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【キットをつくる】木製のはり絵でつくるアート「モスクワの“赤の広場”」

「つくるたのしみ」を気軽に体験することができるキット作品で、週末や趣味の時間を充実させてみるのもたのしいものです。今回挑戦するのは木製のはり絵。モスクワの宮殿を立体感たっぷりに表現します。

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minneとお買いものが大好きなライター。息をするようにお金を使ってしまう。アイスコーヒーを飲まないと眠ってしまう。

薄い木材でつくる、モスクワの宮殿

・木はり絵工房きのわさんの「

手元にキットが届きました。ずっと挑戦してみたかった「木のはり絵」。紙のように薄くスライスされた日本製の木材を使用して、立体的な絵を完成させます。

木はり絵工房きのわさん

「日本の木」の良さをたくさんの方に知っていただきたい、という想いから、たのしみながら木に親しむことのできる工作キットを届けることができないかと考えるようになりました。そこで制作をはじめたのが、この「木はり絵」。特別な道具や技術を必要とせず、気軽に木工に取り組めるのがポイントです。

封を開けて、さっそく取りかかります。

キットの中身と道具たち

の中には、説明書と天然木のシート、スチレンボード、そして完成作品を飾るための額が入っています。デザインカッター(カッターでも可)とハサミ、カッターマット、木工ボンドは自前のもの。
 
想像よりも少ないパーツ数に、「これで、あの厚みが出るのかしら」と、ちょっぴり首を傾げたりします。

ゆっくり丁寧にカット

まずは、絵柄の木製シートをスチロール製のボードに貼り付けます。余白はカット。この上に、パーツを貼り付けていくのですね。

パーツにはすべて番号が振ってあるので、1から順にカッターで切り抜いていきます。細かいカーブは慎重に。

木はり絵工房きのわさん

はじめての方は、木をカットするということに「おっかなびっくり」なところがあると思います。最初は、どうかゆっくりとカットしていってください。カーブしている部分は、木のシートを動かしながらカットするとうまくいきます。

 
木目に沿った箇所は、カットがとてもスムーズです。慣れてくると、紙と同じ感覚で気楽にカットすることができました。次々と完成するパーツを並べるのがたのしい。
 

すべてカットし終えました。小さいお城がいくつも並んでいるようでかわいいですね。これが、立体的な宮殿になるはず…。

裏側にボンドをつけて、番号順に貼り付けていきます。

木はり絵工房きのわさん

万が一、パーツを間違って切り落としてしまった場合も、切り落としてしまった部分を一緒にボンドで貼りつけることで、木目に紛れて失敗に見えません。これも、木はり絵のいいところです。

パーツを順に重ねる

順番に重ねていくうち、「あれ?このパーツは隠れてしまうけどいいの?」「はみ出してしまうけれど、いいのかしら?」という箇所が出てきます。

そして、「なるほど、これが影になったり厚みになったりするのか」と納得。パーツを重ねるたびに、宮殿が浮き上がり、完成していく様に、心が踊ります。

ー 完成しました。ハガキサイズの小さなボードの上に広がるモスクワの景色。想像よりもずっと立体的な仕上がりに、「できた…」と小さく喜び独り言。これは大満足です。

この素敵な絵柄は、イラストレーター・

によるもの。きのわさんとスズキさんのコラボレーションのきっかけは、あるコンテストだったといいます。

木はり絵工房きのわさん

「カラーミーショップ大賞2016」でノミネートされたことがきっかけでした。同じく大賞にノミネートされていたスズキトモコさんのショップを拝見して、木はり絵のイメージにぴったりだと思い、こちらからご連絡させていただいたんです。ちょうど「minneのハンドメイドマーケット」に出展するため上京する予定があったので、その際に直接お会いしてお話を進めることができました。さすが、木はり絵の特性を生かしたイラストに仕上げていただき、おかげさまでたくさんの方にたのしんでいただいています。本当に素敵なクリエイターさんと出会うことができた、と感謝しています。

何度もうれしいものづくり

お二人の素敵な出会いから生まれたキット。「これを自分でつくったんだ」と思うと、なんだかうれしくなってしまいます。完成した途端、「つくるたのしい」が「眺めるたのしい」に。

自宅の壁に飾ってみました。お気に入りのイラストレーターさんの作品で埋め尽くそうと、順に額を飾っているのですが、自分で手を加えた作品を並べるのははじめて。取り付けた瞬間にもやっぱり達成感を味わいます。何度もたのしい木はり絵。1時間程度で完成してしまうので、週末や夜のちょっとした息抜きなどにもおすすめします。

「木はり絵工房きのわ」さんのギャラリーはこちら

他にも素敵なキットがたくさんあります。
ぜひみなさんもチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

文 / 中前結花   撮影 / 真田英幸

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