鍵交換を自分でするやり方を紹介!かかる費用や失敗しにくい方法も

鍵の交換を自分でやる方法を紹介します。とくに古い玄関のドアの鍵は、防犯性が低い可能性もあるので、交換するのもおすすめです。鍵の交換前の確認事項から、かかる費用、業者に依頼した方がいいケースなども解説します。

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鍵の交換を自分でやる前の確認事項

  • 交換する部分を決める
  • 鍵のメーカーと型番を調べる
  • 鍵の種類を決める
  • 種類を変えるときにはサイズを測る
  • 管理会社や大家さんに許可をもらう

鍵交換を自分でする前に、鍵のメーカーやサイズなど確認しておくことがあります。ここでは、鍵交換前の確認事項を解説します。

交換する部分を決める

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自分で交換ができる部分は、錠前とシリンダーとなります。錠前とは鍵穴や取っ手を含めた部分、シリンダーとは鍵穴のついた部分のことです。

シリンダーも錠前も自分で交換することは可能ですが、錠前の交換は素人には難しいため、失敗するとよりコストがかかります。そのため、自分で交換するのはシリンダーのみにするのがおすすめです。

鍵のメーカーと型番を調べる

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今ドアに付いている鍵のメーカーと型番が同じものを選べば、自分で簡単に交換がしやすいです。

メーカーや型番は、錠箱やドア側面の金属プレートに書かれていることが多いため、交換する前にチェックしておきましょう。

鍵の種類を決める

種類

シリンダーの価格

ロータリーディスクシリンダー

約3,000〜45,000円

ピンシリンダーキー

約5,000〜40,000円

ディンプルシリンダーキー

約5,500〜6,000円

マグネットタンブラーキー

約4,000〜20,000円

ウェーブキー

約15,000円

今付けている鍵から違う種類に交換したいときには、難易度が少し高くなります。また、鍵の種類によってコストも変動するので、事前に確認しておきましょう。

もし、家庭の電気を利用した電気錠に交換したい場合、電気工事が必要となります。資格がないと電気工事はできないため、業者に依頼するようにしましょう。

※LIMIA編集部が2023年5月時点で調べたおおよその価格目安です。

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スタッフF
防犯性の高い鍵を選ぼう!
鍵交換で新たにシリンダーを選ぶときには、防犯性の高いものがおすすめです。とくに、「CPマーク」がついた鍵を選ぶようにしましょう。CPマークとは、警察庁や国土交通省、民間の関連企業の厳しい試験を通過した防犯性の高い建物部品に与えられるマークのことです。

鍵の種類は下記の記事で詳しく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

種類を変えるときにはサイズを測る

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提供:LIMIA編集部
  1. 1.ドアの厚み
  2. 2.フロントプレートの長さ(プレートの長さ)
  3. 3.ビスピッチ(ネジからネジの距離)
  4. 4.バックセットの距離(ドアの端から鍵穴までの距離)

違う種類の鍵に交換するときには、扉の厚みなどのサイズを測る必要があります。正しく測らないと、鍵をきちんと取り付けられないので、上記の4箇所をしっかり測っておきましょう。

LIMIA編集部
スタッフF
鍵の返品・交換はできないので注意!
交換するときに購入した鍵が取り付けられなかった場合、返品や交換をしたいところですが、鍵の返品交換は安全上の問題からできません。購入する際には必ず、サイズや種類を確認してから購入しましょう。

管理会社や大家さんに許可をもらう

賃貸マンションやアパート、分譲マンションなどの場合は、鍵交換を管理会社や大家さんの許可なく行うと、契約違反などのトラブルが発生する可能性があります。トラブルを防ぐためにも、鍵交換を行う際には、あらかじめ管理会社や大家さんから許可をもらうようにしましょう。

鍵の交換を自分でやる方法

ここからは、鍵交換を自分でやる方法について紹介します。代表的な鍵の種類別に、シリンダー部分のみを交換する方法を解説しています。鍵交換に必要な道具は、ホームセンターでも購入が可能です。

鍵交換で必要なもの

  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 手袋

鍵交換では上記の通り、プラスとマイナスのドライバー、手袋が必要なので、あらかじめ揃えておきましょう。また、鍵交換中に扉が閉まると扉が開けにくくなるので、ドアストッパーなどがあると便利です。

箱錠の鍵の交換方法

LIMIA編集部
提供:LIMIA編集部
  1. 1.扉を開けて、ドア側面のプレートについたネジをプラスドライバーで外す
  2. 2.ピンを4本抜いてシリンダーを支えながら、マイナスドライバーで引き抜きシリンダーを外す
  3. 3.外したときと逆の手順で取り付ける

