【保存版】外壁を白に塗り替えるメリット・デメリット|注意点も
お家の外壁を白に塗り替えるメリットデメリットを解説! 白は外壁塗装で人気の高い色ですが、選ぶ色や塗料を間違えると「白すぎた!」や「汚れが目立つ」なんてことも。しかし、最近では汚れが目立たない塗料や外壁材も登場しています。外壁の色を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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外壁を白にするメリットは?
白色にはシンプル、清潔、純粋、無垢といったイメージがあります。外壁の色としても昔から人気があり、カラフルな屋根に白い外壁……といった南欧風の家にあこがれを抱く人も多いかもしれません。
外壁の色を白にする最大のメリットは、家をこうしたシンプルで清潔感のある雰囲気に仕上げられることです。特に洋風の家には白がよく似合います。屋根だけでなく、窓枠やドアの色との組み合わせを考えるのも楽しいでしょう。白亜の家と呼ぶのにふさわしく全体を白のみで統一するのも、高級でモダンな佇まいの住まいになります。
外壁が白い家は周囲の環境になじみやすいのも利点です。隣がどのようなカラーの家でも、白であればさほど気にする必要はありません。周囲に自然が多い場合や庭の木々などとの対比を考えても、白は自然との調和を崩さないベストに近い色といえるでしょう。
機能面では、白は光をよく反射するため、夏場は熱の吸収を防ぐ効果が期待できます。一般塗装の場合、夏場の白で塗装した壁の表面温度は40℃前後であるのに対し、黒で塗装した壁の場合は60~80℃近くになることもあります。外壁の温度は、断熱材の質によっては、屋内温度の上昇にも影響します。
さらに、照明があれば夜でも目立ちやすいこともメリットに加えていいでしょう。実際に外壁を白に塗り替えたユーザーからは、家の脇の暗がりにも反射光が届くようになって、防犯効果があったという声も聞かれます。
外壁を白にするデメリットは?
外壁を白にするデメリットは、汚れが目立ちやすいことです。外壁に付着した泥や排気ガスなどの汚れ、外壁の劣化などにより発生したコケやカビ、雨だれの跡などは、白い壁だとどうしてもはっきりと見えてしまいます。また、子どもがボールをぶつけるなどすると途端に壁が汚れてしまうので、普段から注意しておく必要もあります。
汚れが目立つことと重なる部分もありますが、経年による劣化が目立つのも外壁を白にしたときのデメリットです。もともとピュアなイメージのある色であるため、年月が経つにつれて薄汚れてきたという印象が強くなってしまいます。汚れに加えてヒビ割れなどが見られれば、さらに古びた雰囲気になるかもしれません。対処するには、メンテナンスや修復に手間とコストをかける必要があります。
こうしたデメリットを考慮して、真っ白ではなくオフホワイト、もしくは薄いグレーや薄いベージュを選ぶ方も少なくありません。外壁を白にすることを希望していながら他の色に妥協してしまうことが多いのも、白という色ならではの特徴といえます。
そのほか、白は反射率が高いため、日中など見た目に眩しい感じになるのもデメリットになるかもしれません。これは塗料や外壁材の種類にもよりますが、隣家が近い場所であると、窓から反射光が侵入して迷惑になるケースも起こり得ます。
外壁を白にする際の注意点
外壁を白にしたい場合、とにかく汚れ対策を考えるべきです。
特に気を配りたいのは、塗料です。汚れにくさという点においては、アクリル塗料やウレタン塗料よりもグレードが高いシリコン塗料のほうが、性能が優れています。さらに、もっとグレードが上位のフッ素塗料なら、親水性(低汚染性・耐汚染性)、防藻性、防カビ性においても性能が上です。そのぶん、フッ素塗料は高価格ですが、耐用年数は15~20年程度と長いのが特徴です。
さらに、最近注目されている塗料に「光触媒塗料」というものがあります。これは、太陽の光で汚れを分解し浮かせておいて、雨や水で汚れを洗い流すことができる塗料です。ただし、その特性から光が当たらない場所では効果が出ず、施行者によって性能差が出ることに注意してください。光触媒塗料のほかにも、低汚染塗料と呼ばれる汚れにくい塗料、セルフクリーニング機能を持つ塗料も各種、開発されています。
加えて、外壁の汚れ方は材質によっても差が出ます。一般的に汚れにくい外壁材とされているのは、タイルやサイディングです。セルフクリーニング機能を持つサイディングボードもあるので、張り替えを考えるときにはこれらも選択肢に入れることができます。
まとめ
外壁を白にしたいときに汚れが目立たないような塗料や外壁材を選ぼうとすると、その分コストがかかります。しかし、メンテナンスがラクになったり、塗り直しの頻度が減ったりするのであれば、十分検討に値するのではないでしょうか。実際に白い外壁の家を見ることも参考になるので、自分の目で確かめてみることをおすすめします。
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