
リフォーム中の仮住まいはどうする?仮住まい探しのポイントと注意点
間取り変更を伴うような大がかりなリフォームを行う場合、一時的にその家には住めなくなり、工事期間中は仮住まいで生活する必要が出てきます。どこに住めばいいのかわからず不安を感じる方も多いでしょう。ここでは、リフォーム期間中の仮住まいの選び方や注意点、費用を抑えるポイントをご紹介します。
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仮住まいができる場所と選び方
仮住まいができる場所は大きく分けると3つあり、工期の長さや住む人数などによって適する場所が異なります。それぞれの場所を選ぶメリットとデメリットに注目しながら1つずつ見てみましょう。
1.ホテル
ホテルでの仮住まいは高くつくイメージがありますが、実は「数日間だけ水回りが使えない」など、ほんの数日だけ仮住まいを探している場合には最もリーズナブルに済ませることができます。というのも、普通に部屋を賃貸するとなると家具などの移動のための引っ越し費用や敷金・礼金といった諸費用がかかりますが、ホテルの場合はそれらが一切かからないためです。
しかも、ホテルなら最低限の身の回り品だけ持っていくだけで済み、引っ越し準備もとても楽です。掃除をする必要もないため、退去時も気を遣うことなくすぐに新しい部屋での暮らしにシフトすることができます。
ただし、行楽シーズンなどホテルの需要が高まる時期は、宿泊費用が一気に上がるため注意が必要です。費用を抑えるためにビジネスホテルを選ぶという手もありますが、家族の人数が多いと部屋が狭くて息が詰まってしまう可能性があり、たかが数日と言えど慎重に検討する必要があるでしょう。
2.ウィークリーマンション
ウィークリーマンションとはその名の通り、週単位で借りることができる賃貸マンションのことです。家具や家電付きのため、家財道具を移動する必要がなく大変便利に利用できます。敷金・礼金・仲介手数料を支払う必要がないほか、火災保険への加入なども不要で、仮住まいとして最もポピュラーな場所と言えるでしょう。
ただし、ウィークリーマンションは、ワンルームまたは1LDKといった間取りが多く、広さも単身者向けです。家族が多い場合は2部屋以上借りる必要があるでしょう。少人数の家族向けと言えます。
3.通常の賃貸物件
通常の賃貸物件は一般的に短期で契約することが難しい傾向にありますが、中には2週間以上なら短期契約も可能な物件もあります。ただし、築年数が古い、交通の便が悪いなど、人気が低い物件が多い傾向にあるでしょう。
通常の賃貸物件の場合は敷金・礼金・仲介手数料・保険への加入などが発生する場合もあるため、あらかじめ確認しておきましょう。また、家財道具をいったん仮住まいに移動させる場合は、引っ越し費用がかかることも視野に入れる必要があります。
仮住まいにおける注意点
それでは次に、仮住まい選びにおいて注意したいポイントをご紹介します。
1.工期が伸びる可能性も視野に入れておく
リフォーム工事は、大がかりになればなるほど工期は不安定です。想定外の工事が必要となり、予定していた工期よりも大幅に遅れてしまう場合もあります。そうなった時に慌てることがないよう、工期が伸びる可能性も視野に入れて仮住まい探しをしましょう。
2.仮住まい中の家財の置き場所を考える
フルリフォームの場合、家財道具を置いたままリフォームすることができません。仮住まいへ移動させるか、それができない場合はトランクルームを借りて運び入れる必要があります。家財置き場をどこに確保するのか、しっかり考えておきましょう。
3.子供がいる場合は学区を確認しておく
仮住まいに住む場合、そのエリアの学区を確認しておくことはとても大切です。もしも仮住まいの学区が、現在お子様が通っている学校の学区外になってしまう場合、転校せずにそのまま通うためには事前に手続きが必要です。手続きの際に必要な書類はその地域によって異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。
4.仮住まい契約から引っ越しまでの日数を確認しておく
一般的に、仮住まいに住み始めるのは施工開始日の1週間ほど前からがよいと言われていますが、仮住まいの場所や引っ越し業者の手配などにより、どのくらい前に契約したらよいか変わってきます。希望する仮住まい場所を決めたら、仮住まい契約から引っ越しまでの日数を確認しておくと安心です。
賃貸物件を選ぶ場合には、入居予定日の1ヶ月前~2週間前までには契約を済ませられるように、余裕を持って仮住まいを探しましょう。ホテルの場合は、予約はいつでもでき、空きがあれば施工日の前日に予約することも可能です。ただし、希望する予算や広さの部屋が空いているとは限らないため、1ヶ月前には予約しておくことをおすすめします。
仮住まいにかかる費用を抑えるためのポイント
仮住まいを選ぶ際に気になるのが、何といっても費用のことでしょう。リフォーム費用でかなりの予算を使っているため、仮住まい費用はできるだけ抑えたいと考える方が多いのではないでしょうか。そこで最後に、仮住まいにかかる費用を抑えるためにできることをまとめてみました。
1.できる限りリフォームの期間を短くする
リフォーム工事の進め方次第では、仮住まいに滞在する期間を多少短くできる場合もあります。その旨をリフォーム会社に相談してみるとよいでしょう。
また、トランクルームに家財道具を置いている場合、完成した部屋から順次家財道具を移していくことができれば、トランクルームを借りる期間を短くすることができます。
2.地域密着型の不動産会社に相談してみる
地域密着型の不動産会社の場合、古くから付き合いのある大家さんがいて融通が利きやすいケースが多く見られます。短期の賃貸物件を探している場合は、チェーン展開している大手不動産会社よりも探しやすいと言えるでしょう。
3.リフォーム会社が紹介する仮住まい物件を利用する
リフォーム会社の中には、仮住まい用の賃貸物件を紹介してくれるところもあります。通常の不動産会社で探すよりも安い場合が多いため、まずはリフォーム会社にそういったサービスがあるかどうか確認してみましょう。
4.仮住まいをせずそのまま住み続ける
これはリフォーム内容にもよりますが、仮住まいをせずにそのまま住み続けるといった選択肢もあります。ただし、工事内容的には可能でも、音がうるさい、においが気になる、人の出入りが激しくて気を遣うなどといったデメリットを考慮しなければなりません。費用面だけで決めるのではなく、家族の生活のしやすさも配慮した上で決めることが求められます。
おわりに
リフォーム期間中の仮住まいについて事前にしっかり考えておくことは、とても大切です。親切なリフォーム会社なら仮住まいの相談にもきちんと乗ってくれます。
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