一般的な箱錠のシリンダー交換の手順は上記の通りです。鍵の種類によって、異なる場合もあるので、取扱説明書なども参考にしてみましょう。

鍵穴の向きが正しいか確認しながら取り付け、最後にネジを止めるときには、上下交互に締めていくとプレートが浮きにくくなります。

プッシュプル錠の鍵の交換方法

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提供:LIMIA編集部
  1. 1.扉を開けて、ドア側面にあるプレートの上下のネジをプラスドライバーで外す
  2. 2.室内側のプッシュプルハンドルの両サイドに取り付けられたネジを取り外す
  3. 3.室内側の金属プレートを外して室外側のプッシュプルハンドルも外す
  4. 4.ドア側面についたプレートの中央にあるU字のピンをマイナスドライバーで外し、シリンダーを取り外す
  5. 5.外したときの逆の手順で取り付ける

プッシュハンドルのシリンダー交換方法は上記の通りです。種類によって、構造が異なる場合があるので、取扱説明書なども参考にしてみてください。

プッシュプルハンドル周りについた金属プレートは、上下で形が異なるので、取り付けるときには注意しましょう。

面付箱錠の鍵の交換方法

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  1. 1.室内側のドアノブについたネジをプラスドライバーで外す
  2. 2.室内側の箱の四隅についたネジを外す
  3. 3.箱側についているシリンダーのプレートのネジを外す
  4. 4.外したときと逆の手順で取り付ける

一般的な面付箱錠のシリンダー交換方法は上記の通りです。箱やプレートについたネジを締めすぎると鍵が固くなり、施錠や解錠がしにくくなるので、力加減に注意しておきましょう。

また、錠前に扉の塗装がかかっていることがあります。この場合、無理に外すと扉の塗装も剥がれてしまうので、錠前の周りの塗装をカッターで切っておくと扉の塗装も剥がれません。

鍵の交換は専門業者に依頼するのもおすすめ!

鍵交換を自分で行う方法もありますが、専門業者に依頼して鍵交換をしてもらうのもおすすめです。ここでは、メリットや交換費用などについて紹介します。

鍵交換を業者に依頼するメリット

鍵交換を業者に依頼すると、自分でやるよりもスムーズに交換をしてくれます。自分で交換をして失敗すると、コストや時間が余計にかかることもあります。

また、扉に合った鍵の種類を選んでくれることもあるので、自分でどんな種類がいいか迷うことなく交換をしてくれます。

鍵交換にかかる費用

  • ディスクシリンダーキー:約10,000〜15,000円
  • ディンプルキー:約15,000〜20,000円
  • 電子錠:約20,000〜40,000円

専門業者に鍵交換を依頼した場合でかかる、おおよその費用は上記の通りです。自分でやるよりも費用が高く感じることもあるかもしれません。しかし、業者に依頼すると、適切な鍵選びからスムーズな交換作業を行ってくれるので便利です。

※LIMIA編集部が2023年5月時点で調べたおおよその料金目安です。

鍵の交換は「カギ110番」に相談してみよう!

鍵交換したいという人は、カギ110番がおすすめです。鍵交換は種類にもよりますが、7,700円(税込)から依頼ができます。

電話やメールでの相談は、24時間365日受け付けており、気軽に問い合わせしやすいです。


※鍵の種類によって金額は異なります
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります

鍵交換を自分でする方法に関するQ&A

Q1. 鍵交換は自分でできる?

A. 自分で交換はできるが、交換する部分によって難易度が高くなる

鍵の交換は自分ですることは可能です。ただし、シリンダーを交換するのか、錠前ごと交換するかによって難易度が異なります。シリンダー交換は素人でも比較的簡単に交換ができますが、錠前になると素人が交換するのは難しいです。

Q2. 鍵交換を自分でするときにかかる費用はどれぐらい?

A. 鍵の価格によって異なる

鍵の価格は、種類やメーカーによって異なります。例えば、ディンプルシリンダーキーのシリンダーは約5,500〜6,000円、マグネットタンブラーキーは約4,000〜20,000円です。

Q3. 鍵交換を自分でしないで業者に依頼する方がいいケースとは?

A. 錠前の交換や電気工事が必要な場合など

素人が錠前を丸ごと交換するのは難しいため、業者に依頼するのがおすすめです。また、電気錠に交換する場合も電気工事には資格が必要なので、業者に依頼しましょう。そのほかにも、鍵の種類が不明だったり、鍵選びに悩んでいる場合にも業者に依頼する方がスムーズに交換ができます。

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※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年5月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
※賃貸物件の場合、退去の際に原状回復を行う義務があり、修繕費用が必要となる場合があります。必ず賃貸借契約書を確認の上で、家主や管理会社の許可を取ってから作業を行うようにしてください。
※本記事で紹介した作業を行う際には危険を伴う可能性がありますため、怪我や事故などに十分ご注意の上で作業を行うようにしてください。

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