う場合は、一箇所で約2万円~3万円の費用がかかることが想定されます。
塗装する箇所が多いほどDIYで行う方が安く済ませられる事になりますが、費用よりも仕上がりを重視したい場合は最初から業者に頼む方がおすすめだといえます。
アルミサッシの塗装に関するQ&A
Q1. アルミサッシに自分で塗装することは可能?
A. 可能です。
これまでの塗料にはアルミに着色しにくい性質があったため、市販の塗料で自力で塗装することはできないとされていました。しかし近年では、アルミにも塗れる塗料が開発されたことによって自分でDIY塗装することができるようになっています。
Q2. アルミサッシの塗装方法は?
A. 下地処理→下塗り→中塗り→上塗り→コーティングの順に行うようにしましょう。
工数をかけたり乾燥時間を待ったりするのが面倒でも、下地処理からきちんと行うのがきれいに塗りあげるためのポイントです。
Q3. アルミサッシの塗装を業者に頼んだ場合の費用の相場はどのくらい?
A. 業者依頼なら一箇所で約2万円~6万円、DIYなら一箇所で約2万円~3万円が費用の目安です。
できるだけ安く済ませたい場合はDIY、費用よりも仕上がりを重視したい場合は業者依頼がおすすめだといえます。
家の塗装に関する関連記事はこちら!
※ 記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年7月)に基づいたものです。
※ 一部の画像はイメージです。
※賃貸物件を退去する際には原状回復を行う義務があるため、壁や床、ドアなどの部屋の設備に変更を加える場合は必ず賃貸借契約書を確認の上、事前に家主や管理会社の許可を取るようにしてください。
※ 一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。
※ 製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
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