
平屋の間取りをリフォームしたい!間取りはどう工夫すればいい?
平屋の魅力が見直され、築年数が経過した平屋の住宅を現代の暮らし方に合わせてリフォームすることを考える人も増えています。「和室を洋室に」「独立キッチンとリビングをつなげたい」などの希望でリフォーム計画を立てる人が多いでしょうが、思い切って大胆に間取りを変えることも、平屋では難しくないことが多くなります。
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平屋の間取り変更でおすすめの方法は?
平屋というだけで移動が少ないため、もともと使い勝手は良いはずです。しかし「なんとなく暗い」「開放感がない」というお悩みは多いでしょう。そこで、明るく開放的な室内にしながらより使い勝手を向上させられる間取り変更のアイデアをいくつかご紹介します。
1.部屋間の移動を最短距離にする
平屋に限らずいえることですが、部屋と部屋の間の移動は最短距離で行える導線を考えましょう。平屋は少人数世帯や高齢世帯が増えていることで近年注目されていますが、住人の高齢化を視野に入れて考えた時、動線のシンプルさは重要です。特に家事導線には障害物がなく、まっすぐ移動できる配慮が大切でしょう。
2.リビングは家の中心に
家族が集まるリビングは、文字通り家の中心です。間取りを変える時も、リビングはできるだけ家の中央に配置するようにしましょう。テラスや庭に直接出られるようにすることを考えても、端の方にリビングがあると使いにくいものです。
また、平屋は特に防犯対策が重要といわれますが、その面でも1日で1番長く過ごすリビングが他の部屋に囲まれた中心にあることは望ましいといえます。
3.客間は玄関のすぐ近くに
2階建て住宅なら2階に客間を設けられますが、平屋の場合、客間の配置には悩むところです。理想的な客間の配置は、玄関から直接入れる間取りとすることでしょう。万一リビングが散らかっているなどの場合でも、リビングを通らずに入れる部屋に客人を通せるので助かります。
ちなみに、客間を玄関横に設けた場合、トイレも客間からリビングを通らずに行ける配置にするとよいでしょう。
4.水回りは1か所にまとめる
浴室・洗面脱衣所・トイレの水回りは、できるだけひとまとめに配置するのが理想的です。そうすれば、給排水の配管が短く単純な構造で設けられますから、不具合を起こす可能性も少なくなるでしょう。
増築しなくても、居住・収納スペースを増やすには?
平屋は使える空間の少なさが悩みの種。「収納がなく物が増やせない」「子供部屋を造れる場所がない」など、困りごとも付き物です。以下の例を参考に、増築なしでうまく空間を活用し、居室や収納に最大限活用できる間取りを考えましょう。
1.廊下を少なくする
平屋は居住・収納スペースがどうしても限られます。廊下がたくさんあると、その分の面積が居室や収納部分を圧迫してしまうことになります。動線をシンプルにすることは大切ですが、廊下は極力少なくすることが、平屋の限られた空間を有効に活用するポイントです。
また、リビングが家の中央にあり、それを廊下がぐるりと取り囲むような造りは採光性を損ね、リビングを暗くしてしまいます。古い日本家屋にはよくある間取りですが、リフォーム時には思い切って見直すことで暗いと思っていたリビングにぐっと光が入りやすくなることも多くなります。
2.ロフト・屋根裏部屋を設ける
間取りを工夫してもまだ収納が足りない、もっと有効に空間を活用したいと考えるなら、天井の上の部分を効果的に使いましょう。リフォームでロフトや屋根裏部屋を作れば、デッドスペースだった頭上の空間に収納や居住スペースが生まれます。
平屋の間取り変更リフォーム事例
次に、平屋を実際に間取り変更したリフォームの成功事例をご紹介します。
事例 間取りを大胆に見直し!少人数家族にふさわしい、LDKが中心の住まいに
築40年の平屋をフルリフォームし、若いファミリーに似合う明るくおしゃれな住まいにリフォームした例です。既存の室内は、6畳の和室が何個もある造りでなんとなく暗い雰囲気でした。そこで開放感を出すため、間取りを思い切って見直し。大きなLDKと、子供部屋となる予定の洋室1つだけの構成に大きくチェンジしました。
LDKは、キッチンとリビングがL字型になる配置で、あえて背を高くしたキッチンのカウンターがほどよい間仕切りになるため、シンプルな間取りでもプライバシーがしっかり確保できるようにしました。
水回りはあえて在来工法を取り入れ、タイルなどがナチュラルな雰囲気を醸し出す素朴な空間に。床や建具も無垢材にこだわってナチュラルなイメージを大切にしました。当初はいかにも使い古された感じの古い平屋でしたが、ヨーロッパの童話に登場しそうなナチュラルであたたかみのある住まいに生まれ変わっています。
おわりに
高齢化社会などを背景に、平屋の需要は今後ますます増えると予想されています。平屋のリフォームを考えている、中古で平屋を買ってリフォームしたいという方は、旧来の間取りから現代の使い勝手を考えた間取りへの改装も視野に入れると、より長い目で今後の暮らしを見ることができてくるでしょう。
もちろん、経験豊富なリフォーム会社のアドバイスも不可欠です。リフォーム会社を選ぶには、一括見積を利用してまずは複数の業者から匿名で見積をとってみるのがおすすめ。多くの業者に足を運ぶ必要もなく、忙しい方でも比較検討が楽になるでしょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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