
内装リフォームがしたい!成功させるポイントと注意点まとめ
古さや傷みが気になる、部屋の雰囲気を変えたい…そんなさまざまな希望を叶えることができる「内装リフォーム」は、近年ますます人気が高まっています。ここでは、内装リフォームを成功させるノウハウをご紹介します。
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こんな場合は内装リフォームしよう!
一般的に見ると、築5~10年ほどで内装リフォームを実施する人が多いようです。具体的にどのような場合が実施時期の目安となるのかチェックしておきましょう。
1.壁紙が剥がれてきた・汚れが目立つ
壁紙の張り替えは10年前後が目安と言われていますが、一部分が剥がれてきたり汚れが目立ったりと明らかな見た目の変化を感じた場合は、目安時期に関わらず早めに張り替えましょう。
2.床がきしむ・傷が目立つ
床の場合は、10~15年が張り替え時期の目安です。特にきしみや反り、汚れ、傷などが目立ってきたら、張り替え時と覚えておくとよいでしょう。上を歩いた時に床がたわむ場合は要注意です。下地が傷んでいる可能性があるため、早急にリフォームを依頼しましょう。
また、水回り設備周辺の床は水が浸入しやすく、傷みやすい傾向にあります。悪化すると土台にまで影響を及ぼすことがあり、予想以上にリフォーム費用が高くなることも。水回りの床は早めにリフォームを検討し、水に強い材質を選ぶなど床材選びも慎重に行いましょう。
3.ドアの調子が悪い
ドアの交換目安は15~20年が目安と言われています。大体そのくらいの年月が経過すると、建てつけ不良などで開け閉めに不具合が生じるようになるためです。特に使用回数の多いドアは傷みや異音が出やすいとされています。室内の印象を考慮しながら、カラーをどうするか、引き戸に変えるかどうかなど検討しましょう。
4.部屋の雰囲気を変えたい
長年同じ家に住んでいると、部屋のイメージを変えて気分転換したいと思うようになります。壁や床などの内装リフォームを行ってそれに合わせたインテリアにチェンジすれば、まるで別の家に引っ越したような感覚で生活を楽しむことができるでしょう。
和室を洋室に変える内装リフォームも人気です。その場合は床を畳からフローリングに変えるだけでなく、壁紙もモダンなものに変えるとよいでしょう。逆に洋室を和室に変える場合、フローリングを剥がして畳を敷き詰めることもできますが、最近では既存のフローリングの上に置き畳をするスタイルが流行しています。
内装リフォームを成功させるポイント
満足のいく内装リフォームを目指すためには、いくつかのポイントを押さえてリフォーム計画を進める必要があります。
1.部分リフォームより全体リフォーム!まとめて行うとコストダウン
「今回は壁だけ」「とりあえず床だけ」というように、差し迫って必要な箇所のみ部分的にリフォームする方が多いようです。しかし、住まいはさまざまな箇所が平行して傷んでくるため、一部分のみが新しくなるとかえって不自然です。結局他の箇所も後からリフォームするケースが多いため、初めから全体を見渡してリフォームを考えるとよいでしょう。
また、部分的にリフォームするよりも、全体的にリフォームした方がコスト面でお得です。まとめて依頼した方が材料費を大量発注できて割安になったり、職人さんがさまざまな部位での作業を同時に進めることができたりするため、コストダウンにつながります。
2.子供がいる場合は子供の安全に配慮した内装リフォームを
子供がいる家庭の場合、子供目線で内装を考え、安全性の高い住まいを目指しましょう。例えば、壁のクロスは汚れが落ちやすいものを選ぶ、床はクッションフロアにして転んだときの怪我を防ぐ、といった具合です。リフォームを機に、子供が安心して過ごせる内装に徹底しましょう。
3.アレルギーがある場合は素材選びに注意
内装リフォームというとデザイン面ばかりに目が行ってしまいがちですが、特にアレルギー持ちの方の場合は健康面への影響を第一に考える必要があります。例えば、ハウスダストアレルギーがある方はハウスダストが出にくい壁紙や内装材を、化学物質にアレルギーが出やすい場合は漆喰・珪藻土などの 自然素材の内装材を選ぶなど、素材選びには慎重になりましょう。
4.音が響きやすい素材には要注意
実は、表面が硬くツルツルとした素材は音を反射しやすい特質があります。例えば、寝室の床材をフローリングにしたり、壁一面に表面がツルツルした収納扉を取り付けたりしてしまうと、音がよく響くため、隣で寝ている人のいびきが大きく聞こえて耳障りになってしまうといった可能性も考えられるのです。寝室にはなるべく音が響きやすい素材は選ばず、コルクやカーペット、畳、布クロスなど、音の反射を防ぐ素材を選ぶことをおすすめします。
内装リフォーム工事の注意点
内装リフォーム工事を不便なく進めるための注意点もチェックしておきましょう。
1.大がかりな工事は春か秋がおすすめ
内装リフォームは特に仮住まいを用意する必要はなく、住みながらの工事が一般的です。工事期間も短期間で済むケースが大半ですが、真夏や真冬、年末年始、お子さんの受験期などは避け、天候が安定してイベントも少ない春か秋に行うとよいでしょう。
また、大がかりな内装リフォームの場合は大きな音やにおいが発生する可能性があるため、
生活に支障が出るかどうかや近隣住居への影響についてしっかり考慮しておく必要があります。
2.工事前にアフターフォローの体制や内容を確認しておく
内装リフォームにおいて、アフターフォローの充実度は大変重要です。例えば壁紙が短期間でめくれてきてしまった場合、アフターフォロー期間中であれば無料で張り直してもらうことができます。工事終了当初は問題なくても、少し経つと不具合が見えてくる場合も多いため、アフターフォローの体制や内容は必ず確認しておきましょう。
おわりに
内装リフォームの際には、ここでご紹介したポイントや注意点を押さえて計画を進めることが大切です。ただし、成功するかどうかは依頼するリフォーム会社の力量にもかかっています。希望するスタイルや予算をもとに、最適な素材や工事内容を提案してくれるリフォーム会社を選びましょう。
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