建具

建具職人が製作をする木製建具や古建具。職人の手仕事を少し紹介します。

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この記事の目次

障子や襖は可変壁。日差しと風を取り込む優れものです。

障子や襖は引込戸として大きな開口になったり、間仕切りになったりと可変性があり日差しや風の取り込みを
コントロールする優れた機能を持っています。木と紙で造られた木製建具は木の家に良く合います。

引込障子を造りました。障子を開くと1.5間の掃き出し窓が２連になっていて、テラスにつながる大きな開口部が現れます。

玄関に蔵戸の内戸を使いました。この古建具を使う事の前提で設計をしています。重量のある建具は軽く開閉ができるように
吊戸に改造をし、アクリルガラスをはめ込み、施主様から支給された取っ手を取付たりとこだわりの玄関建具となりました。

元旅館を経営されていたお施主様。使われていた程度の良い雪見障子を建替の際に建具を手直しをして使いました。

古建具の寸法に合わせて大工が少しばかり手を加えて収めています。