ぐるぐる編むだけで模様が出てくる、魔法の毛糸《Opal》で作るあったかソックス

普段、編み物をしない人でも寒くなってきたり、誰か特別な人にプレゼントしたくなったりすると「今年こそは、手編みを完成させようかな」と思うもの。顔の近くで主張するマフラーほど特別感がなく、かつ「こんなの自分で作れるんだ!?」と少しばかりのサプライズ感のある手編みのソックスを作ってみませんか。

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1本の糸と4本の針でぐるぐる編むだけ

今回使用するのは、ドイツの〔TUTTO社〕のブランドのひとつ《Opal》の毛糸です。宝石のオパールが見る角度によって色を変えるように、1本の糸をデジタルで計算し尽くした何色もの色で染めて、糸替えしなくてもぐるぐる編むだけで自然とさまざまな柄が出てくるという魔法のような毛糸なんです。

「単色ではそっけない」「ケーブル編みなどの模様編みはちょっと大変」と感じている人にピッタリの《Opal》の毛糸で、どんなソックスができるのでしょうか。 《Opal》を注文できるのは、ドイツで毛糸屋を営む〔けいとや〕さん。4,900円(税別)以上なら送料無料になることもあり、大量に注文してしまいますよ。

フンデルトヴァッサーというオーストリアのアーティストの作品にもとづいてデザインされた《Opal フンデルトヴァッサー シリーズ》。その中から雰囲気の優しい《Opal フンデルトヴァッサー II 2101 バスの窓》という毛糸を選んでみました。

このカラフルな毛糸玉が……。

こうなって……。

こうなります。一玉たっぷり100gもあるから、ある程度長さのあるソックスと、ハンドカバーまでできてしまいます。

こちらは、フンデルトヴァッサーシリーズの《Opal フンデルトヴァッサー I 1431 ポジティブな魂の木―ネガティブな人の家》を使った作品です。

ソックスの最大の難所は“かかと”の部分! でも、作り方はいろいろなのでお好みで♪

さて、ソックスといえば、最大の難所は“かかと”部分。昔のニッティングブックには「引き返し編み」という技法を使って編むものが多く掲載されていました。

でも、最近では本場ヨーロッパで実際に使われている「ラップアンドターン」や「フラップ式」「ボックス型」など簡単にできるものが多く紹介されています。中でも、日本にOpal毛糸を紹介した草分け的存在といっても過言ではない梅村マルティナさんの著書『幸せを編む魔法の毛糸』には、初心者でも簡単に編めるフラップ式の編み方が掲載されていました。

簡単にいってしまえば、かかと部分を縦長に編み、中心部分だけ残して両端を減目してマチを作って最後は縦に伸びた部分から目を拾い、目数を調整して終わり。

かけ目や三目一度などがないぶん、驚くほど簡単にかかとができてしまいますよ♪

ぐるぐる編むだけで複雑な模様ができていくから、次にどんな模様が出てくるのか気になって、いつもより集中して編めるのも魅力のひとつ。

また、ウール75%、ポリアミド25%という糸の配合のおかげで、非常に丈夫なソックスになるため、長く愛用できます。1年(夏の間も!)使い続けたソックスは、擦り切れるどころか、逆に目がつまってしっかりとした印象に……。

さあ、この冬は魔法の毛糸《Opal》で、ソックスの手編みにチャレンジしてみませんか?

●ライター 渡辺まりか

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