トイレのドア交換に必要な費用は?リフォームの注意点やドアの種類も
トイレをおしゃれに生まれ変わらせたい方にはドアのリフォームがおすすめ♪ 今回はドアの種類や気になる交換費用を解説します。開き戸・引き戸・中折れ戸のそれぞれの特徴も紹介。ドアの種類やドアノブのデザインによって印象は変わるので、好みにあったものを選びましょう!
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トイレのドアをおしゃれにしたい
トイレのドアは意識しなくても、トイレを使用するたびに目に入ってくるものです。そのため、ドアのデザインにはこだわる人も多いのではないでしょうか。
しかし、リフォームするとなると「何を準備すべきなのか」「費用はどのくらいかかるのか」など疑問が出てきますよね。実際、ドアのリフォームは難しいものなのでしょうか?
意外に簡単なリフォームに挑戦しよう
リフォームというと「時間やお金がかかって大変そう……」というイメージがありませんか? しかしドアのリフォームなら簡単にできますよ!
トイレのドアをリフォームする場合、方法としては「枠ごと交換」「ドア本体だけ交換」「面材の張り替え」の三つが考えられます。段階的に方法を選べるため、今の状況と希望に合わせてどれが最適かを考えていきましょう。
簡単なリフォームであれば費用面も抑えられますよ◎
トイレのドアの種類と特徴
トイレのドアにはいろいろな種類があります。ここでは、一般的な「開き戸」「引き戸」「中折れ戸」の3タイプの特徴を解説しますね。
それぞれのメリットとデメリットを把握して、ドアの種類を選びましょう。トイレの広さやリフォームの目的も考慮してくださいね!
開き戸は気密性が高い
開き戸タイプは「気密性が高い」というメリットがあります。音漏れや臭い漏れの心配が少ないため、トイレには適したドアといえるかもしれません。
見た目がおしゃれでデザインが豊富に揃っているのもうれしいポイントです。使い勝手だけでなく見た目にもこだわりたい場合は、開き戸タイプがよいといえます◎
しかし、廊下や階段付近などトイレの位置によっては、ドアの開閉時に人とぶつかる危険性があります。小さな子どもや高齢者がいる家庭では、ぶつかる危険性も踏まえて検討しましょう!
高齢者にやさしい引き戸
引き戸タイプなら、開閉時にいちいち体をずらす必要がありません。そのため、高齢者にやさしいドアといえます。実際に、介護や老後のために引き戸にリフォームする家庭も少なくないようですよ!
横にスライドするだけでよいため、狭いトイレでも圧迫感を感じにくいのも魅力です。廊下で誰かとぶつかる心配もありません。
ただし、戸を引き込むスペースが必要になるため、設置できる位置が限られます。トイレの場所によっては引き戸にできないケースもありますよ……!
中折れ戸は省スペースで設置できる
中折れ戸タイプは、一般的な開き戸タイプと比べて開閉スペースが約1/3ですみます。クローゼットなどの収納スペースによく使われる戸をイメージするとわかりやすいですよ。
「廊下が狭い」「他の部屋のドアとぶつかりそう」という場合は、中折れ戸タイプを選ぶとよいですね。
戸が折りたたまれる分、入り口がやや狭いという印象を受けるかもしれません。ほかのタイプに比べて掃除がしづらいという点も踏まえておきましょう!
トイレのドアの交換費用は?
トイレのドアの交換費用は「ドアだけ交換するか」「ドアと枠を交換するか」によって大きく変わります。もちろん、ドアのグレードによっても金額は変わりますよ!
また、介護や老後のために引き戸に交換するケースもあるようです。その場合の費用についても詳しく解説しますね。
ドアだけを交換する場合
シンプルにドアだけを交換するなら「3〜10万円」が相場と覚えておきましょう。ドアのグレードによって金額が異なるイメージですよ! デザインにこだわらなければ、比較的低い金額でリフォームできそうですね。
この金額には「古いドアの撤去費用」「新しいドアの費用」「取り付け費用」などが含まれています。既存のドアのタイプやトイレの位置によって費用も変わるため、具体的に知りたい場合はリフォーム業者に見積り依頼しましょう◎
ドアと枠を交換する場合
ドアと枠を交換する場合は、最低でも「8~20万円」は想定しておいたほうがよいですよ。ドアだけの場合と同じように、ドアのグレードを上げると値段は高くなります。
「おしゃれなドアがいい」という場合は、予算を20万円程度と多めに見積もっておくとよいかもしれません◎
総額に含まれる費用は、ドアだけのパターンに「出入り口枠造作費用」「壁下地処理とクロス張り費用」が加算されます。予算的に厳しい場合は、枠ごと変える必要があるのか再度検討しましょう!
引き戸にする場合
介護や老後のために、開き戸から引き戸に交換する場合は15万円前後といわれています。新たに引き戸の開閉に必要なレールの取り付けなどの工事が必要だからです。壁を壊すなどの規模の大きな工事でもない限りは、この費用を目安にしておきましょう。
引き戸の価格自体は「3~5万円」程度です。「古い引き戸から新しい引き戸」への交換のときの参考にしてくださいね◎
トイレのドアを交換するときの注意点
トイレのドアを交換するときには、注意すべき点があります。リフォーム後に「もっとこうしておけばよかった……」という事態に陥らないよう、あらかじめチェックしておきましょう!
リフォーム前に知っておきたい注意点を三つご紹介します。キーワードは「方向性」「内開きドア」「オーダーメイド」です。
リフォームの方向性を決めておく
まず、リフォームの方向性を決めておきましょう! 「故障を直したいだけなのか」「見た目をおしゃれにしたいのか」「バリアフリーにしたいのか」など、リフォームの目的を明確にすることが大切ですよ◎
この軸がブレてしまうと、依頼した業者から「こんなリフォームもありますよ」と提案されたときに、必要がないものまでお願いしてしまう可能性があります……。その結果、当初の予算をオーバーしてしまうのです!
リフォームの方向性を決めたら、はじめに設定した予算額を上回らないよう意識してくださいね。
内開きドアは開閉スペースを確保
開き戸には「内開き」と「外開き」の2種類があります。内開きドアに交換する場合、トイレ内に開閉スペースをしっかり確保することが重要です! 狭いスペースはドアと便器がスレスレの状態で、出入りしづらいでしょう……。
万が一トイレ内で誰か倒れたときのことも考えてください。内開きでは、倒れた人にふさがれて開けられないという危険性もあげられます。救助が困難になる可能性があるため、高齢者がいる家庭にはあまりおすすめしません。
「内開きドアにしたら、トイレ内にスリッパが置けなかった……」という事例もあります。トイレを上質な空間に仕上げたい場合は、開き方にも気をつけてくださいね!
オーダーメイドは費用が高くなる
既存のドアは特注品ではありませんか? もし特注品だとしたら、既製のドアではサイズが合わない可能性があります。その場合、オーダーメイドになり、費用がかさむでしょう……。
オーダーメイドは、ドアだけの交換だとしても費用は高くなります。「実は特注品だった」ということが後でわかるとリフォーム費用に大きな違いが出るため、あらかじめ確認しておきましょう!
トイレのドアを一新しよう
長年使っているトイレのドアは、開け閉めがしづらくなったり、デザインが古く感じるようになったりするものです。そのような場合は、思い切ってリフォームを検討しませんか?
リフォームといっても、ドアの種類や方法などいろいろなパターンがあります。どのようなパターンを選んだとしても、意外に簡単に新しいドアに変えられます♪
この機会にトイレのドアを一新して、トイレを快適な空間にしましょう!
※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行いましょう。
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