現役大学生の学びの冒険。建築学科学生の作品が六本木に集結

「ラーニング・アーキテクチャー2015|建築、学びの冒険 ─大学の建築設計課題の動向展」

建築家になるためのストレートな道筋は、まず大学の建築学科に進むこと。では、建築学科では一体何を学んでいるのだろう？　そんな素朴な疑問に答えるような展示が、東京ミッドタウン・デザインハブにて、開催中の「ラーニング・アーキテクチャー2015 | 建築、学びの冒険 ─大学の建築設計課題の動向展」だ。

武蔵野美術大学の企画で行うこの展示には、関東圏と海外にある11の大学の建築系学科に通う学生たちの作品が集結。「建築教育の現場での学び」にスポットを当てたいと、あえて完成作品ではないものを展示している。学びの"途中経過”が明かされるのは国内初のことだそう。課題解決や思考のプロセスを展示することで、学生たちの学びがリアルに伝わってくる。

答えを探して、戸惑い、悩む。学生たちが学ぶ過程が明らかに！

それぞれの大学によって全く異なるユニークな課題にいったいどう取り組んだのか？　そしてどんな過程を踏んだのか？　学生同士がスキルや感性を高め合う機会にもなっている。また、各大学の違いや特色を垣間見ることができるため、建築系大学に進学志望の受験生にとっても、進路を選ぶ上での絶好のチャンスに。

会期中の毎週土曜日には出展大学教員の建築家によるレクチャーを開催予定だ。こちらも日本の建築界を引っ張る豪華メンバーばかり。ケンチクの未来は?　新しいケンチクの学びとは? 　建築教育の現場からのリアルな声を交えたトークに期待。建築のアカデミックな部分に触れてみては？


<出展大学建築学科>

筑波大学芸術専門学群デザイン専攻建築デザイン領域
東京藝術大学美術学部建築科
東京大学工学系研究科・建築学専攻・Advanced Design Studies
東京理科大学理工学部建築学科
東洋大学理工学部建築学科
法政大学デザイン工学部建築学科
明治大学大学院理工学研究科
横浜国立大学大学院建築都市スクール Y-GSA
早稲田大学創造理工学部建築学科
Architectural Association+東京藝術大学ワークショップ
武蔵野美術大学造形学部建築学科

【開催概要】

東京ミッドタウン・デザインハブ第 54 回企画展
ラーニング・アーキテクチャー2015|建築、学びの冒険─大学の建築設計課題の動向展

会 期／2015年11月20日(金)〜12 月 26 日(土)
時間／11:00〜19:00
会 場:／東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウンタワー5F

入場料／無料

主 催／東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営／武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ 　武蔵野美術大学 建築学科

各大学の建築学科の教員・建築家によるレクチャーも開催 ！

ケンチクの未来は? 新しいケンチクの学びとは? 建築教育の現場からの報告。
【各大学建築学科の教員・建築家によるレクチャー】

会場: インターナショナル・デザイン・リエゾンセンター(東京ミッドタウン・デザインハブ内)
参加費: 無料
申込方法: デザインハブ公式ウェブサイト(http://designhub.jp)にてお申し込みください。
※当日、座席に余裕がある場合はご参加いただけます。


◆12/5(土) 16:00〜19:30

登壇者
・貝島桃代・花里俊廣・加藤研　(筑波大学芸術専門学群デザイン専攻建築デザイン領域)
・トム・ヘネガン　(東京藝術大学美術学部建築科)
・吉村靖孝　(明治大学大学院理工学研究科)
・藤村龍至　(東洋大学理工学部建築学科)

・司会=源愛日児　(武蔵野美術大学建築学科)


◆12/12(土) 17:00〜19:30

・小嶋一浩　(横浜国立大学大学院建築都市スクール Y-GSA)
・高橋晶子・長谷川浩己　(武蔵野美術大学建築学科)

・司会=高橋晶子　(武蔵野美術大学建築学科)


◆12/19(土) 16:00〜19:30

・渡辺真理　(法政大学デザイン工学部建築学科)
・古谷誠章　(早稲田大学創造理工学部建築学科)
・岩岡竜夫　(東京理科大学理工学部建築学科)
・中山英之　(東京藝術大学美術学部建築科)

・司会=布施茂　(武蔵野美術大学建築学科)