掘りごたつリフォームの気になる料金は？2階や洋室でも置けるかも解説

掘りごたつのリフォームの相場は？

掘りごたつのリフォームにかかる費用を確認してみましょう。掘りごたつのリフォームは大きく分けて3つの方法があり、それぞれの施行方法によって費用と工事日数が異なります。

床下を掘って行う方法

掘りごたつのための穴を床下に掘り、住宅の耐久性の工事を行いながら掘りごたつを設置する方法です。こちらは従来の掘りごたつのイメージどおりの施行方法となり、戸建ての1階で行えます。

工事費用の相場は約30万円ほど（※）となり、工期は4～5日ほどです。

※ナサホームマガジン参照

小上がりを作って設置する方法

床下を掘り進めるのではなく、小上がりを新たに作って、そこに掘りごたつを設置する方法です。床下を掘る必要がないため、マンションや2階以上の住宅にお住まいの方も検討できる工事となります。しかし、掘りごたつがかなりの重量となるため、耐久性やマンションの管理規約を確認する必要があります。

工事費用の相場はおよそ25～30万円程度（※）となり、工期は4～5日ほどです。


※ナサホームマガジン参照

ユニットで設置する方法

ユニットを組み合わせて、掘りごたつを設置する方法となります。商品によってはDIYが可能です。

ユニット本体は約15～30万円程度となり、業者に依頼するなら別途2～3万円ほどの作業費がかかります（※）が、1日で設置できるものもあります。

※ナサホームマガジン参照

掘りごたつのリフォームにはメリットとデメリットがある

工事費用の相場を確認した後は、掘りごたつを作るべきか検討してみましょう。いずれの方法も安くはない金額となるので、「工事の後に後悔してしまった……。」ということのないよう、メリットとデメリットを比べてみてください。

掘りごたつのリフォームのメリット

掘りごたつをリフォームするメリットとして、次の点が挙げられます。

1階戸建ての和室以外でも掘りごたつを作ることができる

掘りごたつは1階かつ戸建ての和室にしか設置できないイメージがありますが、小上がりを増設する方法やユニットで作る方法などで2階以上のお部屋やフローリングの洋室への設置が可能です。また、洋室に掘りごたつを設置することで、和モダンでオシャレな雰囲気になります◎。

エアコンよりも素早く温まることができる

掘りごたつは熱を発する器具で足元から熱し、温まった空気を分厚い布団で閉じ込める構造のため、保温性がとても高いです。エアコンで部屋全体を広く温めるよりも、限られたスペースを熱する掘りごたつのほうが早く体が温まります。

足腰が悪い人も快適に利用できる

通常のこたつだと足を伸ばして座る必要がありますが、掘りごたつの場合は椅子のように足を下ろして腰かけることができます。足腰が悪い人でも掘りごたつなら快適に利用することができます。

使わないときは蓋をすることで床下収納になる

リフォームのときに掘りごたつ用の蓋をあわせて作ることで、冬以外のオフシーズンも床下収納として活用できます。

家族団らんの場になる

掘りごたつと聞くと、みかんの皮をむきながらみんなでテレビを見る……といったほのぼのする家族の様子が目に浮かぶのではないでしょうか。暖を求めて、掘りごたつのあるところに自然と人が集まるため、掘りごたつが家族団らんの場になります。

掘りごたつのリフォームのデメリット

掘りごたつをリフォームするデメリットとして、次の点が挙げられます。

掃除の手間がかかる

掃除のために掘りごたつの机を移動させたり、身をかがめて掘りごたつの段差部分を掃除する手間はデメリットになります。また、掘りごたつのなかは構造上どうしてもカビが発生しやすいため、あらかじめカビ対策することをおすすめします。

子どもが落下してしまう危険がある

掘りごたつの段差が大きく、小さな子どもや赤ちゃんがいる場合は落下してしまう危険があります。頭から落下してしまうと大けがに繋がるため注意が必要です。

気軽に部屋のレイアウトを変えられない

基本的に掘りごたつ自体の位置は変えられないため、掘りごたつのリフォームの際には、生活導線を妨げない位置を検討する必要があります。

解体の費用がかかってしまう

掘りごたつを撤去する際には、解体費用がかかってしまうこともデメリットのひとつとなります。

掘りごたつをリフォームするなら見積もりで検討してみよう

掘りごたつを自宅にリフォームするメリットとデメリットを比較し、やはり掘りごたつを家に置きたいと思ったら、一度見積もりをしてみましょう。

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掘りごたつのリフォームにお悩みの方は、この機会にぜひお試しください！

※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行うようにしてください。

掘りごたつのリフォームについてのＱ＆Ａ

掘りごたつのリフォームについての疑問をQ&A形式で回答します。リフォームについて疑問に思った点があればチェックしてみてください。

Ｑ1. 掘りごたつのリフォームの相場はいくら？

Ａ. 施行方法によって異なりますが、およそ15万円（※）から設置できる場合があります。

上記はユニットを自分で設置する際の目安です。工事を伴う場合、床下の状況や耐久度などによって費用や工事日数が余計にかかることもあるので、詳細は見積もりで確認することをおすすめします。

※ナサホームマガジン参照

Ｑ2. オフシーズンの掘りごたつはどうすればいい？

Ａ. 冬以外の季節でも、布団を取り払うことで通常の机として使用することが可能です。

リフォームの際に掘りごたつ用の蓋をあわせて作ることで、床下収納として利用することもできます。

掘りごたつをリフォームして我が家に憩いのスペースを作ろう

掘りごたつといえば、にぎやかな居酒屋や豪華な日本家屋にあるイメージでしたが、リフォームで自宅に作ることもできます。普通のこたつではなく掘りごたつが家にあったなら、寒い季節もほっと心を落ち着けて、穏やかに春を待つことができそうです。

リフォームは大きな買い物となりますので、メリットだけでなくデメリットもしっかり確認して、家族と相談しながら検討してみてください！

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果（2024年10月）に基づいたものです。
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