実録!パリで過ごす1週間。モンサンミッシェルに日帰り旅【ねこのふらり一人旅 #7】

パリ滞在中、絶対に行くと決めていた世界遺産「モンサンミッシェル」。なんと、パリから日帰りで行くことができるんです! パリだけでも見所満載ですが、せっかくの個人旅行。とことんわがままになっちゃえ! ということで、憧れの地に出かけてきました。

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現地オプショナルツアーを賢く利用しよう!

ツアーとは異なり、基本的に全て自分で手配する個人旅行。とはいえ、場合によっては現地オプショナルツアーを利用したほうがお得なこともあり、時間の節約になることがあるんです。

今回、わたしが絶対に行くと決めていた「モンサンミッシェル」もそのひとつ。ちょうど東京—名古屋間ほどの距離があり、自力で行く場合は高速鉄道で片道2時間半、バス1時間半というちょっと厄介な交通手段。しかも高速鉄道のお値段は意外とお高い……。これはなかなかハードルが高いと判断し、日本からオプショナルツアーを申し込むことにしました。

人気の観光スポットであるモンサンミッシェルは各社、さまざまなプランを用意しているので、価格と内容をよく吟味してから申し込むようにしましょう。

憧れのモンサンミッシェル。その魅力とは?

モンサンミッシェルはサン・マロ湾に浮かぶ修道院です。1979年にユネスコの世界遺産にも選ばれました。岩の山だったモンサンミッシェルに修道院がなぜ建てられたのか。その歴史は1300年も前に遡ります。

言伝えによると、モンサンミッシェルからほど近いアヴランシュの町の司教だったオベールの夢に大天使ミカエルが現れ、「あの岩山に聖堂を建てよ」と命じたということでした。ただの夢だと思っていたオベール司教に業を煮やしたミカエルは、3度目の時にオベールの頭に指を突っ込むという強硬手段でお告げを示しました。翌朝、オベールは自分の頭に穴が開いていることに気づいて愕然とし、ようやくお告げが本物だと確信したそうです。上の写真はその様子を描いたレリーフ。

四方が海に囲まれたモンサンミッシェルは、夕日があたったとき、満ち潮のとき、朝日を浴びたき、それぞれに美しく、また違った景色を見せてくれるそうです。

パリ市内にあるサントシャペルやノートルダム寺院のような派手さはありませんが、だからこそ「荘厳」と言う言葉がよく似合います。何世紀にも渡って修復が繰り返されているモンサンミッシェルは、それぞれの時代の建築様式が見事に調和していて、建設当時の岩が所々に見えるのも面白いですよ。

修道院だけじゃない!まるでおとぎ話のような街並みを散策

修道院の下には街があり、お土産屋さんやレストラン、ホテルなどがひしめき合っています。おとぎ話の世界に迷い込んだようなキュートな街並みは、ウィンドーショッピングだけでも十分に楽しむことができます。

そうそう、モンサンミッシェルといえば「オムレツ」が名物ということをご存知? 一説によると、巡礼でこの地を訪れた人たちに栄養のあるものを食べさせたいという思いから作られたものだそうです。 しかもこのオムレツ、日本で食べるそれとは違い、ふわふわでクリーミー! シードルと一緒においしくいただきました。

今回利用した現地ツアーは、「みゅう」という現地でも定評のあるオプショナルツアーです。早割などの特典もあるので日本からの手配がオススメですよ。貸切バスでの移動は、スリや盗難の心配もなく眠ることもでき、何より日本語なので言葉のストレスが軽減されるのも嬉しいポイント。1人旅はどうしても孤独になりがちなので、他の観光客と触れ合う時間も楽しいものです。

このように、航空券とホテルは個人手配、現地の観光はオプショナルツアーを組むという工夫もありな個人旅行。全て1人での観光は不安! という方は、まずはこの方法からトライしてみてはいかが?

【ねこりょうこ】
雑誌編集を経てフリーランスのライターとして活動中。ライフスタイル提案、料理、旅行記事を中心に執筆。夫と娘の三人暮らし。

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