鈴井貴之、渡辺いっけいや温水洋一ら同年代たちとの舞台は「“あのおじさんたち馬鹿だったな”って言われたい」
2022年2月5日(土)から、北海道の芸能事務所・クリエイティブオフィスキューの会長で、「水曜どうでしょう」(HTB)の...
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【写真を見る】自身と同年代が多いキャスティングについて語った鈴井
2022年2月5日(土)から、北海道の芸能事務所・クリエイティブオフィスキューの会長で、「水曜どうでしょう」(HTB)の“ミスター”としても知られる鈴井貴之が作・演出を手掛ける「Takayuki Suzui Project OOPARTS Vol.6『D-river』」がスタートする。
同作は「人間と人工知能(AI)は共存できるのか?」というテーマを描いた作品で、渡辺いっけい、温水洋一、田中要次、竹井亮介、大内厚雄、舟木健(NORD)、藤村忠寿(HTB)、鈴井という8人の男性キャストが出演する。
WEBザテレビジョンでは鈴井にインタビューを実施。今作のキャスティングに対する思いや、「Driver」というタイトルの中にハイフンを入れた理由について話を聞いた。
このメンバーだったら同年代だから思い返せるんじゃないかなって
――今作のキャスティングはどのように決められたんでしょうか。
まずは勝手知ったる方というか、温水さんとうち(クリエイティブオフィスキュー)のNORDの舟木以外は、これまでのOOPARTS公演に参加いただいた方ばかりなんです。
ただ温水さんとは僕が演出したドラマでご一緒させていただいているので、細かい説明をしなくてもお互いに分かり合える、伝わる方ですから、時間を掛けなくてもすんなり入れるような方ばかりです。
作品を作る上で「あの人は何を考えているんだろう?」と考えることに割く時間がもったいないし、濃い稽古をするためにそこはとても重要だと思っているんです。
お忙しい皆さんですから、時間も限られているのでそういったところでは勝手知ったるメンバーで、和気あいあいかつ言いたい放題でいきましょう、という思いがすごく強いです。
あとは、同年代の方が多いんですけど、以前渡辺いっけいさんがOOPARTSに参加してくださった時(Vol.3「HAUNTED HOUSE」)に、このOOPARTSのことを「青臭い」と一言で表現なさったんですよ。悪い意味じゃなくて、褒め言葉として。
「自分が劇団に入って、大阪で芝居を始めた頃の気持ちを思い返させてくれた」っておっしゃってくださって、初日あいさつで泣いていらしたんです。
年を取って50歳を過ぎたらある程度大人になっているわけじゃないですか。でも、そもそもはみんな20歳くらいの時は馬鹿だったと思うんですよ(笑)。その馬鹿馬鹿しさをこのメンバーだったら同年代だから思い返せるんじゃないかなって。
「あのおじさんたち馬鹿だったな」って言われたいな、そういう作品にしたいなって思いがあって、こういうキャストになりました。
――今回の「D-river」というタイトルは、英単語の“Driver”の“D”と“river”の間にハイフンが入っていますが、これには何か意味があるんでしょうか。
さっきの「青臭い」って話にもつながるんですが、まず原点に戻りたいなと思って。(劇団としての)OOPARTSをつくった頃ってどんな思いでいたのかなっていうことに駆られて、その当時のことを思い返したんですよね。
そうしたら、2010年に復活する以前のOOPARTSって、みんなタイトルにハイフンを入れていたんですよ。“Manhole”だったら“Man-hole”とか、 “Homeless”だったら“Home-less”とか。その時はダブルミーニングだったりもして。
今回は(脚本を)書き終えてもタイトルがずっと決まっていなかったんです。単純にAIで自動運転の話だから「Driver」かなと思ったんですが、何か直球だなと思って。で、“Driver”っていう文字をじっと見てたら、ハイフン入れたら“D(ディー)-river(リバー)”だ!って気付いて(笑)。
僕は昔「river」という暗~い映画を撮ったんですが、川の中では流れに逆らおうとしてもどんどん流されていってしまう、人生もそういうものかなって思って「river」というタイトルを付けたんです。
「D-river」の“D”は、単純に頭の中に“Dream”と“Death”が出てきて。他にも頭文字が”D”というだけでも“Delight”とかプラス方向の言葉だったり、 “Dark”とか“Danger”とか負の言葉だったり、両方あるじゃないですか。まあそんなこと言ったら“E”だって“F”だってあると思うんですけど(笑)。
でも単純に、“D”で誰もが分かる英単語として思い浮かぶものの中で“Dream”と“Death”が結構分かりやすくていいなと。それで「D-river」というタイトルにしました。「さあ、どっちに流れていくんだろう?」みたいなポジティブとネガティブの両方の側面があって。
でも、これは作品を見てくださったお客さんの選択でもあります。どの“D”を選ぶのか、こちらが提示するよりは、観た上で自由に受け取ってもらえたらいいかなと思っています。
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