ルーフバルコニーへのリフォーム!屋根上のスペースを有効活用しよう

今回はルーフバルコニーへのリフォームについて情報をまとめました。おしゃれなイメージが先行するルーフバルコニーですが、実は生活に役立つ機能性も兼ね揃えています。そんなルーフバルコニーに憧れている方もいる方、ぜひこの記事を読んで、リフォームについて考えてみませんか?

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ルーフバルコニーってなに?ルーフバルコニーの概要とそのメリット

ルーフガーデンやルーフテラスとも呼ばれるルーフバルコニーは、下の階の屋根を利用したバルコニーを指します。ここでは、ルーフバルコニーを作るリフォームのメリットを3つほどご紹介します。

1. 屋根のスペースを有効活用できる
屋上や、屋根の上などのデッドスペースをもったいないと感じたことはないでしょうか?ルーフバルコニーにリフォームすると、デッドスペースを有効活用できます。これがルーフバルコニーにリフォームする最大のメリットと言えるでしょう。

2. ライフスタイルが豊かになる様々な用途
ルーフバルコニーには様々な用途があるのもメリットの1つです。具体的には、友人を呼んでのバーベキューや、本格的な家庭菜園、ちょっとした時間に日光浴などを楽しむことができるようになります。また、洗濯物を干すスペースが増えるという効果も。その他、リハビリ用のスペースとしてや、子どもの遊び場、ペットの生活空間など様々な使い方ができます。

3. 災害時の個人避難所になる
近年、日本のいたるところで災害が発生し、人々の間でも防災への意識が高まっています。地震や集中豪雨などの緊急時に、ルーフバルコニーが避難場所として機能する場合もあると言われています。

知っておこう!ルーフバルコニーを作るうえでの注意点

ルーフバルコニーには様々なメリットがありますが、注意すべき点もいくつかあります。知らずにリフォームしてしまってから、「こんなはずではなかった」と後悔しないためにも、ルーフバルコニーにリフォームするうえでの注意点を知っておきましょう。

雨漏り対策は必須
ルーフバルコニーは屋根を改良して作るバルコニーです。つまり、ルーフバルコニーが屋根の役割も果たすことになります。そのため、水はけや防水対策が十分でないと、雨水やガーデニングで使った水が一か所に溜まって床材が劣化し、雨漏りの原因にもなりえます。排水や防水に配慮してリフォームをすることはもちろんですが、定期的なメンテナンスを行いつつ、こまめに状態を確認しておきましょう。劣化が進んだ状態になってから修復しようとすると費用が嵩んでしまいます。

断熱対策もしておく必要がある
特に、ルーフバルコニーの床下が、リビングやダイニングなどの居住空間である場合に注意が必要です。ルーフバルコニーは、夏になると直射日光の影響で表面の温度が上がるため、下の部屋も暑くなってしまいがちです。反対に、冬になるとルーフバルコニーから室内の温度が逃げていきやすくなり、下の部屋が寒くなります。対策としては、断熱効果のあるパネルを敷き詰める、特殊な塗料で断熱対策を施すなどの方法があります。

事例から知る!ルーフバルコニーへのリフォームに必要な工程と工期

ルーフバルコニーへのリフォームには、どのような工程と、どのくらいの工期が必要になってくるのか気になる方も多いのではないでしょうか?そこで、実際に行われた事例から、それらをご説明していきます。

屋上をルーフバルコニーへリフォーム
家庭菜園を楽しみたいが庭がなく、屋上をリフォームして家庭菜園の楽しめるルーフバルコニーにしたいと言う要望で行われたリフォーム事例です。実際の工事では、まず工事用足場を組むところからはじまります。室内工事はほとんどなく、また外部階段を設置するので、生活への影響もほとんどありません。工事用足場を組み終えると、屋根の瓦を剥がし、屋根構造を解体していきます。短い間隔で根太を渡すことで強度を確保し、断熱材や防水材を重ね張りして床を仕上げます。腰壁部分には、等間隔に間柱を並べ、合板や化粧サイディングで外面を整えます。最後に、ルーフバルコニーへと上がるための外部階段を取り付けて完成です。一連の工事にかかった工期は2週間でした。

1階に部屋を増築し、屋根部分をルーフバルコニーにリフォームした事例
子どものための勉強部屋を増築し、屋根部分をルーフバルコニーとして利用したいと言う要望のもとで行われたリフォームです。基礎工事から部屋部分を増築し、屋根部分のルーフバルコニーは合板下地にFRP防水を施し、排水にも気を使って仕上げました。工期はトータルで約1カ月でした。

おわりに

ルーフバルコニーへのリフォームは、本来デッドスペースとなっている屋根部分を有効活用できるので、非常に合理的なリフォーム方法と言えます。メリットとデメリットの両方を意識しながら、ご自宅のお悩みに合ったリフォーム方法を選ぶことが大切でしょう。ご自宅の状況や予算にあった施工業者さんが見つかる一括見積を利用して計画を立てるのもおすすめです。

もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。

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