子供部屋などに！間仕切りリフォームの費用・相場を事例とともにご紹介

間仕切りを作るリフォームの種類別費用・相場

ここでは、間仕切り設置にかかる費用・相場の目安をリフォーム方法別に紹介します。

最も簡単な「アコーディオンドア」「パネルドア」などを使う間仕切り…5～40万円

天井にレールやパイプを取り付け、カーテンやパネルを吊って手軽に室内を区分けする方法です。工事も簡単で、パネルドアを選択すればより本格的な間仕切りにできる場合もあります。費用はアコーディオンドアの方が部品代も安く、リーズナブルにリフォームを実現できます。なお、価格帯に開きがあるのは、パネルドアを選んだ場合、ドア本体の選択次第で価格に大きく差があるためです。

壁を設けて完全に部屋を仕切ってしまう方法…8万円～

子供部屋を2つに分ける場合など、プライバシーの尊重が主な目的の間仕切りでは、壁を設けて完全に部屋を区分けしてしまうことが求められます。ゆえに、子供部屋の間仕切りリフォームでは壁を新設するケースが最も多くなっています。ちなみに、一度設置した間仕切りを撤去する工事費用は3～5万円が相場となっています。

間仕切り家具を使って部屋を仕切る方法…35万円～

ある程度広さのある部屋におすすめなのが、間仕切りと収納を兼ねた家具を設置する方法です。壁面収納ユニットのような大型家具を、壁のように部屋の仕切りに使うといえばわかりやすいでしょう。クローゼットタイプやオープン棚タイプなど形状も選べ、便利さも兼ね備えている点は有利です。しかし、材料費が大型家具並みになり、耐震性などを考えて固定する場合には工事費もかかります。したがって、全体的なコストは壁を作るよりも高くなる場合があります。

間仕切りリフォームの実例

実際に間仕切りを作るリフォーム例をご紹介します。

【事例1】便利な折れ戸式の間仕切りで、用途に応じて使い分け可能に…21万円

広い子供部屋を2人の子供さんで使用していましたが、成長に伴い2室に分けることに。施工業者さんに提案してもらった「折れ戸」の間仕切り建具がとても気に入って即決しました。開放すればすぐに1部屋として使え、将来的に不要になったときの撤去も楽です。また、プライバシーの確保ができて空調効果も損なわない割に、価格や工事費もリーズナブルに済んだ点にも満足しています。

【事例2】男子・女子トイレの簡易間仕切りを本格的な壁にしてプライバシーを確保…48万円

上部の開いた簡単な仕切りしかなかった男子・女子トイレの間に壁を造り、完全に間仕切り。同時に壁のクロスも新しく張り替え、プライバシーを確保して清潔感もアップさせました。

【事例3】大きな子供部屋をオープンクローゼットで仕切って2室に…11万円

もともと2部屋に分けることを想定して大きく作った子供部屋の中央に、オープンクローゼットを設置して間仕切りをしています。仕切った部屋の一方の空間にはもともと収納がなかったため、収納スペースの確保も兼ねたリフォームがリーズナブルに実現できました。

おわりに

間仕切りを作るリフォームは、ご予算やお悩みに合わせて多くの方法が選べます。いま現在のご予算や要望と、長い目で見たときのお部屋の使い方の変化を考慮しながらプランを立てることをおすすめします。また、間仕切りしたことで逆に不便になり、さらに費用をかけて改修するようなことにならないため、施工業者さんともよく話し合って慎重に計画しましょう。

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