
リフォームでもローン可能?マンションのリフォームローンとは?
「マンションをリフォームしたいが、資金に不安が残る」そんな方は、リフォームローンの利用を検討してみてはいかがでしょうか?リフォームローンとは、文字通り住宅のリフォーム工事に対して金融機関が提供しているローン融資です。住宅ローンと比較するとややメリットは少なめではありますが、リフォーム資金を調達するうえで重要な手段です。今回はマンションのリフォームで利用可能なリフォームローンについてご紹介いたします。
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リフォームローンとは?知っておくべきポイント
リフォームローンとは住居をリフォームする際に利用できる融資で、公的融資と民間融資の2種類に大別されます。公的融資は金利が安く長期間融資を受けられる反面、審査などでの条件が厳しくなります。民間融資の場合、融資条件はそれほど厳しくありませんが、やや金利が高い傾向にあります。どちらを利用するかは、個々の条件を鑑みて判断するようにしましょう。以下に、公的民間問わず、リフォームローンを利用するうえであらかじめ知っておきたい情報をまとめました。
融資を受ける前に、金利を知っておこう!
ローンを組むうえで知っておかなければならないのが、金利です。当然、金利は低いにこしたことがありません。多くのリフォームローンを比較検討し、少しでも条件が良く金利も安いローンを探す作業が必要になります。
金利には、固定金利型と変動金利型の2種類があることも知っておかなければなりません。固定金利型は完済まで金利が変わらないので、安定志向の方におすすめです。変動金利型は、返済中に金利が変わるかもしれないリスクはありますが、契約時の金利は固定金利型より低くなります。一長一短ですからどちらが良いとは一概には言えませんが、ご自身の資金や社会情勢などと照らし合わせて熟考のうえ選択しましょう。
マンションの管理人さんは必見!?マンション共用部分専門のリフォームローン
あまり知られていませんが、マンション共用部分専門のリフォームローンもあります。それが、独立行政法人住宅金融支援機構が提供する「マンション共用部分リフォーム融資」です。定められた条件を満たした管理組合は、工事費の80パーセントの金額か、150万円(耐震改修を伴う場合は500万円)に住宅戸数を掛けた金額のいずれかを借り入れることができます。公的機関が提供するローンですから、金利も低めなのが魅力です。
合わせて知っておきたい!住宅ローン控除
住宅のリフォームを資金面で援助する制度として、ローンに応じて所得税が控除される住宅借入金等特別控除(住宅ローン減税)という制度があります。この制度は戸建て住宅のみならず、マンションのリフォームも控除の対象とされています。住宅ローン控除の適用期間は10年にも及ぶので、かなり大きな金額で節税が可能です。
リフォームローンの融資を受ける手順とは?
マンションのリフォームプランが整い、ローンを申し込む金融機関も決まったら申請を行います。ここでは、リフォームローンの申請から融資完了までの一般的な手順をご紹介いたします。
【ステップ1】仮申し込み
リフォームローンを受け取るうえで最初に行わなければならない手続きが仮申し込みです。申込用紙を店頭か公式ホームページで入手し、要項を記入の上、提出します。
【ステップ2】仮審査
申し込み書を受け取った金融機関が、申し込み内容に基づいた審査を行います。年齢や年収、健康状態などさまざまな条件から審査にかけられ、その結果が後日通達されます。
【ステップ3】本申し込み
仮審査を通過したら、本申し込みを行います。
【ステップ4】本審査
本審査での審査基準は、仮審査時とは微妙に異なっています。仮審査は通過したものの、本審査では通過できなかったと言うケースも報告されているので、ご留意ください。
【ステップ5】融資の実行
本審査を通過すると、いよいよ融資がなされます。ちなみに、リフォームローンでは一般的に融資日当日の金利が適用されます。
意外な落とし穴?リフォームローンの注意点
マンションをリフォームするうえで資金面での強い味方、リフォームローン。しかし、いくつか注意点もあります。ローンを組んでから後悔するようなことがないようきちんと把握しておきましょう。
金利は高め
住宅ローンに比べると、リフォームローンの金利は高めに設定されています。とくに無担保でのローンにおいてはその傾向が顕著です。一方で、物件を担保に入れたローンの場合は、住宅ローンの金利とそれほど変わらないケースも見られます。ただし有担保のリフォームローンは、保証料や抵当権の設定費用がかかるうえ、担保物件への審査が厳しく、審査に時間もかかります。とくにマンションの場合は審査条件も厳しくなるため、注意が必要です。
住宅ローンに比べて借入可能額が低め
リフォームローンは、住宅ローンと比較すると借入額の上限が500万円から1,000万円前後と低く、リフォームの規模によっては、資金が足りなくなることもあります。そんなときは、近年増加しているマンションの定額リフォームと、ローンを組み合わせるのがおすすめです。改修での自由度は劣りますが、低い金額で大規模なリフォームが可能です。
おわりに
マンションのリフォーム資金捻出のためには、リフォームローンは有効な手段のひとつであることがお分かりいただけたと思います。また、これから中古マンションを購入する予定の方は、リフォーム費用を住宅ローンに組み込むことができる場合もあります。
リフォームローンに興味のある方は、まずはリフォーム専門業者に相談してみるとよいでしょう。一括見積を利用すれば、選りすぐられた優良業者の中から、お悩みに合ったリフォームローンに強い業者さんを見つけることも簡単にできます。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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