誰でも簡単にできる⁉二つ穴・四つ穴ボタンの縫い方を詳しく解説

シャツやジャケット、コートなどの衣服についているボタン。足つきタイプやスナップなど種類はさまざまですが、今回は定番の「二つ穴ボタン」の簡単な付け方を解説! とっても簡単にできて、四つ穴ボタンにも応用可能なので、チェックしてみてくださいね♪

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二つ穴ボタン、付けられますか?

基本的なボタンの付け方は、小学生のころに習ったはず。しかし、長年ボタンを付けていないと、いざというときに「どんなふうに付けるんだったっけ?」と慌てて調べることもあるでしょう。

そこで今回は、衣類に付いていることの多い「二つ穴ボタン」の付け方を紹介します。二つ穴ボタンはシャツなどに多いタイプなので、覚えておくと便利です。

1. まずは準備から

洋服に付いていることが多い、二つ穴ボタンと四つ穴ボタン。四つ穴ボタンは、スーツやジャケットに付いていることが多いです。

ボタン付けをする前に、針や糸を準備する必要があります。手芸店や100均、スーパーでも手に入ります。ボタンを付ける際、長い針だと作業しにくいため短いタイプのものがおすすめ。

糸は、木綿や化学繊維が混じったタイプなどでもOKです。ボタンを付ける衣類に合わせて、糸の色を選んでおきましょう。糸は2本取りにするとしっかり付けることができます。糸は60cmくらいにカットしてください。

2. 針に糸を通すコツ

針の穴が小さいタイプだと、なかなか糸を通すことができません。その場合は以下の方法を試してみましょう。

●針を動かして通す
道具を使わずそのまま通したい方は、糸を動かすのではなく、針のほうを動かすようにします。利き手に針を持ち、糸に針穴をかぶせるようなイメージです。

●スレダー(糸通し)を使う
お裁縫セットに入っているスレダーは、誰でも針に糸を通せるお助けグッズです。ちょっと老眼が入ってきた方や、暗い場所で作業するときにも重宝します。針穴にスレダーを入れてから、ループに糸を通しスレダーを引き抜くと、簡単に針に糸が通ります。

3. 二つ穴ボタンを付けてみた

二つ穴ボタンは基本のやり方をマスターすると、しっかりとめることができます。このシャツは同色の糸を使いましたが、あえて目立つ色の糸を使う方法もおすすめです。

4. 二つ穴ボタン付けのコツ

針に糸を通したら、2本取りにして端を玉結びに。2本取りは少し絡みやすいのが難点ですが、強度が出ます。玉結びは指に糸を巻き付けて、指をこするようにクルクルとしてからひもを引っ張るとできます。

ボタンを付ける表側から針を通します。裏側に針を出したら、表の少しずらした部分に針を出して糸を引き抜きましょう。玉結びを裏側に出さないことで、きれいな仕上がりになります。

ボタン穴の下から針を通し、もう片方の穴にも通しておきます。このときは糸にある程度余裕を持たせておきましょう。

玉結びがある場所に針を刺し、糸を引きましょう。このとき、布地とボタンの間に多少ゆとりを持たせておきます。

玉結びの向こう側の部分に針を刺します。

同じようにボタンに針を刺し、もう片方にも刺していきましょう。この動作を最低5回は繰り返してください。

ボタンがある程度まで固定されたら、根元に3回ほど糸を巻き付けましょう。ここで根元に糸を巻くことによって、布地とボタンの間に隙間ができ、ボタンかけがしやすくなります。

糸を巻くことでボタンが外れにくくなる効果もあるため、忘れずにやりましょう。

根元に糸を巻き終わったら、裏側に針を出します。

裏で玉止めをします。針に数回糸を巻き付けて、糸を抑えながら針を上に引き抜きましょう。

玉止めをしたら縫い目に針を通します。

再び表に針を刺して、糸を切ってできあがり。縫い目や布を切らないように注意しましょう。

まとめ

二つ穴ボタンが使われている衣類は多いため、覚えておくと便利です。自己流でやっていたという方も、改めて見直してみると、仕上がりに違いが出ることがわかるでしょう。

二つ穴ボタン付けをマスターできたら、四つ穴ボタンも同様の要領でできます。ぜひ挑戦してみてください。

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