リフォームで新しくドアを取り付けるときのポイントとは？

ドアの取り付けリフォームするタイミング

新しいドアの取り付けリフォームを検討するタイミングは以下です。

1.新しい部屋が欲しい

同居することになった両親のためや、大きくなった子どもため、新しく部屋が入用になることがあります。しかし、部屋数に余裕がなくどうしても捻出できない。そんなときに、しばしば行われるのが間取り変更リフォームです。新しいドアは、その際に、新しい部屋の出入り口確保のために取り付けられます。新しいドアとして選ばれるのは、主に開き戸と引き戸のどちらか。前者は新部屋の気密性を高める反面使い辛く、逆に後者は使いやすい反面気密性は低くなります。今後、そこで暮らす人の意見を汲んで選択すると良いでしょう。

2.リビングの冷暖房の効きを良くしたい

家族団欒の場であるリビングは、快適な空間を保ちたいもの。だからこそ隙間風が寒かったり、冷暖房の効きが悪かったりすると気になってしまいます。こうした悩みは、リビングと階段が直結している住宅でよく見られますが、リビングと階段の間に新しくドアを設けることで簡単に解消可能です。そのとき、採用するドアは引き戸がおすすめ。開き戸のように開閉に無駄なスペースを使うことがなく、冷暖房を使わない季節に開けっ放しにしても不自然さを感じないからです。また、勢いよく開いて人や物を傷つける危険がないのもポイント。ガラス入りの引き戸を採用すれば、衝突事故を防止することもできます。

ドア取り付けリフォームの注意点

ドア取り付けリフォームで失敗や後悔しないために知っておくべきポイントをご紹介いたします。

1.他のドアリフォームに比べて費用は高め

ドアの交換リフォームに比べて、ドアの取り付けリフォームは費用がかかる傾向にあります。これは、既存のドア枠を全部ないし大部分利用できるドア交換リフォームに対し、ドアの取り付けリフォームでは壁を壊して新たなドア枠を設置しなければならないためです。また、その分だけ、リフォームに時間がかかってしまう点も併せて注意しましょう。

2.引き戸の設置は難しいことも

開閉の楽な引き戸は高い人気を誇っており、取り付けリフォームにおいても、ぜひ引き戸を採用したいという人も多いでしょう。しかし、その引き戸の取り付けが難しいことがある点は留意しておいてください。具体的には、戸を引き込むスペースが十分に確保できないときです。間取り変更を行い、部屋を細分化したときなどはしばしば見受けられます。後でがっかりしないよう、事前に引き戸を取り付ける十分なスペースを確保できるか、確認しておきましょう。

事例1.間仕切り壁を増設し間取り変更。そのうえで新しく開き戸を取り付け2部屋にリフォーム

10畳の広いスペースを子ども2人で利用していましたが、子どもも大きくなったので間仕切り壁を造作し、部屋を2分しました。造作壁には断熱材とともに防音材を施工し、出入り口はそれぞれ気密性を重視した開き戸を採用。子どものプライベートを十分に尊重する子ども部屋を2部屋確保しました。

事例2．リビングと繋がる階段に引き戸を取り付けリフォーム

冬になると2階から冷気が入り込み、暖房の効きが悪かったリビング。そこで、階段とリビングの境目に引き戸を設置しました。引き戸は周りの壁と合わせて白を基調としたデザインを採用。また、中央にフロスト調の採光窓を配することで、衝突事故を防止する配慮もなされています。

おわりに

ドアの取り付けリフォームは、新しいドアの種類やデザインなどで、費用や工期が変わってきます。それぞれ希望はあるでしょうが、うまく折り合わせて決めましょう。またその際は、一括見積もりサイトを活用するのがおすすめ。さまざまなリフォーム会社から見積もりが届くので、希望の条件と合致するものが見つかるはずです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。