
なんと300周年!「中川政七商店」の新・表参道店が気になる!
奈良で創業した老舗ブランドであり、いまやおしゃれ雑貨好きなら誰もが知っている「中川政七商店」。その初の路面店が、2016年1月13日に表参道にオープンしました。300周年を迎え、ますます魅力を増す中川政七商店の表参道店を紹介します!
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奈良で生まれて300年、老舗雑貨店「中川政七商店」とは
まずは、中川政七商店の扱うオリジナルブランドをチェックしてみよう!
「日本の布ぬの」をコンセプトにテキスタイルを提案する「遊 中川」、
温故知新の想いを根底にした生活雑貨を扱う「中川政七商店」、
奈良の靴下工場と協力してつくるファクトリーブランド「2&9」、
実用性とデザイン性を追究したハンカチブランド「motta」、
日本の土産物をテーマにした「日本市」など、日本の良さを伝えるものばかり。
中川政七商店は奈良で1716年に生まれた、手績み手織りの麻織物を扱うお店。近年は麻織物だけでなく、日本の工芸品を扱う雑貨店へと成長した。そして今年で300年。中川政七商店の新たな挑戦がスタートした。そのひとつが、「中川政七商店」ブランド初の路面店である表参道のショップオープンだ。
そんな中川政七商店が掲げる創業300周年のテーマは「新旧の対比」。
そのテーマに沿うように、2008年にgood design companyの水野学氏が手がけた中川政七商店の企業ロゴも300周年仕様に!
また、300周年を記念して、「2対の鹿」のオブジェも製作。
一刀彫や象牙べっこう細工など、奈良の工芸職人たちが手がけた"旧"の鹿と、その鹿をスキャンし先端技術を駆使し、名和晃平率いるSANDWICHが手がけた"新"の鹿のオブジェは、これからの中川政七商店の挑戦を表しているようだ。
300年の節目に生まれた2つの新ブランド
そして300周年を迎えた今年、新たなブランドがふたつ誕生する。
ひとつは「COURT(コート)」。
※発売は2016年春予定
大阪府和泉市のカーペットルーム株式会社とともに、空間に馴染み時代や世代を超えていつまでも愛されつづけるウールラグを提案するブランドだ。
最初のコレクションとして、フィッシャーマンズセーターをデザインコンセプトとした「FISHERMAN'S COURT」を展開。玄関ラグ、ベッドサイドラグ、リビングのアクセントラグ、全てにフィットするカーペットを目指す。
ふたつめは「花園樹斎(カエンジュサイ)」。
「"お持ち帰り"したい、日本の園芸」をコンセプトに、プラントハンターの西畠清順氏(そら植物園)が見出す四季折々の植物と、中川政七商店がプロデュースする全国各地の工芸がコラボ。日本の園芸文化の楽しさを再構築する植物ブランドだ。
「植木鉢 間取」や「飾り棚」、「吊り皿/壁掛け」など、こだわりの工芸とグリーンが相まって、独特の趣を放つ商品を扱っている。
サイズ: 3 号(φ10.5×8㎝)各 ¥2,000 / 5 号(φ15×11.5㎝)各 ¥3,800
※桐箱(別売・小 ¥1,200 /大 ¥2,000 )に入れて、贈り物としてもお持ち帰りいただけます。
さらなる飛躍を感じさせる路面店が表参道にオープン
今年の1月13日にオープンした「中川政七商店 表参道店」は、中川政七商店ブランド初の路面店。緑豊かな景色を見渡せる大きな窓が印象的。
店舗設計を担当したのは、スキーマ建築計画の長坂 常氏。清澄白河で1号店がオープンした「ブルーボトルコーヒー」やオーガニック系ホディケアブランドの「イソップ」などの店舗を手がける、今最も注目を集める建築家のひとり。スタイリッシュかつ温かさを感じることができる空間に。
「中川政七商店」「遊 中川」「日本市」をはじめとした自社ブランドをはじめ、日本各地の工芸メーカーの商品も展示、販売する。
また、表参道店ならではのサービスや企画も!
「遊 中川」が提案するオリジナルテキスタイルを切り売りで販売するほか、「2&9」「motta」の刺繍サービスなどをオーダーできるそう。DIYで何かをつくりたいとき、オリジナルな贈りものをつくりたいとき、頼りになる!
2016年2月17日(水)〜3月2日(火)には、全国各地の工芸産地を網羅する中川政七商店ならではの企画展「日本全国工芸の旅」を実施。"次の100年に続く工芸"の現在を体感したい。
奈良の麻織物を扱う会社が、日本の工芸品をサポートし、広めていく。中川政七商店の挑戦は壮大であるが、決して実現不可能なものではない。表参道の路面店には、思いもよらなかった工芸品との新たな出会いがあるはずだ。
【店舗概要】
中川政七商店 表参道店
東京都渋谷区神宮前 5-43-7 1F
電話/ 03-3409-2260
営業/11:00〜19:00
定休日/無休
全国を巡回! 「日本の工芸を元気にする」大日本市博覧会
全国の産地と中川政七商店が手を組み、「日本の工芸を元気にする!」というビジョンのもと、創業300周年を記念し、大日本市博覧会プロジェクトが始動する。
東京ミッドタウンで開催された東京博覧会(1/13〜17)を皮ぎりに、全国五ヶ所を巡る博覧会会場では、工芸品はもちろん日本を代表するアーティストやクリエイターが続々登場し、トークイベントやワークショップなどが開かれる。ぜひ参加して日本の工芸を全身で味わってほしい。
【「大日本市博覧会」開催スケジュール】
岩手博覧会:岩手公会堂 5月3日(火・祝)~5日(木・祝)
長崎博覧会:旧波佐見町立中央小学校講堂兼公会堂 9月22日(木・祝)~25日(日)
新潟博覧会:三条ものづくり学校 10月6日(木)~9日(日)
奈良博覧会:奈良公園 浮雲園地 11月1日(火)~6日(日)
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