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【ヒノキで作るクラリネットのバレル】ヒノキ製なので鑑賞用かな?

中学生の頃から吹奏楽をやっていて、漠然と「楽器を自分で作れたらなぁ…」と思っていました。最近、木をいじるようになって、「クラリネットのバレルとかベルなら作れるかも」と思うようになり、チャレンジしてみることにしました。
 本来なら、もう少し硬い木で作るところですが、まずへ扱い慣れてきた「ヒノキ」で作ってみることにしました。

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材料を切り出します

 今回のスタートの形です。

 今回作るのは、下の写真の赤丸の部分です。

 クラリネットのバレルは、奏者によって好みがあり、長さや材質などはいろんな種類があるります。(とはいえ、ヒノキで作るの人はいませんが…😓)
 調べてみると、65mmくらいの長さを使う人が多いようです。一番太い部分の直径でも35mmを超えることはなかなかなさそう。なので、それくらいを目指して作れるように、少し大きめに材料を切り出します。

 卓上丸鋸とかジグソーとかがあると楽ちんなのでしょうが、ないので、ノコギリでギコギコ切ります。これが結構大変です😓

真ん中に、息を通す穴を開けます

 木口に対角線を書いて中心をとり、電動ドリルで息を通す穴を開けます。ボール盤は持ってないので、目分量で垂直に穴を開けます。何か定規みたいなものをあてたとしても結局ズレそうなので、ここは、潔く目分量です😌
 穴の直径は、だいたい14mm強のようですが、12mmと15mmのドリルしか持ってないので、まずは12mmのドリルで穴を開けて、その後、ミニルーターのヤスリで広げていこうと思います。

 クラリネットのバレルの穴の直径は、上から下まで同じ太さではなく、クラフトマンによって少し違います。一般的には、楽器の先に行くにしたがって、0.数mm程度ですが、少しずつ狭くなっています。(あるいは、いったん狭くなってから広がってます。) 
 一定の直径だと、息を入れた時の抵抗が少なくて、吹きづらいようです。狭くなっていく割合が重要で、奏者それぞれが、自分の好みの吹奏感が得られるものを選ぶわけです。

形を整えていきます

 ベルトサンダーを使って、形を円筒形に整えていきます。直径を35mm、高さ(長さ)を65mmに近づけていきます。
 型とか「目安」にできるものがないので、差し金とかノギスで測りながら削ります。

 クラリネットは、マウスピースからベルに向かって少しずつ太くなっているので、マウスピース側を少し細めにしていきます。

ジョイント部分の穴を掘ります

 マウスピースのジョイントは凸型、本体も凸型なので、バレルは上下共に凹型です。ちょうどよい大きさのドリルはないので、円定規で直径が近い小さめの丸を書き、あとはノギスで時々測りながら、ミニルーターで目標値まで広げていきます。
 マウスピースや本体のジョイント部分にはコルクが巻いてあるので、多少は融通がききますが、でも0.何mmのことなので、なかなか大変です😓

 この角度からなら、割と整って見えるけど…

 この角度からやと、左手前が少し厚い😱

 削り過ぎると戻せないので、慎重にいきますが、「もう少しだけ」と思って削るうち、案の定、深さも直径も目標値より削り過ぎました😅

デザインを施します

 基本の形はできてきたので、楽器に合うよう、カッコよく見えるように、デザインを施していきます。

 一般的なクラリネットは、「グラナディラ」という硬い木を使っている上に金具で補強してありますが、今回は材料がヒノキということで少し強度がないので、ジョイント部分を少し太く(厚く)しようと思います。その上でカッコよく見える形を考えます。
 中央部に少しくびれを入れて、スタイリッシュなイメージを持って削っていきます。

 ベルトサンダーわー使っておおまかな形を作ったあと、仕上げのヤスリを#120→#180→#240→#320→#400とかけながら、ついでに形を整えていきます。

せっかくなので、吹いてもらいました

 ヒノキ製やし、「まあ鑑賞用かな…」と思っていましたが、クラリネット吹きのお友だちが「ぜひ吹かせてください」と言ってくれたので、吹いてもらいました。

 楽器につけてみると、やはりジョイント部分の径を削り過ぎていたようで、本体側がゴソゴソでした。最初は、真ん中の穴の径が小さかったようで、息の抵抗が強すぎて、全く音が鳴らず…。なので、追加で0.5mmほど穴の径を広げると、音が鳴るようになりました。
 しかしながら、手作業のため、ジョイント部分を真丸に削ることができていなくて、隙間ができているようで、低音が鳴りませんでした。
 上管のコルク部分にセロテープを二重にして巻き、「息漏れ」を少なくすると、ようやく低音も少し鳴るようになりました。

 お友だちは、「優しい音がする」「低音が鳴りにくいので、高音専用やな」との感想でした😓

 まあ、道具がなく、穴のの径や形は、ほぼほぼ「勘」なので、実用レベルには、遠いです。でも、手触りが良く、木目もきれいに出たので、やっぱり「鑑賞用」かなと思います😥

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ヒマな時に、木を使っていろいろ作っています。他にも、芝生の手入れをしたり、気が向いたら家庭菜園で何か植えてみたり、猫と遊んだり、キャンプしたり、楽器をやったり、…

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