
窓ガラスをリフォーム!目的別の選び方と注意点をご紹介
今回は、窓ガラスをリフォームする場合の選び方や注意点について紹介していきましょう。窓ガラスには目的に応じてエコガラス等のさまざまな種類や選択肢があるほか、お住まいの住宅によってリフォームの準備方法が異なる場合もあるので、気をつけてリフォームを行いましょう!
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断熱・省エネ・結露防止に効く窓ガラスリフォーム
窓ガラスをリフォームする目的で最も多いのが「断熱・結露防止」ではないでしょうか。断熱効果を高めて結露の付着を防ぐには、断熱作用のあるガラスに交換することになります。「ペアガラス」など商品名で呼ばれますが、正式には「複層ガラス」という名称になります。1枚ガラスのように見えて、実は2枚重ねになっているガラス窓で、2枚のガラスの間は中空であったり、真空構造になっていたりします。なお、複層ガラスの中でも真空ガラスは価格が少し高めになります。
1枚板の普通ガラスから交換する場合、通常の複層ガラスだと既存の窓枠に収まりにくいこともあります。しかし、真空ガラスは2枚のガラスの間の真空層をごく薄くすることができるため、あらゆる窓枠に収まりやすい構造となっています。真空ガラスのほうが、価格は張りますが汎用性が高いといえるでしょう。なお、ガラス交換の工事にかかる時間は1~2時間から半日ほどで済みます。
ちなみに、ガラスを交換せずに断熱フィルムなどを窓ガラスの表面に貼る安価で簡単なリフォーム方法もありますが、断熱・結露防止作用は複層ガラスに比べると低くなります。現在のお悩みの程度を考慮しながら、慎重に検討しましょう。
防音目的の窓ガラスリフォーム
住宅そのものは防音に配慮した構造であっても、窓から音が漏れてしまって十分な防音効果が得られないことがあります。そんなときは、窓ガラスを防音効果が高いものに交換することで対策が可能です。一般に「防音ガラス」として販売されている窓ガラスのほとんどは「合わせガラス」で、2枚のガラス板の間に防音効果のある特殊な中間膜を挟み込んでいる構造のものが主になります。また、防音ガラスは同時に断熱効果も高められるものが多いため、防音と断熱の問題を一気に解決したい場合などにリフォームするとより効果的です。
防犯のための窓ガラスリフォーム
窓ガラスを割られたり無理に開けられたりして留守中の窃盗被害に遭うケースは後を絶ちませんが、防犯ガラスを取り入れることで空き巣を警戒させ、被害を予防することができます。窓ガラスにおける、空き巣などの侵入対策には3つの大きなポイントがあります。「補助錠をつけること」「割るのに時間がかかること、及び視覚的に割りにくく感じさせること」「物がぶつかったり割れたりする際に大きな音が出ること」ですが、窓ガラスの役割は後者2つとなるでしょう。
一般的な「防犯ガラス」には、合わせガラスの中間層にポリカーボネートなどの板を挟み込んだり、ワイヤーの網を挟み込んだりしてあるものが多くなっています。ワイヤー入りの窓は視覚的にも空き巣を遠ざける効果がありますし、これらの窓ガラスにサッシの補助錠や面格子などを組み合わせることで、より防犯効果を高めることができるでしょう。
急に窓ガラスのリフォームが必要になったとき
特に窓ガラスのリフォームは、必ずしも計画的に行えるとは限らない場合もあります。窓ガラスは割れやすく、急に交換が必要となるケースが住宅の他の箇所と比較してとても多いからです。
破損による交換をきっかけに、断熱や防犯・防音効果の高い窓に替えることは得策ですが、火災保険や損害保険を使ってリフォームすることも多いのが窓ガラスです。もし事故や災害・過失などで保険を使って窓ガラスを修理するときには、交換するガラスの種類などに制約が発生することも多くなります。あらかじめ、保険の約款を確認したり代理店さんに問い合わせたりするなどして、確認しておくほうがよいでしょう。
マンションでの窓ガラスリフォーム
分譲マンションにお住まいの場合は、窓ガラスを入居者さんの判断でリフォームしてよいかどうか事前に確認する必要があります。マンションの窓ガラス部分は、標準管理規約で「共有部分」と定められており、基本的には入居者さんの一存で手を加えられないことになっているからです。
とはいえ、ガラスにひびが入ったなど破損を伴う場合は急を要しますから、管理者さんとの協議次第で交換が可能となるケースが多くなります。ただしその場合にも、ひとりの入居者の申し出をきっかけに、他世帯のガラスの状態も考慮して全室のリフォームを検討してくれる可能性があります。まずは、管理者さんに事情をしっかり説明したうえでガラス交換したい旨を相談してみるのがよいでしょう。
いかがでしたか?窓ガラスのリフォームは住宅の他の箇所と比べると手軽なイメージがありますが、その事情によって多くの選択肢があることがわかりました。また、リフォーム内容が断熱などエコにかかわる場合には、減税などが適用されお得になる場合もあります。ゆえに、あらゆるリフォーム情報に詳しく、アイデアを沢山持っている施工業者さんとの出会いが、窓ガラスリフォームの肝といえるかもしれません。一括見積を利用して多くの業者さんとのつながりを作り、納得の窓ガラスリフォームを成功させましょう。
もっと具体的にリフォーム・リノベーションについて知りたい方は、多くの業者から見積もり・提案を無料で受け取ることができる、一括見積もりサービスからお気軽にお問い合わせください。
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