竹野内豊主演「イチケイのカラス」スペシャルドラマ&山崎育三郎主演スピンオフが放送

2023年1月13日(金)に映画が公開される竹野内豊主演「イチケイのカラス」のオール新作スペシャルドラマ、映画公開記念「...

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「イチケイのカラス スペシャル」が放送決定!出演する中村アン、北村一輝、堀田真由(上段左から)、高橋優斗、宮世琉弥、吉沢悠、戸塚純貴、渡邉美穂(下段左から) / (C)フジテレビ

【写真】スピンオフドラマで花婿&花嫁姿の山崎育三郎と水谷果穂

2023年1月13日(金)に映画が公開される竹野内豊主演「イチケイのカラス」のオール新作スペシャルドラマ、映画公開記念「イチケイのカラス スペシャル」(フジテレビ系)が2023年1月14日(土)夜9:00-11:10に放送。竹野内の他、黒木華、小日向文世のレギュラーメンバーたちに加え、北村一輝、中村アン、堀田真由、吉沢悠、高橋優斗(HiHi Jets)、宮世琉弥、渡邉美穂、戸塚純貴らのゲスト出演が決定した。

さらに、2023年1月9日(月)からは、5夜連続で山崎育三郎主演のスピンオフドラマ「イチケイのカラス~井出伊織、愛の記録~」(夜0:55-1:05ほか、フジテレビ※関東ローカル)も放送される(※FNS系列各局は別途放送)。

“職権発動”を駆使し事件に粘り強く向き合う

「イチケイのカラス」は「モーニング」(講談社)で連載された同名コミックが原作。東京地方裁判所第3支部第1刑事部(通称:イチケイ)を舞台に、伝家の宝刀“職権発動”(刑事訴訟法128条【検証】に基づき、事実発見のために必要な時は裁判所主体で検証を行うことができる)を駆使し、一つ一つの事件に粘り強く向き合う、自由奔放で型破りなくせ者裁判官・入間みちお(竹野内)と、みちおとは対照的な、東大法学部出身で立身出世をすべく努力を惜しまない、超ロジカルなエリート裁判官・坂間千鶴(黒木)、その他個性豊かなイチケイメンバーの活躍をコミカル&ビターに描いたドラマ(2021年4月~6月放送)。

全話で毎分視聴率が右肩上がり、平均世帯視聴率12.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)という、令和“月9”No.1を記録した大ヒット作品だ。

熊本のみちお(竹野内)と東京の駒沢(小日向)が捜査で鉢合わせる

スペシャルドラマは、みちおがイチケイから異動になって一年後の熊本を舞台に幕を開ける。熊本地裁第二支部で精力的に裁判を行うみちおのもとに、ヤンキーグループの決闘の仲裁に入った青年・諏訪遙人(すわ・はると/高橋優斗)が殴られ、意識不明の重体となった傷害事件が起訴される。加害者と推定された内田亘(うちだ・わたる/嘉島陸)は、全面的に罪状を認めており、執行猶予付きの判決で収束する事件のように思われた。しかし、調査を進めると、不審な点がいくつか見つかる。さらに警察の取り調べの際、内田は容疑を否認していたという。なぜ、内田は証言を変えたのか。疑問に思ったみちおは、職権発動して捜査を開始する。

一方、東京では、イチケイの部長裁判官である駒沢義男(小日向文世)が、“代理お家騒動裁判”と世間から注目を集める大企業「星積ホールディングス」の社員同士の傷害事件を審議していた。社員たちは、次期社長候補の派閥にそれぞれ属していて、代理戦争の様相を呈していた。対立しているのは、同社役員、大藪重之(おおやぶ・しげゆき/北村一輝)と嶋津奈都子(しまづ・なつこ/中村アン)。奈都子の部下・丹羽昭久(にわ・あきひさ/吉沢悠)らはとにかく裁判を早く終わらせようとする。そんな両者の態度に、駒沢は怒りすら覚えてきて…。

捜査を進めていく中で、とある場所で鉢合わせるみちおと駒沢。みちおは内田の弁護人を務める吉塚悟(よしづか・さとる/小柳友)、検察官の木内真菜(きうち・まな/向里祐香)と、一方の駒沢はみちおの弁護士時代の同僚で丹羽の弁護人を務める、青山瑞希(あおやま・みずき/板谷由夏)の部下で若手刑事弁護士・佐倉朝子(さくら・あさこ/堀田真由)、書記官の岡林保(おかばやし・たもつ/戸塚純貴)らと現れる。

みちおが担当する“熊本・ヤンキーの決闘”と、駒沢が担当する“東京・大企業の代理お家騒動”、全くスケールの違う二つのけんか事件にある接点が浮かび上がる――。

みちお以外のイチケイメンバーたちにも変化が

また、みちおだけでなく、おなじみのイチケイメンバーたちにも変化が。書記官・石倉文太(新田真剣佑)は海外留学へ、同じく書記官・浜谷澪(桜井ユキ)は産休中、主任書記官・川添博司(中村梅雀)はみちおのいる熊本へ異動、一ノ瀬糸子(水谷果穂)は事務官から書記官へ、城島怜治(升毅)は特捜に異動、最高判事を辞任した日高亜紀(草刈民代)はカレー店の店主に。井出伊織(山崎育三郎)は変わらず東京地検第三支部の検事として活躍している。

