内窓リフォームにおすすめの商品5選!メーカー別の特徴を比較
内窓とは、既存の窓に一枚プラスする二重窓のこと。内窓のリフォームは断熱効果や結露対策、遮音効果に防犯面でも安全性が高まる効果が期待できるだけでなく、施工も簡単にできるんです。おすすめの内窓をメーカー別に5つ紹介します。
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内窓リフォームのメリットとは?
「エアコンをつけても部屋が寒い・暑い……」「外の騒音が気になってリラックスできない……」といった暮らしのストレスはありませんか? 引っ越すほどではないけれど、家にいると気になるというお悩みは、内窓の設置で解決できるかもしれません。
内窓とは“室内側”に後付けできる窓のことで、取り付けるとさまざまなメリットがあります。なんと窓を二重にすることで、断熱や防音効果、さらに結露に防犯対策まで一度に解決することができるんです。
では、気になる効果についてひとつずつ見ていきましょう。
断熱効果
冬、暖房を入れていても窓の近くはひんやり冷えますよね。実はきちんと締め切っていても空気の多くは窓から逃げていってしまうもの。冬は窓から50%の熱が出ていき、夏は74%の熱が入るのだとか。
でも内窓があれば、断熱効果が見込めるので快適に。冬は温かい空気を閉じ込め、夏は窓からの日射熱を抑える効果があるので、いつでも心地よい温度で過ごせるようになります。光熱費の節約にもつながります。
※出典:東京ガス 内窓リフォーム
結露対策
また、内窓は結露対策にも役立ちます。ただでさえ寒い日に結露で濡れた窓を拭くのは手間ですよね。湿気が多いとカビなども心配です。
でも内窓があれば、外と内を隔てる窓が二重になるので、外の冷たい空気が伝わりにくくなります。すると室内との温度差が減少するため、ある程度の結露を防いでくれるのだそう。じめじめだった窓辺が少しでもスッキリしたらうれしいですね。
遮音効果
家でゆっくり過ごしたくても、外の音が気になってリラックスできないこともありますよね。大きい道路に近ければ、思いがけず騒音に悩まされることも……。
そこで内窓があれば、外からの音を遮ってくれるので遮音効果が期待できます。また逆に室内の子どもの声やペットの鳴き声、楽器の演奏音なども外に漏れにくくしてくれるので、遠慮せずのびのび過ごすことができるようになるかもしれませんよ。
防犯対策
さらに、窓が二重になることで侵入抑止効果も期待できます。侵入窃盗は窓から入ってくるパターンが多いと言われているため、二重窓になっていれば侵入に時間がかかることから狙われにくくなると考えられます。
※出典:警視庁 すまいる防犯110番
※内窓は防犯建物部品に対応していません
補助金が使える
内窓リフォームには国の補助金制度を利用できる場合があります。
2024年度も継続が発表された先進的窓リノベ事業は、断熱性能に優れた窓への改修を後押しし、CO2削減を目指す事業で、1戸あたり5万円から最大200万円の補助(※)を受けられます。
補助額は設置する内窓の種類や設置方法などによって異なるため、一度リフォーム会社に相談してみるといいでしょう。
※出典:先進的窓リノベ2024事業 HP
内窓リフォームにおすすめの商品5選
内窓にはさまざまな商品があります。商品によって機能やデザインに違いがあるので、それぞれの住まいや好みに合った商品を探すのがおすすめです。ここからはおすすめのメーカーと商品を5つ紹介します。
YKK AP|プラマードU
「YKK AP」が手がける内窓「プラマード U」は、熱を伝えにくい樹脂フレームが断熱効果をさらに高めてくれる製品。また外からの音を15dB低減。人間の耳は10db下がると音が半分に減ったように感じると言われているそう(※)。
さらに戸先錠の仕様にすれば、施錠も簡単。引手と鍵部分が一体になっているので、窓を閉めるだけで施錠してくれて見た目もスッキリ。
窓の種類もさまざまでカラーも最大6色と豊富なので、インテリアに合うデザインを選べそうですね。
※出典:YKK AP HP
LIXIL(リクシル)|TOSTEM(トステム) インプラス
窓辺や水回りの製品や住まいづくりのサービスを提供する「リクシル」は、窓建材などのブランドとして「トステム」を展開しています。「トステム」の内窓「インプラス」は、断熱・遮音・結露・防犯の効果だけではありません。さらに遮熱・目隠し効果のあるガラスをお好みでセレクトすることができます。
樹脂製フレームは最大6色、ハンドルも4色から選べるのでインテリアに馴染むものがきっと見つかります。
大信工業|内窓プラスト
「大信工業」は、日本初の「樹脂製内窓」を製造(※)した先駆け。そんな「大信工業」が手がける「内窓プラスト」は、「上質な内窓」をうたっています。
独自に配合した高純度の樹脂素材で製造された内窓は、長年使い続けても色褪せしにくく、独自のダブルフレーム工法でジャストフィットさせることで設置後の経年変化にも対応。
