【2021年版】クリスマスの過ごし方10選♡あなたは誰と過ごす?
LIMIA 暮らしのお役立ち情報部
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月に一度髪を切ってもらうサロンで出会う多様なジャンルの音楽たち。ヘアスタイリストさんの、その日の気分なのか、天候の加減なのか……共感したり発見したり、自分ではたどり着かないアーティストの音楽が、いつの間にか私のiPhoneに満たされてきました。音楽を贈るというのは、自分のパーソナルナな趣味を披露するようでちょっと気恥ずかしい。よほど親しい人かしっかりリサーチした上でない限り、音楽を贈るという事はないけれど、旧・東ドイツ出身のピアニスト、ヘニング・シュミートのCDは老若男女を問わずに静かに胸の奥をくすぐります。ジャズの即興的な自由さと、クラシックの正装感、民族音楽のようなノスタルジックな旋律が瑞々しく調和。洒脱で繊細な演奏は、記憶の扉を次々に開いてくれるよう。“雲”という意味をもつアルバム[Wolkn]は、家の中でじっと聞くよりも、街や公園、川辺を歩きながら自然と溶け込むようにして聞いていただきたい。有機的に動く雲の絶妙な伴奏は、迷いながらも次のステージに踏み出そうとしている誰かに肩肘張らない勇気を与えてくれるかもしれません。転職してちょっと不安そうな友人へ、iTunesで送ってはいかが?