そして、映画「イチケイのカラス」に出演する斎藤工、西野七瀬、向井理も、今回のスペシャルドラマにカメオ出演する。

なお、12月19日(月)より、2021年放送の連続ドラマ「イチケイのカラス」全11話がTVer・FODにて順次無料配信される予定。

井出(山崎育三郎)が仕事に恋に奔走

スペシャルドラマに先駆けて放送されるスピンオフドラマ「イチケイのカラス~井出伊織、愛の記録~」では、山崎演じる正義感の強いクールなエリート検事・井出伊織が仕事に恋に奔走する姿を描く。

学生時代から勉学もスポーツもマルチにこなし、司法試験でもトップクラスの成績を収めたミスターパーフェクト・井出。しかし二年前、東京地検第三支部への転勤によって人生最大のピンチに陥る。その根源は、みちお。検事サイドの不手際を見抜かれる公判、頻繁に発動される職権調査、それによって増える残業の毎日。挙句の果てにみちおに感化された井出は、検察内部の腐敗を告発という大活躍までしてしまう。やがて、みちおは熊本に異動になり、井出は“入間みちおを乗り切った史上初の検事”として評価を上げた。その一方で上層部に歯向かった歴史も消えずに残ってしまったが、井出は腐らず、“特捜への異動”という目標をかなえるべく、懸命に働くことを決意する。

今作は、因縁の男・みちおが熊本に転勤になった二年後の井出の日常を描いていく。変わらずイチケイに身を置く井出は、浜谷(桜井)や糸子(水谷)と熊本の検察や書記官の心のケアに勤しむ一方、謎かけのようなみちおの言葉の数々を思い出しながら、特捜への異動を目指す穏やかな毎日を送っていた。

やがて、異動の季節となり、みちおは岡山地裁秋名支部に部長として異動することに。すると、今度はみちおのうわさを聞きつけた岡山地裁秋名支部の赤城公子裁判官(あかぎ・きみこ/西野七瀬)、土井潤裁判官(どい・じゅん/柄本時生)が、そしてみちお本人もそれぞれイチケイに相談に現れ、井出の平穏な日々が一変する。最終話では、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の碇ゲンドウ役などで知られる立木文彦演じる支部長が、井出に辞令を下す。

映画「イチケイのカラス」で夫婦になっている井出と糸子。結婚に至るまでにあった、裁判さながらのさまざまな展開も明らかになる。

北村一輝コメント

――本作の出演が決まった際の率直な感想は?

リーガルドラマで小日向さんと久しぶりにご一緒できることを楽しみにしていました。

――台本をお読みになった感想や、実際に演じられる上で意識されたことは?

大藪には彼なりの正義があっての行動だという点を意識していました。

――見どころなど視聴者の方へメッセージを。

新春に皆さんで楽しくご覧いただければと思います。

中村アンコメント

――本作の出演が決まった際の率直な感想は?

「『イチケイのカラス』の世界に入れていただけるなんて!」と、すごくうれしかったです。難しい法律用語にドキドキしながらチャレンジさせていただきました。

――台本をお読みになった感想や、実際に演じられる上で意識されたことは?

起承転結がテンポ良く描かれていて、奈都子が背負っているものをどのように表現したらよいのだろうかと考えながら読みました。非常に難しかったのですが、“人を想(おも)う気持ち”を大切に演じました。

――見どころなど視聴者の方へメッセージを。

連続ドラマをご覧になっていた方も、そうでない方も楽しんでいただける内容だと思います! 見終わったあと、前向きになれるそんな作品です。ぜひご覧ください!

堀田真由コメント

――本作の出演が決まった際の率直な感想は?

シリーズ化されている本作にスペシャルドラマから参加させていただけること、とてもうれしく思います。一視聴者として作品を拝見していたので自らの足で法廷に立った時は高揚感と緊張感で胸がいっぱいでした。

――台本をお読みになった感想や、実際に演じられる上で意識されたことは?

弁護士になって3年目の朝子は刑事弁護の現実を知り、受け入れながら被告人と向き合う日々。しかし、駒沢裁判官をはじめとする大切な出会いから仕事に対する考え方がゆっくりと変わっていきます。弁護士として彼女がどのように成長していくのかその過程をしっかり出したいなと思いながら演じました。

――見どころなど視聴者の方へメッセージを。

熊本と東京で起きた二つの事件の裏に起こった本当の真実とは一体なんなのか。スペシャルドラマでは新たに個性豊かなキャラクターが登場し、これまでと同様に裁判官が自ら現場検証を行ったり異例の審理を行ったりしながら事件だけでなく、被告人の心に寄り添う温かな作品となっています。ぜひお楽しみいただけるとうれしいです。

※高橋優斗の「高」は正しくは「はしご高」



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