着物とリメイク

衣装デザイナーのカワカミチヨコです。
数ある中からこのページを見てくださり
ご縁に感謝します。(⌒▽⌒)
そして春になりました。
卒業、入学などで忙しい季節。
そんな晴れの日の衣の代表として
本日は、
『着物の良さ。着物をつかって効果的なリメイク！』について、
お話ししたいと思います。

どうして着物をリメイクに？と、思われる方もいらっしゃると存じます。
わざわざ服に作り変えなくとも…について
私なりの考察です。

なぜ着物を服にするの？

着物はとても高価なもの。
着ないけど
勿体無いと感じさせることが
どうにか生かしたい意識が少なくとも
あると思います🤔

素晴らしい柄とともに、日本人の智恵と言いましょうか…
よく考えられた見事に完成された形だと思います。
かぎられた中での柄のデザイン、配置、刺繍や絞りを屈指した
世界では類を見ない美しさ。👘
シーンに合わせて、
（訪問や行事などで失礼ない着物柄を選ぶには、着物屋さんに問い合わせすると良いです）
同じ着物でも
帯、帯留め、寝付けなどでも
ガラリと印象を変えることも可能。
特に古いものは柄が粋で、あまりに解くには勿体無い場合も多々。

着物は、時代を経て
その家代々のご先祖様を纏って、日常から様々な節目の景色に登場し
周りを、ご本人も楽しませ、想いが詰まってる衣。
お母さんがいつも着ていたなど
その頃の想い出と背景もセットなのが、
洋服よりも特別感が大きいのではと、お客様とお話ししていて感じます。

何より、布だけでも豪華、繊細な絹。それを纏って
何かの晴れの日に出かける。
見ている人にも注目されます。
ワンランクアップした私。

なにより、
着物は慣れないと着るのに時間がかかる印象もあります。
招いた方は『そうまでして着てくれた感』が とってもあると思います。

いまでは結婚式や成人式には
間違いない正装です。
海外では迷わず着物をお勧めします。
見る目、扱いが全く違う体験ができますし
着物は日本人の誇りでもある。
想い出も一緒だと
ご先祖さんも見えない力で応援してくれるかも。ですね。😊🍀

フォーマルだけでなく普段でも

晴れの日用には勿論いいのですが…
私も数々オーダーを頂いた中で、
割に普段でも着れるようにと
はっきりした柄が
日常に馴染ませる工夫として
丸っと着物だけの場合もありますが、
一般の生地を合わせて使って楽しんで頂いてます。😆
写真は他界した旦那さんの羽織裏を裏地に
襟裏と袖口は同じく旦那さんの袴
他は少しストレッチ入りの生地です。
お客様にとって思い入れのある生地だったので仕上がって喜んで頂き作り手冥利に尽きます。
嬉しかったです😊




リメイクでお悩みの方
ご相談もお気軽にどうぞ💁
日々のブログは
夢チヨコ日記で検索✌️くださいね。


長々と
読んでいただき
ありがとうございました😊