
職人が丁寧に紡いだ「Watatsumugi」ストール。銀座にて発売中!
日本各地のつくり手が丁寧に和綿を紡ぐプロジェクト「Watatsumugi」のストールが三陽銀座タワーにて発売中。調べてみると、なんと三陽商会の社員自ら栽培したコットンを使っているんだそう!会場では、ストールに込められた思いを表現したミヤケマイ氏のインスタレーションも同時開催。和綿のストールはワンランク上のコーディネイトにぴったりです。
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希少な和綿のストールが期間限定販売
優しい肌触りのコットンは、赤ちゃんから高齢者まで年代を問わず愛され続けている素材。でも、そのほとんどが輸入もので、国産の和綿を使った商品はごくわずか。和綿を栽培する畑も、今では国内に数カ所だけとなってしまったそう。
そのうちのひとつが栃木県の「渡良瀬エコビレッジ」にある300坪の「SANYO COTTON FIELD」。
なんと、ここでは、三陽商会の社員自ら種から和綿を栽培しているとのこと。その和綿を機織や染色のエキスパートが心を込めて紡ぎあげたストールが、2016年7月24日までの期間限定で、三陽商会の直営店『三陽銀座タワー』6階で販売中だ。
日本古来より受け継がれてきた和綿が紡ぐ、エキスパートの思い
線維長が短く弾力があり、しっとりとした質感で、日本の四季と多湿な気候に合った特性を持っている和綿。1粒の種を植え、収穫されたふわふわのコットンボールから紡ぎ出される1本の糸が幾重にも織り合って、初めて1枚の布となる。
『Watatsumugi』に使われた和綿は、三陽商会の社員のみならず、地元の農業家や繊維会社と一緒になって育て、紡績したもの。その後、キャリア60年にも及ぶ兵庫県の機織職人が丁寧に織り上げ、徳島の藍師・染師が「すくも」と呼ばれる染料からつくった藍の染め液で一点一点染め上げている。日本各地のそこにしかない技術を持った作り手の思いが紡がれているのだ。
『Watatsumugi』の「Wa」には、人のつながりの「輪」、日本の「和」、そしてコトやモノが巡る「環」の意味も込められている。
日本の技と和綿のぬくもりが込められたスカーフは、長く愛用したくなる魅力に満ちている。
どんなファッションにも合わせやすい豊かな風合いと、思わず頬ずりしたくなる滑らかな肌触りは、和綿混ならでは。
素材本来の色を活かした“生成り”、
すくもの優しい色合いが楽しめる薄い藍色の“先染め”、
濃い藍色の“後染め”
の3色を展開。
なお、期間中先着750名に和綿の種をプレゼント中。自宅で育て収穫できたコットンボールを三陽銀座タワーに持参すると、翌年の糸の材料へと引き継いでくれる。「わ」を感じられる粋なはからいだ。
【製品概要】
商品名:Watatsumugi(ストール)
生成 ¥17,000(税抜)
先染め ¥25,000(税抜)
後染め ¥25,000(税抜)
素材:綿100% (和綿の割合25%)
色展開:生成り、先染め(薄い藍色)、後染め(濃い藍色) 計3色
サイズ:80c×200cm
ストールが紡ぐ人と自然を表現した、ミヤケマイ氏によるインスタレーション
『Watatsumugi』のストール販売期間中、ミヤケマイ氏による空間インスタレーションも開催している。ミヤケ氏は日本の伝統的な美術や工芸が持つ繊細さや奥深さに独自のエスプリを加え、過去、現在、未来をつなぎ、物事の本質を問う作風で話題の美術家。
今回は「春色の空を写す」というコンセプトのもと、藍壺から出てきたスカーフに空の青さが写されていく様子を表現。青い糸とグラデーションで彩られた作品では、空の下で作り手から買い手までがひとつの糸でつながれ、購入者が持ち帰るスカーフは自然や人の営みの一部であることを伝えてくれる。作品から四季やその恵み、移ろいが感じられるはずだ。
【プロフィール】
ミヤケマイ・芸術家。日本の伝統的な美術や工芸の繊細さや奥深さに独自のエスプリを加え、過去と現在、未来までをシームレスに繋げながら物事の本質を問う作品を制作。媒体を問わない表現方法を用いて、骨董、工芸、現代アート、デザインなど既存のジャンルを問わずに天衣無縫に制作発表。美術館での展示及びワークショップ開催のほか、画廊やギャラリーでの個展も多数。『膜迷路』(羽鳥書店/2012年)など3冊の作品集がある。
【開催概要】
会期:2016年4月25日~7月24日
会場:三陽銀座タワー 6階
東京都中央区銀座8-8-9
営業時間:11:00〜20:00
◆お問い合わせ 三陽商会C.R.室 0120-340-460
Text:千葉こころ
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