
マンション売却で失敗しない仲介業者の選び方とは?見極め方まで徹底紹介!
初めてマンションを売却する場合は、買主が見つかるかどうか、また希望価格で売却できるかどうか不安を感じるものです。今回は、そんな誰もが抱える不安を解消するべく、マンション売却で失敗しないための仲介業者選びについて詳しくご紹介します。
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仲介業者を使うべき大きなメリットとは?
マンションを売却する際には、大きく分けて「仲介」「買取」の2つの方法から選ぶことができます。不動産会社へマンションを売却する「買取」と違い、「仲介」ではチラシやインターネットなどで不動産会社が買主を探し、売買契約へとつなげます。
【買取】
・メリット
買主を探す時間がかからず、不動産会社に売却してすぐに現金化できます。
・デメリット
売主の希望価格で売れるケースが少なく、ほとんどの場合が相場の7~8割ほどでの売却となります。
【仲介】
・メリット
売却金額を自分で決めることができる点が大きなメリットです。希望価格より安く購入したい希望者がいても、金額に納得できなければ売却する必要はありません。さらに、複数の購入希望者がいる場合には売却する相手を自分で選ぶことも可能です。
・デメリット
買主が見つかるまでの期間が長期にわたることもあります。
しかし、仲介は買取と比較して高く売却できる可能性があることから、売却時期にこだわらない方や少しでも高く売却したい方は、まずは仲介を検討するのがおすすめです。どうしても希望価格では購入希望者が現れない場合には、売却金額を下げたり、買取に切り替えて不動産会社に売却したりすることもできます。
良い仲介業者を見極めるには?
短期間で希望価格に近い金額で売却できるかどうかは、仲介業者にかかっていると言っても過言ではありません。良い仲介業者は単に買主を探すだけでなく、売主に適切なアドバイスをしてくれたり、より魅力的な宣伝広告を作成してくれたりと、満足のいくマンション売却に欠かせない、大切なパートナーとなってくれることでしょう。仲介業者選びは、マンション売却の成功に向けた重要な第一歩なのです。
不動産会社は数多く存在します。しかし、投資を目的とした物件や土地の仲介が得意な会社や、商業用の物件の仲介に強みがある会社など、それぞれに得意分野や強みがあります。そこで、次にご紹介するチェックポイントをもとに、「マンションの売却仲介を得意とする不動産会社」をピックアップしてみましょう。
【チェックポイント1:店頭に貼り出している資料】
不動産会社の店頭では多くの物件情報が掲示されています。特に、目に留まりやすい場所に掲示しているものは、その会社が力を入れておすすめしている物件のため要チェックです。中古マンションの資料が目立つ場所に複数あれば、マンションの売却仲介を得意とする不動産会社だと判断することができます。
【チェックポイント2:折り込み広告などのチラシ】
新聞の折り込み広告や街で配布されているチラシなども貴重な情報源です。広告に掲載されている物件をチェックしてみると、その不動産会社がどのような物件に強いかを知ることができます。土地の売買や賃貸物件、オフィスなどを多く取り扱っている場合は候補から外し、中古マンションの売却仲介を中心に掲載している不動産会社を選びましょう。
【チェックポイント3:ホームページ】
効率良く多くの不動産会社を比べるためには、インターネットが便利です。近隣エリアの不動産会社を検索し、どのような物件の取り扱いが多いのかをチェックします。店頭の貼り出し資料や広告と同じく、中古マンションがあまり掲載されていないようであれば、候補から外して問題はないでしょう。
仲介業者を見極める上で注意すべきポイントは?
上記でご紹介したように、マンションの売却仲介に強い不動産会社を選ぶことは重要です。しかし、良い不動産会社を見極めるためには、得意分野だけではなく次のようなポイントにも注意する必要があります。
【ポイント1:免許を持っているか】
土地や建物の売買をするためには、宅地建物取引業の免許が必須です。免許番号は会社内に掲示されている宅地建物取引業者票などに記載されています。全国に複数の支店を持っている不動産会社は国土交通大臣が発行した免許、1都道府県でのみ営業している不動産会社は各都道府県の知事が発行した免許を持っているため、必ず確認しておきましょう。
【ポイント2:過去に行政処分を受けていないか】
「国土交通省ネガティブ情報等検索システム」では、国土交通大臣・各地方整備局長などが宅地建物取引業者に行った行政処分などの履歴を検索することができます。現在の経営状況だけでなく、過去の行政処分の有無を確認しておくことで、より信頼度の高い仲介業者を選ぶことができるでしょう。
【ポイント3:違法な仲介手数料を提示していないか】
仲介業者を介してマンションが売れた場合には、成功報酬として不動産会社へ仲介手数料を払うことが一般的です。できれば仲介手数料を安く抑えたいという方もいるかもしれませんが、安さだけで選ぶと、広告に掲載してもらえなかったり、売却価格の値下げを打診されたりと、思わぬ落とし穴が潜んでいる可能性もあります。
また、仲介手数料は売却金額に応じて次のように上限が定められているため、上限を超えた違法な仲介手数料を提示している業者には注意しましょう。(なお、これらの数値は平成29年11月現在のものです)
・2,000,000円以下の場合/5.4%
・2,000,000円~4,000,000円の場合/4.32%
・4,000,000円を超える場合/3.24%
まとめ
今回は、マンション売却に失敗しないための仲介業者選びについてご紹介しました。これらのチェックポイントをもとに不動産会社を絞ることができれば、実際に複数の業者へ査定を依頼して、比べてみることがおすすめです。査定額や仲介手数料、担当者の対応や問い合わせ時の印象などを考慮しながら、信頼できる仲介業者を見つけましょう。
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