衝撃の“馬上テニス”でトレンド入り Cパートでは跡部様ふたたび<新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP>

シリーズ10年ぶりのTVアニメ化となる「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」(毎週水曜夜24:00-24:3...

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第4話「王子様vs王子様」が放送 / (C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

【画像】白馬に乗ったフランス代表・ブランスとリョーマが馬上テニス

シリーズ10年ぶりのTVアニメ化となる「新テニスの王子様 U-17 WORLD CUP」(毎週水曜夜24:00-24:30、テレビ東京ほか)の第4話「王子様vs王子様」が7月27日に放送された。第4話では、ヒロインの桜乃を巡って、ふたりの“王子様”が馬上テニスを繰り広げた。(以下、ネタバレが含まれます)

白熱した馬上テニスの結果は引き分けに

主人公の天才テニス少年・越前リョーマを始め、各国代表選手がU-17W杯に挑む本作。第3話で日本代表とドイツとのエキシビジョンマッチが終了したが、今回はその他の強豪の様子が描かれた。

激戦が繰り広げられたエキシビジョンマッチの会場に、青春学園1年生の竜崎桜乃が少し遅れて登場。彼女は応援のためにやってきたが、試合には間に合わなかったのだ。第4話にしてようやくのヒロインの登場に、Twitterでは「超久々のヒロイン、竜崎桜乃登場」「ヒロイン不在じゃなかったのか!」「貴重な女」など歓迎ムード。しかし彼女は早速不良達に絡まれてしまう。

久々に登場のヒロイン・桜乃 / (C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

そこに現れたのが“テニスの王子様”リョーマ、そしてフランス代表にして高貴な血筋を持つプランス・ルドヴィック・シャルダールというふたりの王子様。犬をけしかけてくる不良達を、リョーマはテニスボールで、プランスは乗ってきた馬で撃退した。そのプランスは桜乃を気に入った様子。そして一緒に帰ろうとするリョーマを「お前、その子の何なのさ」と呼び止め、どちらが桜乃のボーイフレンドにふさわしいかテニス勝負を挑む。

リョーマもプランスの御付きが乗っていたスミレ号を借り、馬上テニス対決が始まった。ギャラリーとしてやってきたアメリカ代表から本戦前の怪我を懸念され1球勝負となったが、馬上でのテニスはバランス感覚が求められ、さすがのリョーマも当初はサーブすらまともに撃てない。

リョーマと馬上テニスで対決するフランス代表・ブランス / (C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

それでもリョーマは短時間でコツを掴んで、馬上テニスでプランスと互角のラリーを続け、さらに馬の正面という弱点を突く。しかしそれもプランスは馬の股から撃つアクロバティックなプレーで返球し、馬上からでは到底届かない高さのロブで攻めた。リョーマは思わずスミレ号から跳んで必殺のCOOLドライブで先制するも、馬から降りてしまったため馬上テニス対決は引き分けに終わった。

その後、本戦での再戦を誓い合って別れたふたり。桜乃を守ることに成功したリョーマは、彼女に自分が日本代表ではなくアメリカ代表を選んだことを説明するが、それでも桜乃は「どこの代表でもリョーマ君のテニスを応援するから」と爽やかに告げた。

強豪揃いのU-17W杯、それでも日本の目的は「世界を獲る」

他国を分析するU-17日本代表 / (C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

リョーマ達が馬上テニスを繰り広げていたころ、日本代表の面々はU-17W杯に出場する他国の分析をしていた。エキシビジョンマッチで対戦した世界ランキング1位のドイツ、プロ選手が率いるスイス、今後のテニス界を変えると目される“テニス界の革命児”を擁するフランス、ドイツの主将・ボルク以上の逸材と呼ばれる選手が存在する古豪スペインという“ビッグ4”、そして今大会でそこに割って入ろうとするアメリカ……それらに比べ、日本のランキングは23位と振るわない。

その後、ホテルに戻った一同は本戦のルールを確認する。まず参加32カ国を8つのグループに分けて総当たり戦を行うグループリーグが実施される。各試合はシングルス3つ、ダブルス2つのため7人しか出られず、自分達の出番はあるのかと不安になる中学生達。しかし彼らも「7人の内、最低3人は中学生が出る」といったレギュレーションの存在を知り、胸をなでおろす。

日本のグループリーグの対戦相手はスイス、ギリシャ、オーストラリア。世界ランク2位のスイスと早速戦うことになり、くじを引いた大石はバツが悪そうな表情を見せていたが、主将の平等院は「どこと一緒になろうがやることはひとつ。世界を獲る」と断言するのだった。

ガラスの輝きに包まれた跡部が語る期待

オーストラリア代表・ドルギアスと跡部 / (C)許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト

Cパートでは、第3話に続いて跡部が存在感を発揮した。前回、海で高笑いを見せた跡部は、今回の本編ではその帰り道でオーストラリア代表選手に喧嘩をふっかけられ、一蹴されてしまった。

その夜、ひとりで練習する跡部のもとにエキシビジョンでペアを組んだ入江がやってくる。彼にU-17W杯本戦での対戦相手を聞き、そこにオーストラリアが含まれることを知った跡部は、闘志をみなぎらせて強烈なショットを繰り出す。そのあまりの風圧で壊れたライトのガラス片が降りしきる中、跡部は「楽しいワールドカップになりそうじゃねーの」と本戦への期待を口にした。この美しい跡部の姿は視聴者の心を掴んだようで、「跡部の作画だけめちゃくちゃ本気出してない?」「跡部じゃなければ怪我してる」「またCパート跡部に持ってかれてる」といったツイートが多く並んだ。

リョーマも当初は戸惑った馬上テニスの衝撃は大きかったようで、今回の放送後には「馬上テニス」がTwitterのスポーツのトレンドとして登場していた。さらなる強敵達との戦いが開幕する第5話「番狂わせ」は8月3日(水)に放送される。


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