マンションのエントランスをリフォームして新築のような印象に！

エントランスリフォーム成功のポイント

初めに、エントランスリフォームで押さえたいポイントを絞ってご紹介しましょう。

1.採光と照明

エントランスは落ち着いた空間であることが望ましいため、採光や照明を抑えめにすることがポイントです。また、照明の色合いは暖色系がおすすめです。すべてを明るく照らしてしまうのではなく、要所だけを照らして全体は明るくしすぎないよう配慮するとよいでしょう。明るくしたい場所は、玄関扉の前とそこへ向かう動線・建物のサイン・エレベーター前などです。その他の場所は、明るさを抑えたほうがよいでしょう。光の取り扱いにも、メリハリが重要です。

2.奥行きを感じさせる工夫

一般的なマンションのエントランスは、共用部分であるため床面積が必要最小限に抑えられています。狭いエントランスに空間の広がりを与えるためには、「引き算デザイン」を心掛ける工夫が大切です。機能性は損なわず、配置された設備などもあまり目立たせないようにしましょう。また、奥行きを感じさせるような工夫も大切です。ライン(線)を効果的に用いたデザインなどは奥行きを表現しやすい一例でしょう。狭くてなかなか広がりを感じさせられないエントランス部分では、奥行きを演出すると広々と見せられます。

3.色合い

最後に、色調の工夫も忘れてはならないポイントです。たとえば、古さを感じるようになってきたマンションのエントランス部分は、空間を彩る「色」をリフレッシュするリフォームがおすすめです。使用する色を大きく分けると、

・基調色　
・配合色
・強調色

これらの3つに分けることができます。基調色は全体の約70％を占め全体のイメージを表すため、なじみやすい低彩度の色を選びましょう。配合色は全体の約25％で、基調色のサポートをする色になります。そして、「差し色」とも呼ばれる強調色は全体の約5％で、目を引く鮮やかな色を選びましょう。全体の引き締め、動きの演出に寄与してくれます。エントランスのイメージを膨らませ、ご希望の雰囲気に合わせて色選びをするとよいでしょう。

マンションのエントランスのリフォーム事例

それでは、次にマンションのエントランスをリフォームした事例をご紹介します。

事例1　機能性を大幅にアップした成功例

エントランス部分に沢山の自転車が駐輪してあり、通路は狭く暗い印象でした。そこで、床・壁・天井を白のタイルに張り替え、照明も一新しました。問題だった自転車は新しく駐輪場を設けて解決。また、エントランス部分のスペース確保のために、メインの出入口はオートロック仕様に変更しました。また、エントランスへ続く階段もスロープに変え、より機能性を高めています。

事例2　おしゃれにイメージを明るくした成功例

寒色系のタイルと蛍光灯の照明で冷たいイメージだったエントランスを、明るい雰囲気になるようリフォームしました。観葉植物のグリーンと、ウッド調の建材を多用して改修されたエントランスは、とても明るく温かみのあるイメージへと一新。スポットライトを使用することで、光が分散され優しい印象を与えてくれます。また、郵便物ポストの部分もイメージに合わせたリフォームを行ってスタイリッシュな印象にしています。

おわりに

マンションの表情や全体の印象までも大きく変えるエントランスのリフォーム。エントランスは建物に一歩足を踏み入れればすぐ目に入ってくる箇所ですから、マンションのイメージを左右する空間ともいえます。たとえば、色合い一つ変えるだけでも、明るく清潔な印象を与えられるかもしれません。入居率アップのためにも、マンションのエントランスリフォームを検討してみませんか？まずは一括見積を利用し、複数のリフォーム業者さんから見積を請求し、比較検討から始めてみましょう！

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