個性あふれる外観に!外壁を赤系の色に塗り替えるメリット・デメリットをご紹介

家の外観の印象は外壁の色で決まるといっても過言ではありませんが、外壁を「赤」にすると、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか? 外壁に赤系の色を用いる際の注意点とあわせてご紹介します。

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外壁を赤系にするメリットは?

「情熱の赤」ともいわれるように、赤は元気になれる色、気持ちが前向きになれる色として人気があります。赤系の色には食べ物をおいしく見せる効果もあるようですが、外壁の色としては向いている色だといえるのでしょうか?

赤色の外壁は「個性的」「目立つ」といったイメージですが、家のデザインによっては、外壁に赤を取り入れることで、よりモダンでオシャレなイメージにすることが可能です。たとえば、ウッドデッキや木製のドアのある家であれば、外壁に赤系を使うとカントリー調になり、特に自然に囲まれている家なら周囲の景観ともマッチします。

赤系の外壁は、レンガ調の家との相性もバツグンです。レンガ調の家でなくても、赤系の外壁に赤レンガ調のタイルやサイディングを合わせるのはおすすめです。塀やバルコニー、家の下部分など、部分的に本物のレンガを使うと、より高級感のある仕上がりになるでしょう。

外壁全体を赤にするのに抵抗があるなら、「1階部分は赤系、2階部分は白系のタイル調サイディングなどでまとめる」「全体を白系でまとめ、バルコニーや玄関部分にだけ赤レンガ調のサイディングを使う」などもおすすめです。外壁の素材にガルバを用いると、赤と白、赤と黒などの組み合わせで、スタイリッシュな印象の家にもできます。

また、同じ赤色でも、ワイン系の赤や茶色よりの赤、ピンクよりの赤など、濃さや明るさによって大きくイメージが変わります。塗料が光沢のあるタイプか、つや消しタイプかによっても見た目の印象が変化するので、仕上がりをしっかりとイメージしてベストな色を選択することが大切です。

外壁を赤系にするデメリットは?

【デメリット1】赤系の塗料は高価
通常、塗料の色は白色の塗料に顔料(色の粉)を混ぜて作られます。この顔料が非常に高価なため、顔料の量が少なくて済む白やクリーム、アイボリーなどの淡彩系塗料ほど安価で、トマト色やワイン色など、顔料をたくさん必要とする濃い赤色の塗料ほど高価になります。

【デメリット2】色あせしやすい
道路標識や看板などで、赤い部分だけ色あせしているのを見たことはありませんか? 青系は紫外線を反射するので色あせしにくく、反対に、赤や紫は紫外線を吸収しやすいので色あせしやすい色です。そのため外壁を赤にするなら、他の色よりも耐久性に優れた塗料を使ったり、厚く塗ったりする必要があり、必然的にコストもかかります。

【デメリット3】あきやすい
はっきりと目立ちやすい赤は個性的である一方で、白黒を基調としたシンプルな外観などと比べると、あきやすい面もあります。施工方法や塗料の種類にもよりますが、一般的な外壁の塗り替え時期は10年前後です。後悔することのないように、長い目で見て適切な色を選択しましょう。

外壁を赤系にする際の注意点

【注意点1】家のデザインや周辺環境と合うかを確認する
地域によっては、街の景観を維持するため外壁に使える色が決まっている場合があるので、前もって確認しておきましょう。外観を自由に決めていい場合も、居住地域の雰囲気に合うかを考慮することは大切です。特に、光沢のある赤やはっきりとした赤はキツイ印象を受けるので、住宅密集地に住んでいる方は周辺にも配慮しましょう。

【注意点2】質のいい塗料を選ぶ
赤色は色あせしやすく、特に濃い赤色の場合は劣化も目立ちやすいため、性能がよく耐久性に優れた塗料を選ぶことが、キレイな外壁を保つポイントです。また、赤系の外壁は他の色に比べて特にダメージを受けやすいため、定期的に外壁の状態を点検しましょう。

【注意点3】信頼できる業者を選ぶ
赤系の塗料は他の色に比べて多くの顔料を必要とするため高価です。また、赤系の塗料は劣化が早いことから、長く持たせるために重ね塗りしなければならない点も、コストがかかる要因となっています。しかし、少しでもコストを下げたいからと、施工費用が安いことだけで業者を決めるのは危険です。

たとえ初期費用が安くても、施工状態が悪く外壁の劣化が早まれば、ランニングコストがかさむことに。低価格の業者につられると、長い目で見ればかえって損をすることにもなりかねません。赤は色あせなどの影響を受けやすい色だからこそ、特に信頼できる業者に任せてください。

まとめ

今回は、外壁を赤系の色にするメリットやデメリットをご紹介しましたが、いかがでしたか? 赤系の塗料は値段が高く色あせしやすいのは欠点ですが、赤色をうまく取り入れれば、オリジナリティがありながら落ち着きや重厚感も出せるのは、大きな魅力です。周辺環境やご自宅のデザインも考慮し、耐久性に優れた塗料を用いることで、赤の魅力を最大限に活かしたステキな家にしてくださいね。

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