
早く売るほど有利!築浅のマンションを売却する際のポイントとは?
購入費を安く抑えられる中古マンションは新築よりもニーズが高く、市場も活発です。なかでも、築5年以内の築浅マンションは数少なく、資産価値も高いため、有利な売却が期待できます。ここでは、マンションの築年数や価格下落の関係、より高く築浅マンションを売却するためのポイントを紹介します。築浅マンションの売却を検討している方は必見です!
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築浅マンションは売却に有利!
築浅マンションは一般的に、新築されてから5年以内のマンションを指します。築浅マンションを手放すなら、より早期に動き出した方が有利とされています。その理由は主に以下の通りです。
【価値が高い】
築浅マンションは部屋の傷みが少なく、設備も新しい物件です。また、購入後数年で手放す人が少ないことからも、中古マンション市場のなかでも希少価値がある物件として扱われています。
東日本レインズの資料によると、築5年以内のマンションの成約率は全体の9.2%、10年以内は26.4%です。築10年以内の中古マンション成約率が、全体の3分の1を占めることが分かります。
マンションの開発に適している土地は年々少なくなっていくので、立地のよい新築マンションは非常に限られています。そんななか、耐震性能や設備などのグレードが新築マンションとそれほど変わらない築浅マンションは人気が高く、希望に合う物件を見つけやすいのが特徴です。
【高額売却の可能性が高くなる】
転勤や離婚などさまざまな理由からマンションを手放すことになった時、「どれほど値段が下がるのか」と不安になって売却の決心がつかない方も多いようです。そこで賃貸に出したり、数年後に住むために売却を見送ってしまったりすると、せっかくの高額売却のチャンスを逃してしまいます。不動産の価値は築年数に応じて下がるものなので、少しでも早く売却した方がより高く売れる可能性が高まるのです。
【コストの心配がなくなる】
マンションは維持しているだけで固定資産税や修繕積立金、管理費などのコストがかかります。早めに売却すれば毎年必要なコストがかからないばかりか、住宅ローンの残債も売却費で完済できる可能性があります。仲介手数料など諸々の費用を支払う必要はあるものの、売却してしまえば後の心配はなくなります。
築年数と査定額の関係とは?
不動産は人の手に渡ると、その日から価値が下落し始めることが特徴です。マンションの査定価格は、公益財団法人不動産流通近代化センターの定める評価方法に基づいて、築年数で決定されます。
中古マンションの評価基準は築年数10年をゼロとし、新築~築9年までは毎年1.5%プラスされ、築11年~15年なら1.5%ずつマイナスに設定されています。さらに築16年~20年は2.0%、築21年以上になると2.5%と減少率が拡大し続けます。築年数の評価のほか、立地や眺望、日当たり、利便性、専有面積などの条件も参考に、実際の査定価格が決定します。
もう1つのポイントとして、マンション購入希望者のニーズは10年以内の物件に集中していることも忘れてはいけません。10年前後の築浅マンションは多数流通するのでライバルが増え、価格競争になるケースも多くなっています。
つまり、資産価値と購入希望者のニーズがどちらも高い築浅マンションは、有利な条件で売却を進められることが分かります。
選ばれるためには清潔感と誠意が大事
築浅マンションの売却が有利だとしても、他に同様の物件が全くない訳ではありません。購入希望者に選ばれるためには、事前にしっかりと準備することが大切です。気を付けたいポイントをチェックしていきましょう。
【水回りを中心に徹底掃除】
築浅マンションを求める人たちは、物件に新築のようなきれいなイメージを持って内覧に訪れます。そのため、キッチンやお風呂、トイレ、洗面などの水回りの掃除は徹底して行いましょう。
【売却理由はしっかり伝える】
築浅マンションを売却する理由は、購入希望者が最も気になるポイントです。転勤や離婚など、不動産会社には明確な理由を伝えておきましょう。もしも、債務超過や何らかの事件が起こったなど言いにくい事情があったとしても、それを踏まえた販売計画を立てることが早期売却につながります。
【設備の問題にも注意】
万が一、建築時の施工不良などがある場合は、告知義務が伴います。住宅には瑕疵担保責任という購入者を守る制度があり、何らかの劣化や欠陥などがあった場合は、引き渡し後でも売り主に修繕責任が発生します。これは、売り主が欠陥に気が付いていない時でも責任を追わなければいけないため、売却前にしっかりと確認して購入希望者に伝えることが大切です。
まとめ
築浅マンションの売却を検討しているなら、躊躇せず踏み切ることが大切です。遅くなればなるほど資産価値は減少し、高く売ることができなくなります。希望の価格で売却できれば新天地でも理想の住まいを手に入れやすくなるので、なるべく早く準備することが築浅マンションを売却するポイントです。
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