カラーは3色ですが、美観をテーマにデザインされたおしゃれな雰囲気から選ぶことができます。
※出典:大信工業 HP
AGC旭硝子|まどまど
世界最大級のガラスメーカー「AGC」が手がける内窓「まどまど」は、3種類のガラスから「防音性能」「断熱性能」「防犯・防災性能」を高めるセレクトが可能。
窓タイプも複数から選ぶことができ、5色のカラーバリエーションは質感にこだわった高級感のあるデザインです。
住まい独自の悩みに寄り添った解決策を見つけられそうですね。
ウッドワン|MOKUサッシ
木質総合建材メーカーの「ウッドワン」ならではの内窓「MOKUサッシ」は、木の性質を活かした内窓。
実は、木は断熱効果にうってつけの素材。木の熱伝導率はアルミの約1,500〜1,750分の1(※)と言われており、プラスチックやアルミニウムなどの内窓素材よりも熱を通しにくいとされています。さらに木材は湿度を自然調整してくれる効果もあります。
デザインは、3色の「障子」と2色の「枠・化粧額縁」の他色組み合わせがポイント。また木製の組子で和障子のようにできるデザインもあり、和室にもぴったりです。
※出典:ウッドワン HP
内窓リフォームの注意点
良いことづくしに思える内窓リフォームですが、注意点はあるのでしょうか? 考えられる懸念点をいくつか紹介ます。
取り付けられないこともある
内窓は既存窓の木枠に取り付けるため、奥行きが狭い場合は部材を別で取り付ける必要があります。オーダーメイドで対応できることもありますが、形状によっては取り付けられないことも。また、カーテンやロールスクリーンと干渉する場合もあるので注意が必要です。
効果を高めるために複数の窓に内窓をつける必要があることも
一部屋に複数の窓がある場合、一窓だけ内窓工事をしても十分な効果が得られないことがほとんど。部屋単位、階単位での施工を念頭に入れておく必要があります。
掃除や開閉時の手間が増える
単純に窓が増えるため、掃除の手間や窓を開閉時の手間が増えます。よく使う窓の場合は億劫に感じるかもしれません。
物が置きにくくなる、部屋が狭く感じる場合がある
内窓を設置した場所にはスペースがなくなるため、物を置けなくなります。また手前に窓が増えることで、部屋が狭く見えることもあります。
グレードによって効果が異なったり窓の形状などによって設置費用が予想より高額になってしまう
予算削減のため、必要な性能に満たない内窓を選んでしまうと効果を感じられないことがあります。また窓や部屋の形状によっては、予想より高額になってしまうことも……。
ただしこれらは、事前に専門業者に相談することで解決策が見つかる可能性があります。必ず事前調査を依頼して正確な採寸と見積もりをし、期待したい効果について相談することをおすすめします。
【PR】内窓リフォームは東京ガスグループに相談してみよう!
実は、「東京ガスグループ」でも内窓リフォームを行なっています。「東京ガスグループ」は脱炭素社会への移行をリードする取り組みの一環として、内窓リフォームをおすすめしているんです。
「東京ガスグループ」に相談すれば、知識豊富なスタッフが内窓の効果や補助金についてわかりやすく説明してくれます。上記に挙げた注意点が気になる場合も、親身になって相談にのってくれる親しみやすさが嬉しいポイント。
現場調査は無料なので、住まいの悩みについてまずは一度相談してみてはいかがでしょうか。
内窓リフォームに関するQ&A
Q. 内窓リフォームの効果は?
A. 断熱効果や遮音効果、結露対策に防犯対策などが期待できる
内窓を取り付けることで複数のメリットが期待できます。1年を通して室内の温度を快適に保ちたい、結露に悩まされている、電車が近くて音が気になる、といった悩みがある場合に検討したいリフォームのひとつです。
Q. 内窓リフォームにデメリットはある?
A. 生活に不便を感じたり十分に効果を得られない可能性もある
単純に窓が増えるので、掃除や開閉の手間が増えたり、部屋が狭く感じるといった支障が出る可能性があります。また、一部屋に複数の窓がある場合は全て施工しないと思うような効果が得られないことも。期待する効果を十分に得られるように、しっかりとリフォームプランを吟味することが大切です。
Q. 内窓のリフォームは補助金で安くなるって本当?
A. 国の補助金制度を利用できる可能性がある
2024年度も継続が決まった先進的窓リノベ事業では、内窓のリフォームに5万円から最大200万円の補助が出る可能性があります。詳しくは先進的窓リノベ2024事業の公式HPを確認ください。
なお、補助金には年度区切りで組まれた予算があり、上限に達すると年度の途中でも終了するケースがあるため、早めの計画がおすすめです。
※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2024年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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