空間を有効活用！狭いマンションのリフォームアイデアをご紹介

マンションの室内が狭く感じてしまう原因とは？

1.間仕切りが多い

少し古めのマンションなどに多い間取りの特徴として、間仕切りが多く部屋が細かく区切られている点があります。実はこれだけでも、室内が狭く感じられがちです。壁や扉が多く設けられていることで、閉鎖的な印象を与えてしまうこともあるからです。

そこで、リフォームで間仕切りを取り除けば空間そのものにも余裕が生まれ、見た目の印象でも広がりを演出できます。もちろん、すべての間仕切りを撤去する必要はありません。部分的に壁を取り去ったり、元は壁だった部分をガラス扉に変えたりするだけでも効果があります。また、壁をなくした代わりにカーテンなどで仕切っておく方法もあります。ライフスタイルを考慮しながら、できるだけシンプルな間取りに変えてみてはいかがでしょうか？

2.収納スペースが空間を圧迫している

次に考えたい点は、収納スペースの問題です。各部屋にクローゼットがあったり、造り付けの収納家具があったりするご家庭も多いはずです。これらは一見便利にみえますが、本当に有効活用できているでしょうか。収納スペースを見直すことで、新たな居住空間を生み出すことができます。

例えば、これまで収納スペースだったところをリフォームして生活スペースに変え、新たにロフトや床下収納を設けて代わりの収納スペースにするなどの方法で生活空間を拡張できます。また、造り付けのクローゼットが上手に活用できず物があふれてしまっているケースもあるでしょう。その場合は、家族が使いやすいように設計し直し、収納スペースを改修するという方法もあります。

マンションの間仕切り壁の厚さは７cm程度あるため、ここに空洞を設けて「壁埋め込み収納」を作る方法もあります。壁にもデッドスペースがありますから、可能であれば有効に活用してみましょう。便利な収納スペースですが、上手に活用しなければ狭さを強調してしまう原因にもなることを踏まえて、リフォームの計画を立てるとよいでしょう。

狭小マンションのリフォーム事例

次に、実際に狭いマンションをリフォームして快適にした例をご紹介します。

事例1　どうにもならなかったマンションの狭さをリフォームで克服！

リフォーム前は、和室と洋室が一部屋ある2DKのマンションでした。しかし、個々の部屋がしっかり仕切られており、狭く暗い印象を与えていました。そこで、まず各部屋の仕切り壁をなくし、大きくしたリビングスペースの一角にベッドスペースを作りました。壁は撤去しましたがカーテンで仕切られる工夫がされており、プライベート空間も簡単に作れるようになっています。

また、室内の扉は玄関ドア以外のほとんどを引き戸としました。ドアタイプにすると、開くためのスペースを確保しなければならないのですが、引き戸だとそのスペースが必要ありません。意外と見落としがちですが、扉のリフォームも狭さの克服につながります。

事例2　子ども部屋を大改造！収納ベッドでスペースをフル活用

何かと悩みの多い子ども部屋にも、狭さを感じさせないリフォーム方法があります。この例では、6畳を2人で使うために造り付けの家具を設けるリフォームをしました。壁に収納できる折りたたみベッドを設け、ベッドは寝る時だけ使うようにすることで昼間は広々と部屋を使うことができます。

造り付けの家具は部屋の大きさに合わせたオリジナル品のため、無駄なスペースも消費しません。このように、一つの部屋を複数の目的で使用するできるようなリフォーム方法でも、狭さを克服することができます。

おわりに

室内の狭さを克服するリフォーム方法は、思ったよりも数多くあります。より快適な生活をかなえるためのリフォームですから、「狭さは仕方ない」とあきらめてしまわず、リフォーム業者さんに相談してみましょう。狭さを解決するリフォームを得意としている業者さんもありますから、まずは一括見積を利用して気軽に見積依頼とお悩み相談をしてみましょう。きっと、お悩みに合った解決方法が見つかります。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。