
住宅が地盤沈下で傾くその前に!事前診断と地盤改良工事で対策を
いつ来るかわからない恐ろしい災害。家族や自分の身を守るために、台風をはじめ地震などの災害に備えている方は多いでしょう。災害への備えももちろん重要ですが、住宅に被害を及ぼす「地盤沈下」への備えはお済みですか。今回は、地盤沈下による住宅への影響や事前にできる診断方法、改良工事などについてご紹介します。
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あれ?家が傾いてる⁉ 住宅の地盤沈下に要注意
地震や台風などもしもの時に備え、食料や水などの備蓄を行っておくことはとても大切です。たびたび起こる災害による被害状況を見て、備蓄はもちろん、住宅に関する事前の備えの重要性を再認識された方も多いのではないでしょうか。
このような天災についての備えも重要ですが、そもそもお住まいの土地が頑丈かどうか考えたことはありますか? 地盤がゆるんでいると沈下してしまい、住宅に被害を及ぼす可能性があるのです。例えば、家が傾いて建物の寿命が短くなったり、地下水が噴水のように噴き出してしまったり……ということも。
こうした被害からご家族の安全を守るためには、一度お住まいの地盤について調べてみることをおすすめします。今回は、地盤の診断方法と、地盤に問題があった場合の改良工事についてご説明します。
地盤のことが気になったらまずは診断を!
地盤のことが気になったら、まずは診断を行いましょう。地盤の診断には専門的な知識や技術が必要となるので、専門業者に依頼するのがおすすめです。例えば〔レフトハウジング〕では、最新レーザーを使った現地調査を行っています。
お部屋の隅や中間地点など、たくさんのポイントに機械を置いて水平にレーザーを飛ばし、家の傾き具合を調査。最新のレーザーを使ってミリ単位での精密な調査を行うため、もし地盤沈下による住宅の傾きが分かっても、改良工事にスムーズに移行できます。「まずは傾きがないか診断してほしい」「地盤について不安なので相談したい」という方にもおすすめです。
自宅に住んだままでも大丈夫! 改良工事で地盤を強化
家の傾きが発覚するなど、診断の結果によっては「地盤改良工事」を行う必要があります。診断結果によって必要な工法は異なってきますが、引越しせずに住んだまま工事のできる薬液注入工法についてご説明します。
薬液注入工法とは、住宅の下の地盤にセメントミルクなどの薬液を注入し、固めることで地盤を強く改良する方法です。水分量の多い地盤、土の中の空間が多い地盤、埋立地などかなりさまざまな地盤に対応可能です。
地盤を改良すると聞くと工事中の引っ越しや仮住まいが必要そうに思えますが、薬液注入工法の場合は作業するのにあまり場所を取らないため、お庭の小さなスペースから工事することも可能です。電気、ガス、水道も普段通り使用できるので、ご自宅でいつもの生活を続けながら工事を進められます。
薬液注入工法は、まずはお庭など、ご自宅の脇の30cm四方を掘削して水道管、ガス管の確認を行い、ボーリング調査を行ったうえで工事を始めます。軟弱な地盤の最下部の土、砂、石の隙間にセメントミルクと硬化剤を注入し、下から少しずつ地盤を固めていきます。
家の下の軟弱地盤が、固まった地盤に圧迫され、土地の密度が上がって行き(圧縮=コンパクション)閉め固まっていきます。こうして傾きを修正しつつ最終的には強力な地盤に改良できるのです。
手遅れになる前に地盤沈下対策で家を守ろう
住宅の寿命が縮むなど、大きな被害につながる地盤沈下。専門業者による対策が必要となるため、ご自宅の地盤が気になった方は、まずは診断をしてみることをおすすめします。事前に地盤沈下に備えておいて家族の安全を守りましょう!
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