不器用さんでも簡単☆今流行りのサコッシュのおしゃれな作り方解説

“サコッシュ”とは？

名前は聞いたことはあるけど、実はどんなものかわからないという方も多いのでは？　元々は自転車レース用に作られた斜めがけのバッグで、自転車を漕ぎながら飲み物などを収納できる便利なアイテムなのです。そんなサコッシュ、今ではファッションアイテムとしても流行中！　コンパクトで両手が空いて、かつ中身が取り出しやすいということで、普段使いにも最適なんです。

各ブランドから色々なタイプのサコッシュが発売されていますが、やっぱり自分好みのものが一つ欲しい。便利グッズだからこそ、大きさや肩紐の長さ、生地感などこだわりたいですよね。ご安心あれ、実はサコッシュ、結構簡単に手作りできちゃいます！

サコッシュの作り方

【材料】
・好きな布（作りたい大きさの2倍以上の面積。丈夫で固いもの、防水素材ながおすすめ）
・好きな紐（1m程度、平たく太いものがおすすめ）



【1】裏返した布を半分に折る

これがサコッシュの基本の形になります。バッグ全体の大きさはここで調整。縫う分の余白が必要なため、作りたいサイズより少し大きくなるようにカットしましょう。

【2】バッグの口部分を5mmほど折り返し、縫う

裾がほつれないように処理します。この際、折り返した部分が斜めにならないように、チャコペンなどで印を付け、マチ針で固定しておくと良いでしょう。

【3】両脇を縫う

5mm程の余白をとって縫います。このときも縫い目が歪まないようにチャコペンなどで下書きを。

【4】肩紐を取り付ける

手前の布から奥の布へ送るように肩ひもを縫い付けます。紐を縫い付ける位置としては、バッグの外側でも内側でも構いません。デザインによって決めましょう。ちなみに、今回は本体を目立たせたい為、内側に縫い付けています。

紐の裏表がわかりにくくなる場合は、一度裏返しマチ針で紐を固定、その後再度裏返して縫う作業に入ると良いでしょう。ミスも減りますよ。

パパッと作れて使える実用的アイテム

正味制作時間は30分。とっても簡単に手作りできました。紐の長さがわかりにくい場合は、片方を縫い付けてから肩にかけ、調整後マチ針で仮留めするとうまくできますよ。

手作りサコッシュは形が単純なだけに、布の種類によって大きく印象が変わります。今回は、秋冬使える様な布地を使用しましたが、ナイロン地などを使えばスポーティで市販のものに近づきます。リネン地を使えば全体的に上品な印象に。布の固さによって肩にかけたときのシルエットも変わるので、いくつか素材を試してみてください。

また、布が無地の場合は、アイロン転写シートなどでデコレーションしたり、バッチなどをつけてもかわいくなります。なんだか物足りないかな？　と感じたときにはお試しあれ。

もちろん、紐も工夫の余地あり。布地と異素材のものや、ビビッドな色合いのものをチョイスすれば途端にユニークなデザインになります。奇抜すぎるアイテムはちょっと……という方も、さりげなく遊びを取り入れてみて。

実は何にでも合う！サコッシュに合わせるおすすめコーディネート

作ったはいいけれど、一体どんなファッションに合わせればいいかお悩みの人も多いのでは？　元がアウトドア用品ということで、カジュアル・スポーティな服装にしか合わない……というイメージが強いかもしれませんが、案外どんなファッションにも似合ってしまうのがサコッシュの良いところ。

それこそリネンなどで作ったサコッシュは女性らしいシンプルなワンピースなどにぴったり。スポーティな素材のものでも、主張が強すぎないので丁度良い外しアイテムになります。

逆に、「ちょっとボーイッシュすぎたかな？」というコーディネートに形がきれいなサコッシュを合わせて、柔らかい雰囲気をプラス。「とことんストリートに決めたい！」という日には、メッシュ地で作ったバッグもかっこいいですよ。

今回、子供用には、よりコンパクトなものも作ってみました。

親子おそろいで持つのも楽しみですね。お裁縫覚えたてでも、そんなに難しい部分はないので大丈夫。ぜひ、親子で一緒にDIYしてみてください。

秋の散歩やアウトドア、手作りサコッシュを持ってアクティブに楽しみましょう♪