重要なのは掲載写真!マンション売却の際の「売れる」写真を徹底解説

売りに出したマンションはできるだけ多くの人に物件情報を見てもらい、早く成約を決定してしまいたいもの。そんなときに大切になるのがマンションの掲載写真です。WEBもチラシも、どんな写真を掲載するかは物件の反響に大きく影響します。マンションの売却を考えている方も「なかなかマンションが売れない」と困っている方も、なぜ売却時の写真が重要なのか、どんな写真を掲載すべきなのかをチェックしてみてください。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 23806
  • 16
  • 0
  • いいね
  • クリップ

掲載写真の内容は内覧件数の増加に直結!

中古マンション購入を検討している方は、日々多くの物件情報を目にしています。忙しい中では内覧できる物件数も限られるため、できる限り自分の要望に近い物件を絞り込んで内覧するのは当然のことです。その際「この物件を実際に見てみたい」と買主に思わせる、大きなチェックポイントになるのが物件写真です。

どんな物件なのかというマンションの全体像はもちろん、設備や周辺環境が自分の希望する条件に合っているかは、文字情報だけではなかなか判断できません。その際に大きな判断材料になるのが写真です。写真掲載は必須のものとして考えましょう。

チラシでは数枚程度しか写真掲載ができなくても、WEBであれば何枚でも掲載可能です。魅力的な写真が多く掲載されていれば、それだけ内覧希望者も増え、早期のマンション売却につながるでしょう。「物件写真は不動産業者に任せている」という方も多いかもしれませんが、物件のアピールポイントをしっかりと買主に伝えるためにも、マンションのどんなところをどんな風に撮影すべきなのか、しっかり把握しておくことが必要になります。

どんな写真を掲載するべきか把握しよう

写真はできるだけ多く掲載した方が買主の参考になりますが、ただ無作為に掲載するだけでは買主側もマンションの魅力を感じてくれません。以下のようなポイントを押さえて撮影写真をすることが大切です。

【ポイント1:部屋の雰囲気や設備内容を明確に伝える】
・リビング、個室等
部屋の全体が写るよう、部屋の角の低い位置から撮影しましょう。居住中の場合は室内写真を掲載しないのが主流ですが、掲載することで実際の暮らしをイメージしやすくなる効果もあります。

・キッチン
壁付け、対面、アイランドなど、どのようなキッチンの形でどれくらいの広さがあるのかがわかるような撮影をしましょう。特に女性にとっては見逃せないチェックポイントです。

・洗面
収納の有無など、使い勝手の良さが注目されます。

・トイレ
温水洗浄便座の有無や、広さ感もわかると良いでしょう。

・浴室
浴槽の広さ以外にも、追い焚き機能をはじめ、浴室乾燥機や浴室暖房機があるかどうかも重要です。

・洗濯機置き場
サイズ感が伝わるように撮影しましょう。

・駐車場
駐車場の形態(平地または地下など)と乗り入れがしやすいかどうかは、車利用を考えている買主にとって重要になります。

・セキュリティ設備
防犯カメラ、集合ポスト、宅配ポスト、Wロックの有無など。玄関ドアの形もしっかり押さえておきましょう。

【ポイント2:ターゲットを想定しよう】
物件によってニーズのあるターゲットは異なります。単身者向け、夫婦2人暮らし向け、子持ち夫婦向け、シニア向けなど、内覧に来てもらいたい人物像を思い描きながら、アピールするべき部分を変えると効果的です。「広さ」「収納の多さ」「設備の充実具合」など、どんなメリットをアピールしたい写真なのかをあらかじめ考えて撮影をしましょう。

【ポイント3:広角機能で全体を撮影する】
自分で撮影する場合は広角機能の付いたカメラを使用することで、部屋全体がより広く、奥行きがあるように見えます。また、設備関係は正面や横からではなく斜めから撮影して、全体が写るよう配慮しましょう。

写真を撮る際の注意点とは?

【注意点1:生活感は除外すること】
居住中に写真撮影を行う場合、極力生活感は排除しなければいけません。余程素敵な内装の物件で、ホテルのような整ったインテリアで過ごしている場合はそのまま撮影しても魅力的ですが、普通に暮らしているとどうしても日用品や雑貨など、室内写真としては邪魔なものが写り込んでしまいます。

リビングはもちろん、トイレ・浴室なども便座カバーやシャンプー、石鹸に至るまで、生活感のあるものは避けて、素敵な空間に見えるよう撮影しましょう。

【注意点2:掃除は怠らないこと】
床、壁、窓をはじめ、小物なども空拭きをしてホコリを取るなど、綺麗にしておくようにしましょう。紙媒体に掲載する場合はさほど目立ちませんが、WEBの場合は拡大表示などもできるので意外と目につきます。

【注意点3:撮影時間帯は日中が原則】
写真は室内環境によって大きく出来栄えが変わります。十分な自然光があればそれだけ明るく爽やかな写真を撮影できますが、夕方に撮影すると室内が赤っぽくなってしまい、美しい写真にはなりません。後から加工で色や明度を変えようと思っても、不自然になってしまいます。

撮影日はよく晴れた日の9時から11時頃を選ぶと良いでしょう。ストロボの使用は不自然になるのでおすすめしません。

まとめ

写真を掲載する際には、自分が物件を探す立場だったときのことを思い出しましょう。物件写真を見ていて「良いな」と思うときは、必ず魅力に感じるポイントがあります。まずは実際に物件を内覧してもらうために、最大限マンションの長所をアピールできるように努めましょう。

  • 23806
  • 16
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

LIMIAおすすめのリフォームやリノベーション、住宅設備に関する記事を中心にご紹介。施工事例や費用相場、リフォーム会社の選び方など、住まいに関する情報満載でお届…

LIMIA 住まい部さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア